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短編集なんですが、一つ一つ不思議な感じと秘密?に満ちていてなんとも言えず、美しい素晴らしい一冊。
真実か偽か、揺れ動く中の少女少年が美しい。
またこういうの書いてくれないかなぁ。
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全体的に長野さんっぽくない話が多かったかも
幕間とか、すっごい珍しい感じ
けどすごい好き
白昼堂々が途中まで入ってる
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密度が濃い。そして美しい。
官能的で耽美で、背徳的。
近親が多い気がする。
それもいやらしくなく、下品でもない。
長野さんらしい繊細さがあると思う。
読んだのが中学の頃だったので、もう一度読んだらまた違った感想になるかも。
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言葉遣いや台詞や描写がいやみなく品があって古風で私好み。辞書で一つひとつ引きたくなりました。時代設定がよかったのかな。
お話自体も読後の雰囲気がよかったです。文体の涼しさと内容の切なさが合ってて。
何回もよみたいなあ。
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表題作は面白かったけど、それ以外は苦手やった。
今読んだら違うかもしれんけどなあー。
「雪鹿子」の主人公?語り手が好きだった記憶が。
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長野まゆみにしては珍しく、男女の濃密な心のもつれた様子を含ませた短篇集。
http://www.horizon-t.net/?p=1203
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面白い。淡々とした語り口で見事に世界を作っていると思う。幕間には自分も騙されました。いやあ、読んでいて楽しかったです。長野先生の話にこういうものはつきものだと理解しつつも毎回毎回翻弄されてます。
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面白かったです。
長野作品には珍しく、女の子が深く関わってくるお話たちでした。
でもやっぱり、少年が冷たくて良いです。
時代設定が明確にされているところも好きです。二・二六事件とか。それでも長野さんの世界なので素敵でした。
「雪鹿子」「上海少年」「幕間」が特に好きでした。
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「雪鹿子 ゆきかのこ」「上海少年 しゃんはいしょうねん」
「満天星 まんてんせい」「幕間 まくあい」
「白昼堂々 はくちゅうどうどう」
5つの短編集です。
大正時代から昭和初期くらいまで?を舞台に
どこか気だるくて、どこか奔放で官能的で、
長野さん的な漢字の使い方が物凄く絶妙。
ふられたルビを見ると、ドキドキします。
狡猾さやしたたかさや執着を強調しないように
仕込んでいることで、女のアクセントとしての位置を
強調して、翻弄される少年達が更に儚く見えるという
まんまとやられた感が大きいかもです(^◇^;)