電子書籍
短編集です。
2015/09/27 00:31
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投稿者:eri - この投稿者のレビュー一覧を見る
初期の作品だと思いますが、視点が独特なので気にせずに読めると思います。何気ない、ちょっとした言い回しが気に入っています。
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川原先生の作品は全部好き!
この本にはのちに続編(ブレーメンII)が描かれる作品も収録されている。
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食欲魔人のパイロット、甘党の自衛官、あと童顔の海上保安官とか変な(でもいとおしい)人達が出てくる短編集。
食に執着する人って好きです。
最後に収録されている「月夜のドレス」もじんわりと良い話。
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初めて読んだ川原さん。
物凄くお腹が空きます…カレーとか食べたくなるんですよね、これがまた…。
面白くて美味しい話が詰まっています。
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どれもこれも好きだったけど、とりあえず代表してこれを上げてみます。
タイトルだけでしみじみ可笑しい。
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この漫画家さんは、言葉が哲学的で素敵だ。
そして描かれるひとびとがどこか、しらっと普通でない。
……表現がおかしいが、それしか言いようがないのだ。
変人……というにはいたってまともだし、かといって凡庸でもない。
本人たちはいたってまじめなのが、とても可笑しくて愛しい。
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川原泉の漫画に出てくる人物は大概食べ物への執着心が強いけれど、その中でもとりわけ「食べ物」に執着した作品集。
読み終わる頃にはカレーや味噌汁やアップルパイが食べたくなるはず。
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川原さんの作品の中で珍しく男女の関係がはっきりした作品。
何度も読み返したなー。
アンドロイドの話も、姉弟での恋愛が入ってる。
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このほんを皮切りに、青春時代に川原泉を読みあさったことが、大げさにではなく、私の性格形成に大きく関わっている。すごい影響力だ。
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「食」をテーマにした恋愛オムニバス。
幼馴染同士の恋愛に始まり、宇宙運行会社の社長と腕利き女社員というSFまで。
「釣好きで地味な女子高生」や「味噌汁を飲むことでインスピレーションが湧く洋楽アーティスト」など、少女マンガのベタから大きく外れた非ロマンティックな設定・展開でありながら、「そしてみんな幸せに暮らしましたとさ」というベタな、ロマンティックな結末で終わるのが素敵。
しかし、言葉の感覚が変わってるなぁ。なんだよ「うわあ、磯の王者イシダイ様の3段引きだあ〜〜〜!!」って。しかも女子高生の台詞で大ゴマだよ、これ。面白いなぁ、もう。
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胃袋が合うって、心底幸せだなあと思う。
私は浩文みたいな旦那さんがほしいです。
カレーでも、きしめんでもいくらでも作ってあげるよ!
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浩文に対して「口をゴミ捨て場へ捨ててきておしまい!」という台詞には大いに同意。
彼氏が夜中にも関わらず膨大な夜食を食べる時に本気で言いたくなる・・・言ったところで浩文のような答えは絶対返ってこないんだけど;
短編集なので、とても読みやすいです。
全ての恋人達に通じるのは「食」かな・・・食べ物の好みは重要なポイントですね。
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僕にとっての川原漫画の入り口 「ブレーメンⅡ」 の雛形、 「アンドロイドはミスティー・ブルーの夢をみるか」 が収録された短編集。
あぁ、素晴らしき川原泉的真面目脱力系SF・・・・。
全体的になんとなく三原順っぽい絵柄で・・・くらもちふさこ的なちょっと切ないラブコメで・・・・それを川原泉的な照れ隠しで包んだ様な。そんな感じです。
因みに、アシモフだかウェルズだかヴェルヌだかはハッキリしないけれど、何らかの作品をもじった題なのであろうと聞き手が予測して可笑しみを覚える、といったようなことを落語の世界では・・・・何て言うんだっけな。地合?地口?
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正月の「トリビア」で、石原さとみの唇を再現した映像を見て、「カレーの王子様」を思い出した人は他にもいるだろうか。
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初期の白泉社文庫は短編の扉絵が収録されていない、という何考えてんだよな仕様だった。この本はそれに加えてところどころ描き直されているのだがそんなに良くなったと思えなかったりする。それはそれとして、スカートはきたくて苦悩する江藤君と無気力な秋好さんのおとぼけ「月夜のドレス」は名作です。