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このところ来年の経済に関する本を立て続けに(去年発刊されたものも含めて)読んで来ましたが、松藤氏の著作は「劣化」の一途をたどっています。もはや経済の本でもないし、政治経済の解説本でもなく、相場についてかくたる見通しが述べられているわけでもない。
近所の大手の書店でも過去の著作は置かれておらず、新刊についても仕入れ部数は相当絞られているようでした。内容は自分の知っている知識(歴史?)のご開陳でしかない。これでは売れないでしょう。
もちろん、中学生にも分かる内容とデータを極力抑えたとプランナーの方が強調している通りの内容ではあります。また一つ一つの内容については納得できる主張も多い。
しかし、パンチがないのです。もちろんそれは、これこれだから、来年のこのころにこうなると言った将来を見通す力のようなものです。それが間違っていても文句をつけるわけではなく、なぜそのように考えるのか?を読みとりたいからです。
最後の章と付録の近未来予測に関しては、既に松藤氏のブログに掲載されたものであり、目新しい情報も入っていません。
追記:Amazonにも同内容でレヴューを投稿しました。目から鱗が落ちた方もいらっしゃるようで、ビックリしました。
同氏の著作はこれまでかなり読んできましたが、よく似た内容が多いのと大きく予測を外して会社がすってんてんになるなど、これまたビックリの人物です。ブログにも一度忠告しましたし、講演会でも疑問を呈したことがあります。
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この手の本は、トンデモ本の類も多いし、固定ファンが読んでいるので、何とも言い難い感じ。取り敢えず「成金と資産家」の頃から読んでる著者なんで、今回も手にとってみた。
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恐慌後、日本経済が急浮上することについて、あんまり書いていない気がする。
P160~P176 が、この本の中で一番、おもしろかった。
織田信長は、イエズス会に....立花京子の調査
豊臣秀吉は、奴隷売買の実態を把握していた....
徳川家は、始まりも終わりも、海外情勢を把握して国のあり方を決めた...
『信長と十字架』 立花京子著: 織田信長を考えてみる
URL : http://taigon-net-rekisi.seesaa.net/article/113997255.html
少年サンデーの「戦国八咫烏」は、よくこの世界観をコミックにしたと
あらためて感心
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とんでも本なのか、知る人ぞ知る情報なのか、判断できない話がいろいろ。読み物としてはおもしろいが、信憑性は現時点では?
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①いつ恐慌がやってくるか?
・恐慌前に金本位制になる
・2012年月初旬から6-8週の暴落
・恐慌は例外なく、秋から起こる
②日本の予測は?
・国債は未来を表している
・社内英語化のユニクロ、楽天は、2,3年後の業績はろくなことになっていない
③危機を勝ち抜く方法は?
・Goldの購入
・大恐慌直前に金本位制になる
・大恐慌になるとドル上昇
④気づき
・2,3年後に楽天、ユニクロは悲鳴を上げている
・橋本氏が一転、原発を容認したのは金融問題
・協力関係を作る人類は反映する
・チンパンジーと人間は、0.3%しかDNAの違いがない
・5月のJPモルガンの40億ドルのデリバティブ損失はこの程度では済まない
・ギリシャ、スペイン、イタリアと同様、イギリスも危うい
・日本国債ほど、健全なものはない
・世界史の中で金持ちがいない国が栄えたことはない
・超伝導が実用化できれば送電ロスが0となり、既存の火力、水力で電力をまかなえる
⑤著者の言いたいことは?
・政治家、官僚はダメだが、日本人の現場力はすごい
・困ると現場に丸投げする首相→国民は賢くなる
・欧米のエリートは、複数の博士を持っていたり、日本のそれよりレベルが高い
・答えのない問題への対処(ゲリラ戦)は難しい
・日本の大企業トップはアホ→MBA保有の欧米トップは企業から搾取している(ボーナスなどで)