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北海道に生まれ育った自分にとって甲子園で最も特別な、そして高校野球史でこれからも末長く語り継がれるあの試合について、両校の視点から描いたルポである。2名のライターによって交互に書かれているというのも興味深い。
あの2試合の主役は、両校のエースであった事は間違いないと思う。フォーム改造の手応えを掴んだ斉藤と、不運にも大会直前に体調を崩してしまった田中、この差が二人の明暗を分けてしまったのだろう。もし二人とも万全の体調だったら、などと少し考えたが勝負事にタラレバを言ったらキリがない。
今シーズンは対照的に、無傷の24連勝という輝かしい成績を収めた田中。そしてもう一人のエース斉藤は、一軍昇格の手掛かりさえ掴めずに苦しんでいる。日本中が注目するこの二人の勝負には、劇的な結末が待っているような気がしてならない。
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あの激闘の裏にある出来事が知れてよかった。
あの裏には、色んなことがあって、両校ともあの舞台に立てたんだなと思った。
あの早実対苫小牧に感動した人なら、必見。
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面白かったー(^^)あの時、手に汗握ってみてた試合の裏ではこんなことがあったのね!横浜の松坂の試合や、この早実と駒苫の試合は野球好きには忘れられない。130頁の鹿児島工捕手の二人(まーくんと祐くん)に対する評価は、現在の二人の成績となんとなく通じる気がした。一番印象に残ったのは駒苫の監督が、決勝再試合の祐くんの力配分に関して評した一言「加減はしてるけど、手は抜いてない。」このバランス感覚って、野球以外でもすごく大切なんじゃないかな。 この本で、私は監督の二人が選手に引けを取らないくらいステキに感じた。
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2006年の高校野球甲子園決勝2試合
(引き分け、再試合)の内容
試合内容だけでなく双方のチーム、選手などに
ついてもいろいろ書かれていてより試合を
楽しめました
斎藤、田中が目立っていたけれど他のメンバーや
監督なども言葉もまた内容を盛り上げてくれた
ように感じました
よかったです