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髑髏鬼灯
2023/04/29 23:37
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投稿者:ao - この投稿者のレビュー一覧を見る
世は戦国。石田佐吉は羽柴秀吉の密命により髑髏鬼灯なるものを譲り受ける為、近江南部にある"曇神社"に単身赴く。そこで出会ったのは忌み子とされる男女の双子の当主で…。『曇天に笑う』より三百年前、『泡沫に笑う』より三百年後のお話です。『曇天に笑う』にて、三百年前の話はチラッとありましたが、詳細は不明でとても気になっていたので読めて嬉しいです。これからどんな人物がどうオロチの器を巡る物語に絡んでくるのか、続きが楽しみです。
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アバンタイトルから高まる期待。うおおおおおん!今回の呪い大蛇はこの歴史上の人物と絡むのか!!大好物です(^p^)
というわけで、今のところ石田佐吉が主人公みたいな感じで進んでいるけど、今後は曇家の二人が主体になってくるのか、あるいはこのまま曇が狂言回しでいくのか?
いずれにしても、前作と随分キャラの雰囲気がガラッと変わっていて、(でも根底にはシリーズ共通のドロッとした暗いものが流れている。)シリーズものながら実に新鮮な味わい。
それにしても、真っ直ぐな佐吉に対して、文字通り雲のように掴み所の無い曇家の双子が対象的で面白い。
この二人のおかげでストーリーも何が真実で何が嘘なのか、二転三転して、お、おぅ…おお?とフックの連続。グイグイ物語世界に惹きこまれる。
そして、やはり気になるのは曇家の片割れの名前、曇阿国……こ、これは…
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画が綺麗です!とんでもなく。
あまりに美麗なんで、見とれてしまって読み終えるのが遅くなってしまった。
まったく贅沢です。
こんなに美しく描かれると戦国時代に憧れてしまうな。
しかしこの双子、極悪ですね~
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まず絵がとても好みにタイプなのと、世界観も好き。話自体はけっこう込み入ってるし、戦国時代の知識がないとちょっと置いてけぼりにされる部分はあるんだけど、主人公やその周辺のキャラ作りが上手くて、細かいことは気にせずにスラスラ読める。想像していたよりも面白くて嬉しい。一気に読める。
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曇天に笑うより前の、曇神社八代目の頃の話。
石田三成が主人公でなのが良い。
曇の双子のキャラがだいぶ奇抜だし、信用ならないかなり癖のある感じで面白い。