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一人の専門家にインタビューした内容がまとまっているが、まだ発展途上の感が強く、これだけでは何ともしがたい。
別の本を読んだら別のことが書いてありそうな、そんな土台の弱さを感じる分野。
「人による」「眠くなるまで寝るな」「昼寝するな」あたりの結論にインパクトは無い。
まぁ、色々読んでみよう。
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眠ることが大好きで、どんな状況でも居眠りしてしまう。そんな自分はロングスリーパーだと確信していて、8時間寝ないと不健康な気がしていた。しかしもう少し自由な時間が欲しい。タイトルにひかれ、健康的な睡眠時間の根拠を求めて購入。
適正な睡眠時間は人それぞれ、日中眠くなったり、作業が出来なくならないければOK。というのを参考に、11時就寝5時半起床を数日続けているのだが、今のところ快調。おそらく私は6時間半で充分なのだと安心した。
「休みの日、一日中寝ても起きた時すっきりしない、逆に徹夜をするとなんだかハイになる」、というのは私もしょっちゅう体験している。
うつ病の人が不眠になるのは寝ないことで抑うつ気分を晴らそうとしている、という説は興味深い。
本を読んでから、長すぎる昼寝を避けたり、起床時間をなるべくずらさないようにするなど、少しずつ工夫をするようになり、使える時間を増やすことが出来た。
特に不眠には悩んでいないので、私自身の参考にはならなかったのだが、「寝なきゃ寝なきゃと思うほど却って不眠が悪化する、眠れないときは布団から出るべき」という話を知るべき人はたくさんいるんじゃないだろうか。
睡眠になんらかの悩みを持っている人に勧めたい一冊だ。
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「眠りたくないときは寝なければいい」という発想で眠れない夜のあの鬱々とした気分を払拭する。これは私もおぼろげながら若い頃から考えてきた不眠対策だったのでこの本の主張は非常に腑に落ちた。
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脳は深い睡眠の間によく冷えるため、こま切れにとると、冷却の効率が悪くなって脳がしっかり休めません。16
睡眠は乱射しないで大砲でドーンと撃つのが大事。メジャースリ-プを崩さないようになるべくまとめてとってください。17
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成長ホルモンが出るのは深い睡眠の間です。
深い睡眠は眠りはじめの3時間ぐらいまでに出るわけで、何時から何時までというリズムは関係ありません。21
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「深い睡眠は、砂時計型といいまして、最初のうちにガーッと取って、砂時計みたいに全部落ちてしまえば、後は出てこなくなる、そういう睡眠なんです」119
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国立精神・神経医療研究センター研究所部長の三島和夫先生は睡眠に関して第一人者と言っても良くて、様々な知見を出しているのだが、そこらへんを焼き直して一般向けに啓発する目的で書かれた本がこれである。
ここら辺の連載で書かれていることと内容は同じ。
(http://natgeo.nikkeibp.co.jp/nng/article/20121127/332007/)
特に不眠の治療を行う精神科医・GPは読んでみても良い内容だと思う。
「常識と実際はここが違う」という視点で、様々な知見が紹介されている。
実はGPや精神科医の一部がここに従った誤った常識を広めているという事は大いにありそうな事である。
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ライターが精神生理の研究者に聞き書き。新常識は、日本人は世界屈指の睡眠不足、深い睡眠が良い睡眠とは限らない、シフトワークは健康リスクになる、不眠=不眠症ではないなど。
著者の立ち位置が微妙。専門家の言葉をカッコで引用しつつ、普通人としての日常経験や感覚や意見を語る。読みやすくはあるのだけれど。
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睡眠に関する本は初めてだったので、とても興味深く読むことが出来ました。
睡眠を侮ってはいけないなぁと思いました。
さっそく出来ることから取り入れて、質の良い睡眠を目指したいと思います!
ちょっと読みにくい文章だったのが残念かなぁ。
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眠れない時はベッドから出る。無理に寝なくていい。眠れないのにベッドにいると、ベッドでは眠れないのが習慣になってしまう。なるほど。
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睡眠に関しては医学的に大分解明されているのだが個人個人の適度な正確な睡眠時間に関してはいまだにわからないという。
個人的には適切な睡眠時間は日々変化していて、体調の変化や季節の変化など日々ある程度の範囲で分布している気がします。
本の中でもかかれていますがベッドでは「寝る」だけの場所にして、眠くなった時だけベッドに入るというのも大事ですね。
睡眠に関する説明がよくまとまっていてわかりやすかったです。
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短すぎなければ何時間寝たかとか何時に寝たかとか気にしすぎる必要はなさそうですね。無理しないのが1番。流れに身を委ねよ。
そして私は多分寝すぎてる気がしてきた笑
チェルノブイリとかの重大な事故の原因の1つが作業員の睡眠不足と考えられてるというのは初めて聞いて戦慄した。
トレードオフ trade-off
コンソリデート 定着
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特に睡眠で悩んでいるわけではなかったのだけれど、周囲には不眠で悩んでいる方もそこそこいたし、そもそも6時間以上寝ると体調不良になる不思議がわかるかな?とも思って読み始めた。
「日本人の体内時計は平均で24時間10分」
「部屋の明るさが睡眠に影響をもたらすなど、現代社会ならではの問題点」
などがわかって面白かった。
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睡眠にまつわる研究者と作家の対談スタイル
残念ながら、最新トピックスと言いながら目新しいものはなかった。
人体時計サイクルが24時間10分程度というのも、24時間超過した値であることは旧説の25時間と同じ。
良質の睡眠を取るためのポイントも、少しでも睡眠で悩んだことのある人には全く新鮮味に欠けている。
フルタイムの母親の幼児の就寝時刻が遅くなっているという統計は興味を引いた。
もし、成長に影響が現れる要因だとしたら子供のために長時間働いている母親の子が皮肉にも悪影響を受けることになる。亡国か。
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オトナは、平均で8時間も寝る必要はない。
不眠症の場合、寝室に行ってベッドで眠れないのに横になっているのはいけない。10分で眠れなければ、寝室を出て行くべき。
夜に、覚醒するような活動をするのが睡眠障害の原因になる。運動、明るい照明に照らされるなど。