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噂の時系列入り乱れ漫画(笑) 面白かったよ大好きだよ(≧∇≦)!!
一冊まるまる表題作。 まじめ男と彼女持ち。 2人が半同棲関係になるまでの、8ヶ月の日記−
出会いから急激に仲良くなって安城の彼女が去り、峰とセックスをして寝食を共にするまでの8ヶ月が、映画の場面転換のようにリズミカルに入れ替わる。 最初はホント読みづらいし必要以上に短いスパンでシャッフルされてる気がするけど(笑)
読み終わった後、ところどころに散りばめられていた気恥ずかしいような愛おしさがグワッと一気に襲ってくる。 なんだこの新しい萌え…( ̄∀ ̄*)
相変わらず雰囲気で読ませるコマ運びや台詞回しにたゆたっていると、時に確信を突かれてハッとなる。 その揺さぶられる感じがヤマシタBLの醍醐味だと思う。
あそこで谷川俊太郎の詩は良いチョイスだなぁ。 素敵過ぎて腹が立った(笑) 一見マッタリ穏やか日常淡々系にみえて、いろんな意味で感情を掻き立てられる作品。 「運命」を漫画で表すとこんな感じになるね!
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相変わらず人の日常や感情の機微がうまく描かれています。
その瞬間をすくってかためて並べた作品。
なんで時系列ばらばらにしたのかは分からないけれど・・・。「あの時はああだったのね」と少しずつ頭の中で物語を構築していきました。
表紙からして、洒落てました。オレガノってどんな味なんだろう。
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短編映画を観ているような気分になった。
時系列バラバラという斬新な手法…だからこそ洒落た台詞回しが生きているのかもしれない。
「どんなよろこびのふかいうみにも
ひとつぶのなみだがとけていないということはない」
幸せと引き換えに失われてしまうもの。
みちこさんの疎外感が悲しい。
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ヤマシタトモコさんの作品は、雰囲気とか言葉の選び方とかは好きなんだけど萌えはストライクじゃない。だからいつも3.56ぐらいの評価になっちゃう。この人の作品に即物的な萌えを求めること自体間違ってる気もする。
時系列バラバラ、だんだん慣れてくるし新鮮だけど、めんどくさい…のが狙いなのか…?最後に時系列順に並べてるあたり……
映画見てる感覚だった。パッパッと場面変わって。BLって感じは薄い。
ボーナストラックの謎の疾走感がすごく好き。
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ヤマシタトモコ節、苛烈に炸裂って内容でした、えぇ
ただ、冗談ブッコ抜きで、読んでいて頭の中で糸が絡まった。一回目は正直、疲れた
でも、その“ややこしさ”がストーリーに深みを与えてて、峰と安城の普通じゃない純愛を際立たせている、そんな風に私には思えた
ヤマシタ先生の画ってのは、線一本それ自体にエロさが宿っているからか、男の登場人物がやけに、男目線で見てると色っぽく感じる。特に、手? 骨が太くて無骨な造りなんだけど、その部位で起こす動作が、色事に通じるモノじゃなくても、いや、モノじゃないからこそ、一層にエロく感じる
何っつーのか、人間の性欲?が体を刺激して発生するフェロモンを本能的に知ってるのかな、と読んでいてドキドキした
男が読めて、「つ、使えちゃう」と思わせるライトBL漫画を描いてくれる、ヤマシタトモコ先生は半端ねぇ
本編もしみじみと感じ入れたが、書き下ろしの『the recipe』は勢いがあって、つい笑えてしまう
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時系列に並んでいないと、最初に結論言われてその答え合わせ、みたいで面白かった。
何でこの人こんなことすんの?と疑問に思う。順を追って説明されていたらスンナリ受け入れちゃうところだが、バラバラなせいで、際立ちますね。
それだけで終わるのかと思いきや、ちゅうくらいの魚の話…良かったです。
女の子が男前やなあと思いました。
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時系列シャッフル漫画。
こういうややこしいものをシャッフルさせたまままとめあげるのはすごいなあ~と素直に感心するのですが。
正直、ばらばらになってないやつも読んで読み比べたいよー、という感じです。
最後に時系列のページまとめてあるんだけどページ番号がないので時系列順に読むのは一苦労でした。
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わざと日常を断片化してシャッフルし、連続した日常の中では見逃してしまうかもしれないような感情の微かな煌きを際立たせる構成。演出は素敵でしたが、私には少し読みづらかったので普通に日を追った構成で読みたかったかもしれません。
BLでは禁じ手なのかもしれませんが、登場人物のみちこちゃんについ同情。好きな人の幸せのために身を引く。その代わりに小さな仕返しをそっと残していく。気付くとしても、彼女の恋敵にしか気付かれないようなほんのささやかな、小さな棘を。魅力的な女性を描くヤマシタさんならではかもしれません。
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音楽がない、小さな劇場でだけ上映されるような映画みたい。シネマートあたりの。
些細なニュアンスや変化や何気無い一コマがとても際立ってる。さすがの一言。みちこちゃんほんと悲しいくらい男前だった。
根気があれば付箋をはって、きちっとほんとうに順番通り読みたい(笑)。
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2013 10/28読了。
時系列をぐちゃぐちゃに入れ替えてはあるものの、核心部分は最後の方まで明らかにならない、今は半同棲状態になっている二人の話。
良いホモだった。
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ふつうに、流れる時間に沿って読みたいわ。あえて策を弄してるんだろうけど、せっかく面白い作品なのにこの読みにくさはもったいない。
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何気ない出会いで、なんとなく気が合って、一緒にいたらとても居心地よくて、何気ない一言がずっと心に残って。少しずつ心の中を占める割合が多くなって、それが何なのか認めてしまったら怖くて、自分をごまかして、でもごまかせない。そういうのあるなあと思いながら読みました。
ヤマシタせんせはいつも、そういう異性とか同性とか関係なく、人を好きになることについてのリアリティを追及されていて、とても好きです。
友愛だろうがなんだろうが、人を好きになることはいつだってシンプル。そこに線引きは存在しなくて、相手に興味を持った時点でいろんな可能性が生まれる。
ゆっくりと近づいていく二人の過程が時系列がぐっちゃりしているおかげで、より鮮明にわかって面白かったです。
でも、1ページ読むたびに何回も前のページを読み返して、あ、そういうことか!ってまるで推理小説を読んでいるような気持ちになりました。笑
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雰囲気もの。日記の形式で行きつ戻りつ話が進むのがややこしい。時系列が混乱する。連載はこれでも、単行本にするのに時系列にした方が楽しめたのではないか。
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どうしたトモコ!!!!!!!!!
今までヤマシタさんの作品は全部買ってきたんだけどエッセイあたりで「ん!?あれ!?マンガは!?」って思うようになり、それでもまぁ絵や会話文が好きなので買いつづけていたけど今回はなんか、あれ!?キャラクターにも話にも魅力を感じなーい)^o^(
時系列とかは別にどうでもいいよ、そういうのもアリだなと思うし、ややこしくはあるけどそのぶんおもしろみもある。
ただ今回キャラクターすごく薄っぺらい。どこに魅力があるのだ。なに?平凡萌え?萌えねぇよ。短編敷き詰めましたみたいな構成だけにキャラクターに全然愛着が持てないまま終わってしまったよ。
今までこんなことあんま無かったよ!!!!どんだけ短い話でもキャラが濃かったりおもしろかったり、ビビビッとくるセリフがあったりした!のに!なにこれ今回!!!なにも…何もビビビとこなかった…。ほんとページめくっていったら一冊終わりましたわ。どうしたトモコ。なに、BL書きたくないの…?
なんだ最後のオレガノ活用方法漫画も!知らんわ!オシャレか!オシャレっぽさなんて求めてねぇぞこっちは!!
私はヤマシタさんの、雰囲気あるお話が好きだった。間とかしっかりしてて、絵が綺麗で、セリフが特徴的でさ。「恋の心に黒い羽」で表紙買いして、表題作で号泣して、何回も読み返して、そんでそっから全部集めてんだ。BLからNLに移っても、キャラも話も好きだった。これはこれでいいなって思えた。
でも今回はだめだ…なんか、違う。変わっちゃったよトモコ。
これからは買うのやめようかな。なんかすごく悲しくなった。
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な、生々しいな!事件なんて起こらない普通の生活の断片。ちょっとした事の積み重ね。いつの間にか好きになるってそーゆーことよね。他の主人公とかぶらないようにしたのか眼鏡君は甘ちょろ生真面目顔過ぎてこーなりそうにない違和感有り。性格はいつもどうりやし(笑)(いや安心)
で、「……おまえなんて好きじゃない……」が2月7日で、触り触られるのが当たり前になってるのが5月19日。早くね!?え、わたしの警戒心強すぎ…?いやいやもっと葛藤しようぜ!ハゲるくらいに!!「……おまえなんて好きじゃない……」を、後五十回!!!