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[ 内容 ]
「日本国憲法は戦争を禁じているから善い」←→「善い憲法が禁じているのだから日本は戦争ができない」。
戦後の日本人が陥っているこの循環論法に、あなたはなんの違和感も覚えませんか?
憲法九条をめぐる長年の論争は、否定を許さない「平和主義」の理想にからめとられ、大切なことに目をつぶっている。
風雲急を告げる国際情勢下で、日本が歩むべき真の平和を模索したい。
戦場なんか行きたくないはずの「軟弱者」が、戦争に巻き込まれないために考えるべきこととは。
今こそ私たちにとっての憲法を問い直す。
[ 目次 ]
第1章 戦争は絶対悪なのか(回路の外から眺めると 「正しい戦争」も捨てられた ほか)
第2章 1990年代前半に見えてきたこと(自衛隊出動せず 非軍事物資とはどういう意味だ? ほか)
第3章 それでも戦争に反対する人びとの言い分(悪者はだれだ 弱い者を悪から守ろうとすると ほか)
第4章 憲法を支える/憲法によって支えられる真理(よい憲法なら改めて選ぼうとする姿勢 憲法は内容さえよければいいか ほか)
第5章 正義をめぐる螺旋階段をもうひとめぐり(古だぬきの正義批判 立場をとらないのはどんな立場か ほか)
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