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原作があるまんがでここまでまんがとして堪能できた本はありません。原作と共通しつつ違った晴明像、魔術師たる男の生き様がほろほろと桜が散るごとく美しい。
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夢枕獏原作・マンガの清明は原作とまた違った俗物っぽく飄々とした感じで、原作とは違う安陪清明が楽しめます♪
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原作の方は既に、チェック済みで漫画化されると聞いた時は、正直、どうしようと思ったのですが。
岡野女史ということで、一安心vv
この方なら、ちゃんとしたものを描いてもらえると……。
原作の良い雰囲気を壊さずに、且つ、岡野エッセンスがあますことなく展開されているあたりが……イイです。
清明の親友である博雅の人柄とかが、上手く表現されている。
本当に、いい漢なんです。
色々と、難しいやや専門的なことが描かれていますけれども、それをすっとばして読んでも楽しめるシリーズです。
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自分の勉強不足といたらなさで、内容がほぼ分からなくなってきてる
けれど買ってしまうのは、絵が好きであることとこの三人のキャラクターか
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久し振りにマンガで読んだ。11巻だったせいか、ちょっと話がわかりずらかった。
文庫本では読んでいたので背景はわかるが、ストーリーが前の巻から続いているようだ。
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感じることの大切さ。目に見えるものがすべてではない。
善と悪に境界はいらず、万物はひとつの理に成り立つ。
救い救われる。
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「原作を越えた」と原作者の夢枕獏に言わしめた作品。絵の美しさと大胆な展開が他の追随を許しません。漫画の域を超えています。特に後半の、原作からどんどん飛躍していく物語に関して、僕はおそらくその10%くらいしか理解できていなく、正直なところ「玄象と巻き物かわいいな」、くらいの勢いの駄目読者なのですが、その世界観には大いに感銘を受けました。
10巻以降、辞書みたいな厚さで、腕が疲れます…。
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図書館の本
真葛が身ごもる=時代が身ごもる。
すべてが種から動き始める。
すべての始まりは闇。一歩間違えば飲み込まれてしまう深遠。
いつものように博雅が気がつかずとも正しいほうへ動き始める。
楽譜が博雅に戻って本当によかったと思う。音楽は神に、世界に通じるものなのだと改めて思う。
つわりにきゅうりねぇ。
一緒につわりになる清明もいいな。
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読むのがむちゃくちゃ苦痛だった巻。
最初の頃の小説ベースの話はめちゃくちゃ面白かったのに…。
晴明さんの特異性をこういう形で説明して欲しくなかったです。
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前巻からダイレクトに続いている話みたいで、ひさびさに読んだら前巻の状況をすっかり忘れてた・・・。でも前々から状況を把握するのに手こずっていた作品だったけど、良くも悪くもますます敷居が高い作品になっている気がする。
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2016.2.7市立図書館(長女)
白虎の巻
・安倍晴明 竜宮の宝玉を得ること
・キョーフの真葛サマ絵巻
・安倍晴明 温明殿の霊剣を修理すること
・安倍晴明 闇に懐胎すること
・安倍晴明 闇を解くこと
・賀茂保憲 高雄山にて霊剣を修理すること
内裏再建にむけての地鎮、絶体絶命の晴明をこの世に繋ぎ止めるのは真葛の念と博雅の機転。消失した霊剣や楽譜をめぐる話。
支えあう晴明と真葛、畏敬しあい無意識に強く結びついている晴明と博雅、そして晴明と保憲の師弟時代からの確執。
巻末の付記によると、月や剣に関する情報や体験がイモヅル式に作者のもとに集まってきて導かれるように描かれている模様だが、髪を逆立てオッドアイになった晴明こわい…いまや情に厚く美しい博雅&自信家だけどいじらしい真葛の存在が晴明にとっても読者にとっても救いでありいやしであり。
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2018/11/20 詳細は、こちらをご覧ください。
『あとりえ「パ・そ・ぼ」の本棚とノート』 → http://pasobo2010.blog.fc2.com/blog-entry-1028.html
陰陽師 (11) (Jets comics) 白虎 (ビャッコ)
内裏の火事で、百済から献じられた古代以来の二振りの霊剣(破敵と守護)が焼失。
帝(みかど)の命により、『陰陽寮』が霊剣の複製を鋳造することになり、
霊剣に必要な象徴は、安倍晴明と賀茂保憲により選定され、
この霊剣に霊威を込めために道教の祭祀の1つ『三皇五帝祭』を行う。
じつは、安倍晴明は、炎上する温明殿から 二柄の霊剣を救い出していた!
さらに、和邇部太田麿の宜陽殿竹譜まで救出しており、それを博雅に渡すが・・・。
2015/12/04 友人から借りる。2/5 読み始める。2/25 読み終わる。
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「安倍晴明 竜宮の宝玉を得ること」など、6話を収録しています。
焼失した内裏の再建のため、みずからの役割を果たそうとした晴明はその後、百済からもたらされた霊剣を手に入れ、それを元の姿にもどすことを勅申し、少納言藤原野兼家のもとで修理をおこなうことが認められます。
しかし、晴明に出し抜かれたと考えた保憲は、霊剣を修復する役目を晴明から奪い取ろうとします。晴明は、表向きは保憲に譲りつつも、霊剣を自分の手元にとどめておきます。しかしそのことを知らされた博雅は、晴明とみずからの立場の板挟みとなり、苦しむことになります。
高雄の神護寺での儀式をおこなわれることになり、晴明は保憲や博雅、そして関白になることをめざす兼家らがいだく、ひととしての思いを量り、それらを包み込むことで、天と地をつらぬいている神秘の中に降り立ちます。
巻を追うごとに幻想性が強くなっていき、少々ついていけなくなってきました。
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『安倍晴明 竜宮の宝玉を得ること』『キョーフの真葛サマ絵巻』『安倍晴明 温明殿の霊剣を修理すること』『安倍晴明 闇に懐胎すること』『安倍晴明 闇を解くこと』『賀茂保憲 高雄山にて霊剣を修理すること』盛りだくさんで、分厚くて本を持つ手が痛くなりました。内容は人の世界のことではなく神や魔物の領域のことであるせいか頭で理解しようとしても意味不明で困りました。だんだん難しくなりますね。真葛の懐妊おめでとうございます。そして博雅は晴明のことを…そうだったのか!いや知ってたけど。でもはっきり言語化されるとビックリする。
ここでひとつの時代が終わる。次巻から新しい時代に進んでいくのだろう。
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最初の頃の巻に比べて、どんどんストーリーが希薄になってきて、言葉の羅列のような意味不明な内容になってきている。この11巻などは、分厚い割にはストーリーについてはほとんど無いような感じだった。
あと1巻で完結するというけれども、あまりぴったりまとまるように終わる雰囲気ではなさそうだ。
比べれば河図洛書が初歩のようだが、違う。
これが結論さ。単純明快なる宇宙。