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竹島問題、ウトロ地区問題、外国人参政権など、日本人としてもっと勉強して、日本人としてのアイデンティティーを確立していかなければいけないと強く思った。基本的なことしか知らなかったんだなと反省。ただ、保守側からだけでなく、左翼からみた考え方も勉強しておく必要はありそうだ。
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このような本が書店に並び、普通に購入することができ、またAmazonでベストセラーとなってしまうことが果たして想像できただろうか?
書かれている内容はネット上で政治系のまとめサイトをいくつか読んでいれば見たことのある内容なので目新しさはないが、歴史的経緯がコンパクトにまとまっていて状況を整理するのに丁度よい。
タイトルを見れば嫌韓とはなにか?が書かれているように見えるが、実際には、なぜ嫌韓となったのか?が書かれている印象が強かった。これは在特会の成立の過程や活動内容が随所に織り込まれているからではないかと思う。在特会の活動についてはすでに著作があるので、もう少し嫌韓とはなにか?の側に寄せた内容でも良かったように思う。また、海外の嫌韓について触れられていないのも気になった。おそらく在特会のメインの活動である在日朝鮮人問題に絞るためにそのようにしたのだろうが、大嫌韓時代というタイトルにするのなら海外の嫌韓についても触れた方が特定の集団だけが嫌韓を叫んでいるわけではない事が伝わったと思う。
今の嫌韓本ブームで本書を手にした一般の読者にとっては驚きの連続だったに違いない。何しろこれまで公には語られることのなかった(≒”意図的に”報道されなかった)韓国の反日、竹島問題の歴史的経緯、そして在日朝鮮人に対する特権が生まれた経緯が根拠とともに列挙されているのだから。
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在日韓国人・朝鮮人の問題についての詳しい内容については、本書を通じて知ることが出来ました。思えば僕が学生の頃、学校で差別問題を取り扱った映画を観せられ、感想文を書かされた事だけが思い出されます。当時は差別の歴史的経緯や、どこにどんな問題を孕んでいるかも知りませんし、教えてくれることもなかったのです。ある意味この問題はタブー視されていたといえるのでしょうね。ただ差別問題は、知らなかったら知らないで通っていたのに、なぜそれを問題視して穿り出そうとするかも分からないまま、大人になってその問題を目の当たりにしたときに、大きな衝撃を受けたことを覚えています。本書は、その問題を逃げることなくあからさまに書かれていること、差別問題と世間では言うけれど問題の本質は臭いものに蓋をしてきた日本人にこそ原因があったのであって、差別は差別ではなく区別して向き合う心構えが大事であると書かれています。そういう意味で非常に考えさせられ、また次世代に禍根を残すことなく断ち切る勇気を持つことが日本の将来を明るくするのだと感じました。良書だと思います。
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橋下市長との会談を見て、どんな主張をしている団体なのか本を読んでみた。書いてある内容は普通にまとも。「へ~、こんなことあるんだ、戦後の日本の自虐史観を良いように利用されたね」という感じ。ただ、あちらを責めるよりも、やはり日本人自身が付け込まれないよう、毅然とすることが大事だと思った。そのためには歴史を勉強しましょうということ。
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いたって冷徹な論である。橋本大阪市長との激烈なる対談からは想像の出来ない冷静さにまず驚いた。こういう類の本は感情を煽るパターンが多いのだが、そうではない。数字をきちっとあげながら在日問題を分析し、おかしいことはおかしいと述べている。こういう人が激して支離滅裂な論を吐くのはおかしい。
と考えると、桜井誠会長のあの対談は、計画的な炎上パフォーマンスであったのではないかと思える。あえてあのような態度に出て、在日問題を世に顕在化させたのではと。。。。
内容については、思想信条に関することなので和えて賛否はノーコメントとします。思想信条の押し付けはあまり好きではないので。星評価もしません。
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橋下市長との「オマエっていうな!意見交流会?」が面白くて、在特会会長の桜井氏に興味を持った。
あの動画でも桜井氏のテーブルの横にこの本を宣伝のために置かれていたが、地上波のTVでは本時代にモザイクがかけられる始末。
更に興味を持ちAmazonで調べてみると430以上(2014.11.10現在)レビューされているベストセラーではないか。
ここ1-2年の韓国との問題を改めて羅列して読むことができる。
・李明博の竹島上陸
・土下座せよとの天皇陛下侮辱発言
・従軍慰安婦デタラメ証言(告げ口外交)
・在日韓国人の犯罪率
・年金未払いで年金貰える特別永住資格の在日特権
タブーとされていたのかこのような嫌韓本は今まで目立って発売されていなかったが、本書の問題定義は日本人ならば誰もが納得できる内容になっている。
国内では永遠の0がベストセラーになるなど若者の愛国心が強くなっている。そんな中本書が注目されるのは当然のようにも思えた。
今後日本としては移民受け入れないことを決断してもらいたい。
また、ほとんどの主張は賛成できるものであったが、この在特会の「ヘイトスピーチ」と揶揄されているデモ活動について一点気になることがある。
韓国国内での過激な反日デモと、新大久保で繰り広げられているデモ活動は、一部の人だけだとは思うが似たような過激なヘイトスピーチになっている。
過激にしないと問題提起として政府へ、韓国へ声が届かない!という気持ちもわかるが、それだと韓国人のソレと変わらなくなってしまう。
同等の国に見られることは恥ずかしいので、ひとつ大人の目線でデモしてほしい。
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「ヘイトスピーチ」で有名になった在特会の元会長によるいわゆる嫌韓本である。
内容は、韓国の反日、在日朝鮮人・韓国人問題、竹島問題などを分かりやすく説明しており、デモなどで見る過激な著者の姿とは違い、書きぶりはいたって冷静である。
この本を読むといわゆる朝鮮・韓国問題は一種のタブーとなっており、あまりマスコミなどで情報が出ることがなく、知る機会が少ないことに気づかされる。
この本で著者が書いていることの真偽は今の私には判定できないが、日本人なら誰しもが持っているだろう先の戦争に関する責任感などの根拠となる知識も、自分は持ち合わせていないことに気づかされる。
この問題を含めて自分なりに色々と知らなければならない、という思いを抱かせる本であった。
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在日特権を許さない市民の会というのでとんでもない左派かと思っていたが、在日韓国人の逆差別の問題などの活動をしていたようだ。
慰安婦問題は氷山の一角だと思わされてしまう。全て韓国が悪いかどうかはわからないが強烈な活動日記だと感じた。
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都知事選出馬で桜井誠氏を読んでみた1冊目。
第一章 異常反日が吹き荒れる韓国
第二章 竹島問題の新たな局面
第三章 在日という異常反日集団
第四章 新時代を拓く「行動する保守運動」
第五章 アジア主義との決別
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在日韓国人の特権を許さない市民の会代表の、桜井誠氏による本。右翼的な思想を持つ人の本を読んだことが無かったので、読んでみた。本人は「保守」と言っているが、そのあたりの棲み分けはよくわからない。
主張する内容は過激である。在日韓国人が生活保護や年金を受け取るのが許せないらしい。
歴史的ないざこざについて、韓国人が何度も日本政府に謝罪や賠償金を要求したり、従軍慰安婦の像を韓国の外にまで設置したり、今度は徴用工問題を蒸し返している点については、私も日ごろ不思議に思ってはいる。本書は、既に日本に住んでいて韓国籍を維持しながら、選挙権を主張したりするいわゆる在日韓国人が、外国人の中でも特別に優遇されている点を指摘している。
皮肉なのは、韓国のニュースのように、「なんと愚かなことに」的な表現を使っていることだ。不条理なのは理解できるが、こういう何かや誰かを憎むといった、ネガティブエネルギーを抱えて生きるのは疲れるだろうな、と想像する。
右翼の人たちの主張と彼らなりの正義が一部分かるかもしれない。
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在日特権を認めない市民の会。
ムッチャわかる。
在日と、通常の外国人、あえていうなら、日本人や帰化人との違いがよくわかってない人も多いんじゃないか。
実態が判った上で、どれだけ日本が遠慮してるか知ったら、そりゃあ、怒りが込み上げようと思う。
もっと、そこに絞って詳しく書いたものも読みたかったと思うが、半島の方々についても著す。
書いてある内容に間違いはないと思うんだが、若干、感情に基づく推測が織り込んであって、なるほど、「嫌韓」が溢れでる。ヘイト、と言われかねないところも確かにあると感じた。
少し前の本ではあるが、価値あり。