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消失シリーズからすっかり作家さんのファンになり、今回もどんでん返しを期待して購入。
全く関係がないように見える場面が後半に入りどんどん繋がっていく様子はやはり圧巻でした。
主人公たちが中身をどんどんさらけ出されていく場面は、自分の中にもある汚い部分を見せつけられているようで苦しく、しかしとっても爽快でした。
オカルトじみた展開には少し引いてしまいましたが、それでも構成とキャラクターの魅力に引き込まれ、最後まで楽しんで読むことができました。
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82:意外に、ファンタジー要素が入っててびっくりしました。香砂ちゃんが登場した時はただの「イタイ子」だったけど、それなりに科学的アプローチもされてて、ファンタジーのようなSFのような、というノリでした。長沢作品のキモともいえる「映像」を絡めたミステリで、学生たちの雰囲気や夏目くんのプライド問題なども盛り込まれてて、かなりギッシリ感があったような。犯人を追い詰めるシーンはすごくよかった!
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ストーリーや謎解き、伏線の回収にさらにちょっとした仕掛けなど、この作家さんらしさは健在です。映像科の学生をメインに話が進んでいくところも同様です。しかしながら他の作品に比べてストーリーに入り込みにくく読み難さを感じていました。途中でファンタジーというかオカルトっぽい部分が出てきて納得しましたが。そのあたりが私の読みたかったものとは違ったからだと思います。決してどこか悪いとかではなく、むしろ良く計算されているとは思うのですが、人は選ぶ気がします。その後がとても気になりますが続編があるのでしょうか。
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途中までつまらないとおもっていたけれど最後一気に読んだ。渋谷で悪意を地夜叉により退治する赤ジャージの少女と、ドキュメンタリーをとる学生の話。結果おもしろかった!