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真山仁の得意テーマである、エネルギー問題。今回はアフリカの小国に眠るウランを巡る国際的な駆け引きと、自身も新聞記者であったことから、リアリティのある取材場面。そして、主人公である首相補佐官の、国益を最大限に考える真摯な姿勢。まさに、一気読み。真山ワールドを充分に堪能できる期待通りの一冊。
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コラプティオとは「汚職」。 東北大震災後の日本復興を目指した、宮藤総理を支える白石と新聞社で政権の見張る同級生の神林。その対立の中で宮藤総理の裏の部分について知っていく白石。政治とはこうして腐敗していくのかと言うことを如実に語るこの物語。しかし、ある面こんな、総理が出てきて欲しい気がするが、今の阿部さんはちょっとここまで国民を熱狂的にはさせてくれないね。
この宮藤総理は理想的な首相であるが、権力は腐りやすいと言うことでもある。難しい。
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真山作品にしてはラストが充実。
葛藤する学者秘書の存在が明らかにモデルの実在を感じさせる。
大須賀官房長官は、菅義偉…?
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読了したが、もう一度時期を改めて読み直したい。
政治が題材だけど、自分の知識量が少なくてうまく咀嚼できない。
読み物としてはおもしろかったので
次はじっくり考えながら読みたい。
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少し終わり方があっけなかったが、本当に面白かった。政治と原発というとてもセンセーショナルなテーマに一気にはまってしまった。
政治、少し興味を持ってみようかな。
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読んだのは二回目。どうしても、ハゲタカの原作者として、マネーな話題で展開される企業小説を期待してしまう。今回は、震災、政治、マスコミ報道、アフリカなど、テーマが深く、こちらが現実との違いを感じながら、考えさせられる。腐敗や汚職は、古代から避けられなかったのだと、改めて思い知らされたような気がしました。
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稚拙だったものが本物に成っていく。
本物だと思ったものが虚像に成っていく。
希望、正義、虚栄心、腐敗が絡み合う人間のぶつかり合い。
登場人物の心情の変化に引き込まれていき、底にはやはり熱さが感じられる。
クライマックスをさらに厚く描いてあれば…
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連載は3.11以前とのことだが、文庫本は大幅に加筆されている。
エネルギー問題。簡単には答えは出ないが、この作品は小説ではあるがなかなかに奥が深い。
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震災後の日本に現れたカリスマ総理・宮藤隼人は、”禁断の原発政策”に日本復興を託すが、その矢先、一人の日本人がアフリカで殺される。事件の背景に広がる政権の闇を追いかける新聞記者と、宮藤を支える若き側近は、暗闘の末、最後に何を見るのか。謀略渦巻く政治の世界を白熱の筆致で描く真山文学の真骨頂!
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大メディアの役割は権力の監視だと改めて感じた、真山仁著『コラプティオ』> 詳細 >「身軽に気軽に移動のできる、創造的な人生を送るためのブログ」http://goo.gl/mvEJMd
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震災後の政治の話。
復興を進める総理大臣と、それに仕える秘書官、そして幼馴染の新聞記者が主役。
権力の腐敗はなぜ進むのか、その辺りを考えさせられる話。
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小国のウラン鉱山の利権をめぐり、原発を売り出したい首相陣と新聞記者の攻防。首相の補佐も国の大事かクリーンさかで揺れる。
単純な正業vs.悪ではなく、皆自分の正義を貫こうとし奔走する。話の展開が読みづらく、次が気になる。流石真山氏、キャラが魅力的適材適所のキャラがしっかり話を進めて、幅広く彩りを着けている。ラストも良く、読みごたえ充分。
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政治と原発を真山仁が描く。
とは書いてあったけど、あまり原発関係ないのでは。
やっぱり権力は腐敗するのかね。
必要悪は悩ましいけどね。
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初、真山さん。
隅々まで行き渡る取材、その取材データから離れてふっと小説(ある種の俯瞰)を作り上げられるというのは不思議な能力だ。ノンフィクションに固まり過ぎず、そこから想像ができるのだから。
本書は3.11後に書き直されているが、私が読んだのは書き直された後のもの。雑誌掲載時の本書も読んでみたい。直木賞は真山氏のようなエンターテイメント小説を評価する土壌がないのか。疑問に思った。
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期待してたほどおもしろくなかった。震災後、加筆したのがどれぐらいのものかわからないけど、後ろに参考文献掲げているわりに小説として何かテーマを深く掘り下げているわけでもない。かといって最初からエンタメを書くって振りきっているわけでもない。中途半端。