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殺戮に至る病ほどの圧倒的などんでん返しはなかったけどおもしろかったです。
殺戮に~と比べると非常に文章が読みやすく、作中でも登場人物同士が喋ったりしてるけどギャグみたいな推理もでてきたりでけっこう笑いました。
僕は監督みたいな人は好きじゃないかな。
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倒叙ミステリとしては、そんなに驚くこともなく、でも確かによく考えられているかとも思うが、ふーんって言う感じでそれほどやられた感がない。
携帯電話もない時代が背景なので、監督捜しでは、も一つピンと来なかったのかもしれない。
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完成間近で失踪してしまった映画監督。
犯人が告げられぬまま進められた撮影現場は騒然。
どうにかして台本から手がかりを探し、スタッフ達は映画を完成させようとするが……
推理小説ではありますが殺人はおこりませんので安心して読める作品です。
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驚きはなかったけど納得はした
映画詳しくないからあんまり話についていけなかった
ヒロインが同性に嫌われるタイプだった
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新作の撮影中に失踪した映画監督。
結末を知るのは監督のみという状況での失踪に、残されたスタッフと出演者はパニックになってしまう!
監督探しをしたりみんなであれこれ会議をするのだが、結局撮影済みのシーンから映画の犯人を推理する事に。
何故監督は失踪しなければいけなかったのか?その理由と映画の意外な結末とは!?
僕はそこそこ好きです!
何だかんだその結末に騙され、20年も前の小説なのに今読んでも違和感がないことに驚きましたしね。
だけど映画のうんちくが随所にあり、もう少しどうにかならなかったのかな?と。
それでも、普通に面白い作品だと思います!
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「殺戮にいたる病」を基準に読んでしまうのが悪いのか、いまいちインパクトが欠けてたなぁと思ってしまった。ただ、期待値が大きすぎただけで面白い内容だったと思う。出演者にシナリオを書かせたらああなります(笑)
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映画完成を目前にして監督が失踪。残されたスタッフたちは? ちょっとした推理合戦の趣はなかなか面白かったけれど、壮大なカットバックというのは正直あまりそそられなかったです。
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ストーリーが平凡すぎて、途中で結末がどうでも良くなった。オチもパンチない。殺戮のハードルが高すぎるというのもある。
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結末部分の撮影を残して失踪した映画監督・大柳。
残されたスタッフは誰も結末部分のシナリオを持っていなかった。
スタッフ、キャスト共に何とか映画を完成させようと会議を開き、それぞれの言い分を聞き、結末部分の撮影を終える。
小説ではよくある叙述トリック。
「やられた!」と悔しがりながらも楽しめる作品もあれば、推理するまでもなくバレバレな作品もある。
14年前に書かれた作品なので、多少そのころ特有の描写はある。
たとえばトランシーバーは、さしずめ今ならばスマートフォンになるのだろう。
しかし、良い作品はどんなに時代が変わっても面白い。
映画好きにはたまらない描写も多い。
推理小説好きには、登場人物といっしょに「映画の結末として何が正しいのか?」を考えてみるのも楽しい。
それにしても、大柳監督というのは何て人が悪いんだろう。
メイキングビデオとは・・・。
とは言っても、スタッフやキャストには申し訳ないが本当にそんなものがあるなら是非見てみたい。
ストレートにぶつかり合うキャストやスタッフの損得勘定は、きっと面白い。
見せ場は絶対に渡したくない!というのは役者としてはあたり前のことなのだろうが、芝居の実力さえ度外視しての取り合いは滑稽でさえあった。
あまり期待せずに買ったけれど、良い意味で裏切られた物語だった。
何となく得をしたようで気分がいい。
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ミステリ映画の撮影の最中に監督が失踪。
だが、監督が「みんな騙してやる」と豪語する、謎の結末は誰も知らない。
残ったスタッフたちは自分たちで結末を推理し、映画を作り上げていく。
設定が面白く、展開も早いため、飽きずに読める。エンタメとしては十分に面白いと思うが、肝心のミステリ部分は、少しハードルを上げすぎたかな、という感じ。
やっぱり監督が考えた仕掛けっていうのが本書の肝。だが、正直そのトリックが少し弱かった。
監督が失踪した理由っていうのは数年前に流行った「カメラを止めるな!」を思い出させる。
(本書の方がだいぶ前だけど)
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個人的には映画については全くわからず、冒頭から映画蘊蓄にはちょっと辟易しました。あー苦手…と。
話が進むにつれて、もしかして美奈子は娘か⁇監督の居場所を知ってて連絡してる⁇このドタバタをドキュメンタリーにして終わる⁇と、予測はつきました。
最後は、作中では大絶賛されてたけど、へー…って感じでさほどの感動はなく。映画に無関心なわたしみたいなのが読んではダメな作品なのかなと、個人的には思いました。
残念。
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映画の撮影中に、突如失踪した監督の行方を探すと共に、残されたスタッフとキャストが、映画の結末を推理する過程を描いた物語です。
作中で取り上げられる数々の映画作品について、登場人物たちが語り合うのがとても楽しそうで、映画に詳しくなくても興味を惹かれるものがありました。
我孫子さんらしいユーモアと、ミステリとしての試みの面白さを両立させた、そんな一冊だと思います。