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この本は現在「電撃大王」にて、ガンパレード・オーケストラを連載しているさなづらひろゆき氏の初単行本です。
自分は氏の漫画にBattle Cinder-Ellaから入りました。
ちと話が変わりますが、ガンパレード・マーチというと原作は知りませんが、当時malcolm.x氏が描いている同人誌を盛んに買っていたのを思い出しました(隆山旅館温泉組合、JO−HTB、Volunteers等)。原さんの鬼畜ネタが多かった気が。最終的には、画より文の方が好きになりましたが。
話を戻しますと、この作品はBattle Cinder-Ellaから3〜5年ほど前の作品ですが、画はこの頃には既に完成されていたのかと感じました。最新作が気に入って古い作品を購入すると、がっかりすることが多々有りましたので、こんなことが新鮮に感じました。
話の流れは被験体であった速見が、官憲の追及を逃れるために軍隊内に於いて地位を得ようと入隊するものの、仲間との触れ合い、悠木映の死を切っ掛けに人間として成長していく話です。原作の流れは知りませんが、読み易く移入しやすい作品だと思いました。キャラとしては、ブータをもっと見たかった気がしましたが・・・。
あと、原作がソニー・コンピューターエンタテイメントとなっているのには、首を傾げましたが。PSゲームが原作だからでしょうけれども。元々はアルファシステムが元の筈ですから、併記するべきだったのではないでしょうか。