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すっごく面白い。ワクワクするし、ドキドキするし、昂るし、漲る。主人公無双の傑作。凄く丁寧に練られていて物語に夢中になる。
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帯通り、ようやく戦争および内乱に決着が付いた第6巻。
これまで散々「面白い、面白い」言い続けてきたけど、この巻はその中でも「最高水準」といってもいい素晴らしい出来でしたね。
特に最後の「サフィール(元バカ王)との対決」は、本当に心が震えた……初めて「戦」を知り、己の矮小さを知り、生死をかけた戦いの中で「王としての本質」に目覚めたサフィール。
けどその覚醒はあまりにも遅く――もう少しだけ“なにか”が違っていれば、別の未来もあっただろうに。
ほんと、素晴らしい。文句なしの名作! 強力にオススメです!
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謝れる。自分にできないことを認められる。人を頼れる。有能な者を妬まず下位の者を蔑まず、助言も諫言も隔てなく受け入れる。
立場が偉くなるほどできなくなる人が多いのでは。