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表紙からバスケの話だとは思ったけれど、アリウープもバスケ用語だったのね。パスを空中でキャッチしてそのままシュートするってすごいよ、確かに。
バスケがやりたいために、背伸びして受験した高校に合格。やるじゃん。予想通り勉強のほうは苦労することになってしまうけれど、バスケへの執念は凄まじい。
入部届を出したら、
3年生の飲酒問題で1年間は試合に出れないことになったから
と2年生は入部を嫌がるし。
それでも諦めないジュンベー。なんか高校生って感じでいいな。
すごく熱心な1年生、2年生との試合には負けてしまうけれど、情熱にはかなわなかったみたい。入部できることになって良かった。
何かに夢中になれるって素敵☆
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バスケがしたくて名門校に進学したジュンペー。
しかし三年の不祥事で一年間試合ができなくなった二年生は、一年の入部を認めないと言う。
熱くガムシャラな青春まっしぐら。
スピード感あり楽しく読めたがあまりにあっけないラスト。
もちょっと起伏が欲しかった。
【図書館・初読・4/24読了】
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私の中で、「五十嵐貴久 青春シリーズ」と呼んでいる一連の作品がある。
「1985年の奇跡」や「ダッシュ!」「サウンド・オブ・サイレンス」などがそうなのだが、本作は「サウンド・オブ・サイレンス」のバスケ版のような感じである。
ライトノベルの雰囲気もあるかな。さらっと読めて、すかっと爽やか。
難しいことは何も考えなくていいし、エンディングはいつも同じパターンでハッピーだ。気楽に読めてとても楽しいんだけど、ちょっと物足りなさも残る。
ジュンペーは信じられないほどノーテンキな男子である。(それにしても「ジュンペー」とは、なんと秀逸なネーミングであろう。音も文字列もすべてがキャラクターを見事に表現している)
文武両道の進学校に奇跡的に入学を果たす、というオープニングからしてとてもマンガチックだし、その後の展開もまた漫画のようだ。テストの存在をあそこまで無視できるには、もうちょっと何かあってほしいと思ってしまう。
2年生の拒絶反応もまた、あまりにも表層的だし、一面的に見えたので、最後の大団円が若干うそ臭く見えてしまう。
がしかし、これはそういう難しい内面については考える必要のない物語なんだろう。バスケの試合展開を文字で読むのはなかなかつらいものがあるけれども(ダンスもそうだった)、とにかく男子高校生が一つのことにばかみたいに熱中しました、という物語は読んでいても楽しいものだ。
ただ、本仮屋先生の造型はちょっといただけない。古臭いしステレオタイプだと思う。「いつでもお嫁に行けますね」と言われて喜ぶ描写はちょっとしらけた。
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なんとも言えない青春小説。
読みやすすぎて、逆に中身の薄さを感じた。
もう少しなんとかならなかったのだろうか?
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高校生バスケット部の青春物語。よくある話しで軽いな…
2012.5.8
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えー…。五十嵐さん、「相棒」と「安政の〜」で惚れ込んだんだけどなあ。もう、べつのひとが書いてるのかと疑いたくなる。「You!」あたりから、ティーン向けライトノベル作家かなんかに転向?てか才能の枯渇?とまでいいたくなるくらい、期待しただけに沈没。浅い軽いなーんだのスナックストーリー。小学生にはいいんじゃないですか。五十嵐さん、これで好きな作家さんリストから除外決定かも。。。
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#読了。青春スポーツ小説。名門高校でバスケがしたく、奇跡的に入学できたジュンペー。しかし、バスケット部は3年生の不祥事で1年間の対外試合禁止。おまけにその影響で、2年生が他学年を信じられないと練習に参加することさえ許さない。ジュンペーは仲間を集め、2年生に認めてもらうべく試合を申し込むが。。。少年マンガの原作になりそうな作品。他の青春ものの五十嵐作品と比べると、ちょっと弱いような。
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名門私立高校に入学してバスケ部に入部しようとする青年のスポーツ・成長物語。あまりにもジュブナイル的な結末がちょっと残念。
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バスケを小説として表現するのは難しいようだ。スピーディーな臨場感が求められるだけに、文字を追っているとどうしても間延びがしてしまう。野球だとテンポの悪さを展開で補って、読者を楽しませることができる。同じ作者の作品で題材にしたスポーツの特徴がこれほどあからさまに出たことが面白かった。キャラクターもそれなりに作ってあったし、ユーモア溢れるくだりにはなんども吹き出した。ただ最後の試合が今一つ盛り上がりに欠けたのが残念。バスケはあのマンガを読んでればいいのかな。
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ひどい内容でした。破りたいぐらいです。定価で買って損しました。バスケやってたもんでついタイトルに惹かれ買ってしまった。こうゆう軽すぎる小説を読むと内容そっちのけでアラ探しに走ってしまうもんですね。
主人公の「ジュンペー」が入学することになった高校は国分学園。東大への進学実績が全国でもトップレベルでスポーツではインターハイ常連校。こんなゴイスーな高校に運で入ってしまうのだから、もうそっから嫌な予感はしていた。絶対とは言い切れないけど、そんなハイレベルな高校が運で入れるほどの問題を作成するのだろうか。ヤマをはってたところが試験に出た!って学校の定期試験じゃあるまいし。しかも、読んでると薄々感じてくるのだが、国分学園のスペックあんまり関係なくね?ってことだ。ありきたりな設定にしたかっただけだったんだろう。
ここで少しあらすじ紹介。現3年生が飲酒しバスケ部は1年間の対外試合禁止となる。その事件以来、現2年生は他の学年を信用できないとほざき、新入部員の入部を拒む。そこで、ジュンペー率いる1年生6人と2年生で入部を懸けた試合をすることに。負けたら入部は認められない。試合まで約3か月。猛練習の末、彼らは2年生に勝つことができるのか?
再びダメだしに戻る。キャプテン小野の言葉。
「世の中な、絶対なんてないんだよ」
すいません、その言葉そっくりそのままお返しいたします。あなたが信頼してる仲間も絶対不祥事起こさないなんて言えないと思いますけど。さすがの国分生もこの論理の矛盾には気づかなかったようだ。てか、このセリフ良く聞く気がする。これもただ言わせたかっただけだろう。
はい次。最初はバスケ部に入部希望してたけど、バスケ部の現状を見て野球部に入った奴らがいるんだけど、そんな彼らに発せられた言葉。
「お前ら『もしドラ』読んだんだろう」
これは笑った。ブームが過ぎ去って久しいが、『もしドラ』読んで野球部入ろう!って思う人どれぐらいいるんだろう。そんなにいない気がするが。この作品を書いてるときにまだ『もしドラ』が流行ってたのかもしれないし、または作者がドラッカーのファンなのかもしれない。
もうきりがないんで最後にします。2年生との試合中、ジュンペーがアリープ(空中でパスをもらい、そのままリングに叩きこむ豪快なプレイ)を決めます。本人曰く、「練習中には決まったことがない」らしいのだが、ちょっと確認させてくれ。君の身長は179センチだよね。その身長でダンク決める日本人見たことないんだけども。それと、ダンク決めれるんだったら中学時代に注目されてただろうし、スカウトくるでしょ。しかも、このアリウープ、負けてるときに決めちゃうからね。せめて1点ビハインドの場面で、決めて逆転にすればよかったのに。そして、練習中にアリウープの練習してることにちっとも触れてないからね。練習風景も詳しく書かれてないからどうしようもないけど。
人物描写がなってないとか、ツッコミどころあるんだけど、これぐらいにします。このレビューを最後まで読んでくれた方は購入する気なくなったんじゃないでしょうか。この作者のファンの方の���にはこのレビューを読んで怒る人もいるかもしれないですね。クレームがくる前に謝っておきます。さーせん。とりあえず気を取り直して『スラムダンク』再読します。こっちのほうがよっぽど青春だと思う。
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青春sports根性物語は読む者の気持ちを若返らせてくれます。今回はバスケットボール。こんなに一途にのめり込めるのは高校生の特権ですね。
この主人公、ちゃんと卒業出来るのかな?勉強も頑張れよ。と、言いたくなってしまいます。
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五十嵐貴久の青春スポーツ(バスケット)物。
ハッキリ言ってバスケに詳しくなくても読めるし、話の掘り下げ方に物足りなさを感じるかも…。
時間的に高校1年の夏までなので続きも書けると思うけど…もういいかな…。
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文武両道の超名門私立高・国分学園に奇跡的に合格、憧れのバスケ部に入部届を出したジュンペー。ところが、3年生が不祥事を起こして1年間対外試合禁止、とばっちりを食った2年生は、「入部は認めるが、何もするな」と1年生に言う。でも、クラスの平均点を下げに下げる「バカ王」ジュンペーには、もうバスケしかない。1年はツルと2人だけになるも、「勝てば練習参加、負ければ退部」を賭けて2年生に試合を挑むことに。ジュンペーとツルは、まずメンバーを集めようとしたのだが…。高校バスケを舞台にした青春小説(「BOOK」データベースより)
バスケ部に参加するまでのあれこれを、ぐだぐだぐだぐだ書き綴った物語。
『ウエディング・ベル』みたいな、おんなじことを延々と言い合うくだりの多さににうんざり。
単純なバスケ部青春ストーリーにはしたくなかったんだろうけど、今回は失敗なんじゃないかなぁ・・・。
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〈内容〉文武両道の超名門私立高・国分学園に奇跡的に合格、憧れのバスケ部に入部届を出したジュンペー。ところが、3年生が不祥事を起こして1年間対外試合禁止、とばっちりを食った2年生は、「入部は認めるが、何もするな」と1年生に言う。でも、クラスの平均点を下げに下げる「バカ王」ジュンペーには、もうバスケしかない。1年はツルと2人だけになるも、「勝てば練習参加、負ければ退部」を賭けて2年生に試合を挑むことに。ジュンペーとツルは、まずメンバーを集めようとしたのだが…。高校バスケを舞台にした青春小説。
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主人公に立ちはだかる困難が2年のバスケ部の先輩の頑なな態度っていうのがちょっと物語の面白みをそいでいる感じ。2005年のロケットボーイズの多彩なキャラクターと比較していまいちかな。とはいえ五十嵐貴久の青春もののの読後感はいつも爽やかだけどね。