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魔女によって「王になる」と予言された武将マクベス。マクベスが滅ぶのは「バーナムの森が動く時」マクベスは「女の腹から生まれた男には殺されない」。
2009年2月15日購入
2009年3月11日初読
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友達が舞台やるって言うから借りて読んだけど理解できず。
何年かして、有る程度あらすじをわかってから読んだらわかりました。
シェイクスピアは教養として読みたいです。
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あの高貴な男が怖いのだ。あの男はなんでもやってのける。
そのおそれ知らぬ気性。しかも知恵があって、勇気をもって慎重に行動する。
仕方のないことは気にしないこと。やってしまったことは済んでしまったこと。
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フランスへの道中、ユーロスターで読みました。
ん~。なんかなぁ。
やっぱり、劇の台本だから読むだけだと辛いとこがあるかも。
ハムレットは劇がイメージできたけどこれは難しいなぁ。
特にマクベスの変わりよう、奥さんの変わりよう。
この辺がもうちょっとリアルに伝わってくると
より入り込めるんだけど・・・。
いろんな人の感想とかをよんでみよっと。
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シェイクスピア四大悲劇の一つ。
ハムレットと真逆のような内容。
歴史を多少ねじって書いてあるらしく、古今東西を問わず、勝者が歴史を紡いでいることを感じた。
英語で読むともっと文学的な考察ができそうだけど、一生無理だと思った。(文法やらスペルが違う)
裏テーマが色々あるみたいで、脚注でその辺を解説してくれてたから初心者にも読みやかった。
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No.6の影響をモロに受けた選書。
ロミオとジュリエット、ベニスの商人と読んだけど、
マクベスを読んで、シェークスピアがはじめて面白いと思った。
韻を踏んで書かれているなら、やはりオリジナルの言語で読みたいところだけれど、
そのリズム感を殺さない、なるほど名訳。
まるで、シュルレアリスムの絵画を観ているよう!
韻文を多用しているから、西尾維新好きに受けそう。
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いつまでも色褪せない作品。
シェイクスピアの中でも一番好き。
韻の踏み方が絶妙。
独特の作品が醸し出す味が堪らない。
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この版を読みたかったのだけど、図書館にはなかったので、ちくま版を読みました。人間って、何百年経っても、考えていることはさほど変わらないのだなぁ。本能寺の変と同時期のお話だったのも印象的で、どの民族も同じだと思いました。
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いろいろと納得いかない部分はあったなぁとかそこでその行動はどうなんだとか思うものの、罪にさいなまれて幻覚を見る夫婦は好きでした。劇で見てみたい~
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これほど評価が難しい本に出会ったのは久しぶり。この『マクベス』はそれほど長い物語ではなく、更には将軍が主君を殺し王位に就くも、本来の王位継承者に殺されてしまうという簡潔なストーリーである。それも当時の王様に献上した話であるためか、何処か媚びへつらっているような印象を受けてしまう。それなのに『シェイクスピアの四大悲劇』として数えられているのだから始末に終えない。
この物語はマクベスを主人公と見るのか、王子であるマルコムを主人公としてみるかで大きく変わってくる気がする。マクベスは魔女の甘言から王位を望み、王を殺して王位を奪ってしまう。しかし魔女のもう一つの予言が気になり周囲全てが敵に見えて段々狂っていくという流れ。マルコムは突如として起こった謀反に為すすべなく親類のいるスッコトランドに逃げ込む。そこで機を窺い徐々に集まる忠臣と共にマクベスを討ち、王位を取り戻す。
マクベスを主人公として見るならこれは正しく悲劇といえるだろう。だが、マルコムを主人公として見ると正義は必ず勝つという勧善懲悪ものになってしまう。まあ、タイトルからしてマクベスを主人公として見る事が正しいのだろうがそうすると物語にはどこか無理があるような気がしてくる。
そして途中途中に時系列もしくは説明が抜けている部分があるため物語にのめり込む邪魔をしてしまう。これでは作者が作品に込めた意図を完全に読み切るのは難しい。
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「きれいはきたない、きたないはきれい」とか "Tomorrow, and tomorrow, and tomorrow" の台詞で有名なシェイクスピア四大悲劇のひとつ、『マクベス』の河合先生による訳。日本語も原文と同じように、口に出すと心地よいリズムを刻むように意識して訳されたもの。
10年以上前に「演劇集団円」というところの金田明夫がマクベス役の芝居を観て、魔女たちが「きれいはきたない、きたないはきれい」と歌っている声が今でも耳に残っている。
あらためて読んでみると、色んな人が次々に殺されていく話で、特にマクダフの息子なんか出てきてひとしきり会話したと思ったら暗殺人が登場、「嘘だ。この毛むくじゃらの悪党!」と言ったら「何だ、このひよっ子?謀叛人の雑魚め。」と言われてあっけなく刺されてしまう。「やられたよ、お母さん。逃げて、お願い!」なんて、本当に可哀そう。訳の下についている注を読むのも面白かった。門番のシーン「コミック・リリーフ」というもの(p.48)があることを知った。「エリザベス朝に広く行われていた鷹の調教において、鷹の目蓋を縫い合わせることによって鷹をおとなしくさせるという慣習が広く行われていた」(p.75)って、なにそれって感じだった。「第三の暗殺者」(p.76)についての議論や「当時、帝王切開をした場合、必ず母親は死んだ」(p.147)という話も興味深い。"The night is long that never finds the day."(p.125) という英語も覚えておきたいと思った。『ハムレット』は前に読んだし、『オセロー』は大学の時の授業で読んだので、あと『リア王』を読めば四大悲劇を読んだことになる。ただその前に河合先生の訳で他の作品も読んでみたいなあと思った。(18/04/24)
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2021/1/27
久々の『マクベス』、というかシェイクスピア。
アリストテレスの言う「逆転」と「再認」が見え見えでありつつも、「きれいは汚い。汚いはきれい。」を軸に終始緊張感高まる展開になっていて何度読んでも面白い。
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第一幕第三場で、ロスとアンガスがマクベスをコーダーの領主と呼んだ後、魔女の予言について独白するマクベスをよそに、バンクォーは使いの二人に何か話している。何を話してたんだろう?魔女の予言を話していたの?
マクベスは何回読んだか覚えてないけど、何度読んでも優れた戯曲だと思う。
今回読んで、今更ながらマクベスがダンカンを殺害して王位についたのが史実だったことを覚えた笑
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「母体から産まれた者には殺されない」という呪いに護られているマクベスを帝王切開で産まれたマクダフが倒すというところには「その手があったか」と思わさせられ面白かった。
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三人の魔女の予言が約束されたものであれば、人を殺めずとも自ずから王になる日が来ると思いつつも、欲に急かされ破滅に向かうマクベス夫婦。マクベスは妻の要望に応える為に、妻はマクベスの野心を叶えさせる為、短絡的に最悪の手段での予言の具現化を急ぐ。とはいえ、謀略に斃れた者たちの亡霊に怯え、夢遊病に侵される二人は、魔女に揶揄された誑かされ易い小心の善人だったのでは…