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動物行動学入門書で名著。待望の文庫化。狼やネコは本当に残酷なのか?ハトやシカは本当に平和的なのか?知ってるようで全然知らない動物たちの生活を教えてくれます。
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ローレンツの学説は、今では古くなってしまったけれど。動物たちとの触れ合いが、微笑ましくて、じーんとくる。
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もっと小難しい話が続くのかと思っていたのですが、まるで小説を読んでいるかのように面白い。特にアクアリウムとか、買いやすい動物について触れるくだりは、ハイイロガンとかコクマルガラスよりも自分に引き寄せて考えやすいので、とても興味深く読みました。
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高校時代にこの本を読んで、動物行動学という学問があることを知り、その後の道が決まりまし!でも、中身は抱腹絶倒。とにかく大笑いの動物行動学の本でした。
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<poka>
子供が中学生くらいになったら読んで欲しい本。
<だいこんまる>
指輪は大好きです。
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鳥の刷り込みや本能行動を、筆者は実際にできるだけ自然に近い状態で飼うことで研究した。
そのことについてとても詳しく本に書いてあり、筆者の動物に対する愛は十分に感じられたが、中盤はわりと内容が専門的になりすぎている気がして、(鳥の鳴き声の研究等)あまり興味をもって読み進めることができなかった。
しかし終盤にかけて再度興味をもって読み進めることができるようになったのはやはり筆者の動物に対する愛がとても興味深い考察を生み出していたからである。
なかでも特に私が興味を引き付けられたのは、ジャッカル系犬とオオカミ系犬の本能的な行動の違いについての考察だった。
動物に興味がある人にはなかなかおもしろい本だと言えると思います。
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ノーベル生理学医学賞を取った人の本
動物の行動や本能について具体的な話を元に書いてある
動物が好きな人ならまず楽しめる
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決して学術的な書き方ではないけれども,動物の行動が鮮やかに描かれているので,ロレンツは本当に動物が好きだったのだなあ,と感じます。特に「社会的抑制」についての記述は,全世界の人間が心すべきことだと思います。
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身近な動物について、生理学や解剖学ではなく、行動学の研究成果が述べられており、様々な動物を、より深く、正しく理解する手助けとなる。
「私は自分が良く知っている動物となら、ソロモンの魔法の指輪がなくても話ができる」というローレンツは、様々な動物をなるべく自然な環境で飼育して詳しく観察する事で、その行動の理由や鳴き声の意味につて研究を重ね、ノーベル賞を受賞した動物行動学者である。特にハイイロガンの観察研究による「刷り込み現象」の発見は有名。本書では魚類、鳥類、ハムスター、サル、犬など、様々な動物についての観察研究の様子と考察がユーモアを交えて語られており、我々の動物に対する理解が、如何に表面的で誤解が多いかを教えてくれる。全編に渡って、著者の動物に対する深い愛情が感じられる。
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なんと動物をこと細かく観察していることか! 筆者の動物に対する愛情が伝わってくるし、動物たちの行動があまりに人間的、いや人間の行動はあまりに動物的なんだと思わせてくれる!
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専門的過ぎてちょっと読むのがキツイ部分もあったけど、すっごく興味深い!動物ってすごい!本当にその分野に精通してる人の話って面白いよなー、と改めて感心。
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「ソロモンの指環」
著者 コンラート・ローレンツ 訳 日高敏隆
出版 早川書房
p90より引用
“人間の子どもたちは両親の「好意ある」警告を
一心に聞くコクマルガラスのヒナたちに見習うべきである”
動物行動学を打ち立てた、
ノーベル賞学者である著者による、
共に生きた動物たちとのエピソード集。
上記の引用は、
コクマルガラスが年長の仲間から、
敵について教わることに関しての一文。
危険な事に対する忠告は、
煩わしく思っても頭の片隅に置いておくのがよいようです。
動物が好きなら是非呼んでほしい一冊。
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書かれたのはだいぶ昔だが驚かされることばかり。
学術文というよりエッセイに近い感じで読みやすい。
作者の動物愛が伝わってくる。
もっと早くに読んでおきたかった。
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博士は多数の動物を基本的に放し飼いにしており、外出先で顔なじみのオウムを発見し、呼び寄せる為に寄声を発して周囲をぎょっとさせたエピソードなど傑作話が満載。博士と動物たちの愛情溢れる生活振りが伝わる。子供向けの本にして読ませたい傑作。
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ジャッカル系の犬は八方美人で、
オオカミ系の犬はひとりの主人に忠実で
シェパードはジャッカル系で、
ちゃうちゃうは実はオオカミ系で
みかけによらず忠義者なのだという
のを知った。あとハムスターは都会に
すむあわれな動物好きのために神様
が与えてくれたペットなんだと
いうようなことが書いてあった。
ハムスターブームの予言書みたいな本だ。