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9・11 以来…。
危機管理という言葉が目立つが…。
国の深部で密かに行われる諜報活動と駆け引き。
外交や、国内の権力闘争など、マスコミに登場しない世界を
想像させて、面白かったです。
最近、物語に似た出来事も起っていたりして…。
映画を見損なったので、DVDを楽しみにしてます。
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テレビドラマ版放送時に見ようと思いつつ見逃してしまい、忘れた頃に原作小説を借りる機会が訪れたので、ちょっとワクワクしながら読み始めました。
読み終えての感想は、想像していたよりもエンターテインメント性が高かったな~というところでしょうか。もっと硬派な感じの話を想像していたんですが、まさに映像化したら映えるだろうなあというような盛り上がり部分の多い内容でした。
面白かったです。面白かったんですけど、もう少し起伏抑えめの展開の方が個人的には好みかな。自分の日常と物語が乖離しすぎていて(有難いことなんですが)、別世界の話を眺めているようにしか感じられませんでした。まあ実際にはこういう世界もあるのかもしれませんが。
ドラマもそのうちDVDを借りて観てみたいと思います。
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かなりのハードボイルド。感情をおさえた文体で主人公たちの厳しい任務が伝わってくる。テロリストの容赦なさもハード。
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題材や視点が面白くて、さくさく読んだものの、専門的かつ私の理解力不足もあいまって、所々なんのこっちゃ分からない。ドラマは見てないけど、もう少しストーリーが丁寧なのかな。。
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NHKのドラマを見て原作も読みたくなり読みました。
ドラマとはまた違った流れになっているので新鮮に読むことができました。
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国際テロに対抗する警察の秘密組織の活躍を描くサスペンス小説。テロリストとの神経戦、警視庁、警察庁、内閣調査庁、各組織の対立、そして政治家の策謀、騙し騙され、入り乱れる人事相関に消化不良のまま読み終えた。登場人物の詳細な関係図をつくらないと、理解が難しいか。
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NHKで放送されたドラマの原案だが、人物設定以外はほとんど違う。
政治的な“裏”の事情や、警察内部の権力争いなどが絡み合って、ドラマよりももっとドロドロしている。
法律によって制限されればされるほど、裏の活動が増えていくのかもしれない。捜査員の苦悩が色濃い。
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日本国内で暗躍する国際テロリストと水面下での攻防を繰り広げる外事警察にスポットライトを当てた小説。登場人物が多く、場面もめまぐるしく展開し、ストーリーが把握しづらい。また伏線の張り方や人物の心理描写にくせがあることもその一因だと思われます。普通の警察小説が多い中で「外事警察」というあまり扱われない題材であるため非常に興味深い内容であり、新鮮な気持ちで読むことはできました。
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久しぶりにDVDレンタルまでしてみて、読みました。このたぐいの本は久々です(^^;; NHKやりますねぇ(^^) 非常に面白かったです(^-^)/
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スケールが壮大過ぎて、時々人物の相関図が欲しいと思った。でも、物語の運び方はとてもスムーズで手に汗を握る感じでした。
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面白いのだが、夢中になって読んでしまったのだが、難しかった。というか、登場人物が多すぎる。その関係が非常に分かりづらく何度も戻って確認した。伏線が回収しきれていないような、不完全燃焼な感じもある。ただ、日本の防諜機関VS国際テロリストこの構図は良い。現実には政界でどんな駆け引きが行われているのだろうか。この手のノンフィクションが発売されたら迷わず購入だが、日本の手の内を晒すような本は出ないだろうな。前にNHKで同じタイトルのドラマを観たが内容が全く違う。結末も違うので新鮮な気持ちで読めた。ドラマの続編?映画もあるのでレンタルでもして観てみたい。
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他の著作でも思ったけど物凄い取材力。そして日本が国際テロの一大インフラとして利用されるって発想が面白い。日本に本当にこうゆう組織あるんかな。
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登場人物&登場機関が多くて、そっちの理解に気を取られて筋を見失いそうになりながらも、ラストにかけての盛り上がりで一気に読了。
「ハゲタカ」シリーズと少し似た風味を感じながら読みました。映像化されてるとのことで、配役やストーリー等wikiでちらっと見たら、なんだか原作とずいぶん違う・・・見ずに言うのもなんですが、原作の方が好みかなぁ。
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緊迫感があってとても面白く読ませてもらいました。日本ではテロ対策部隊とかって馴染みがないですが、現実にこの日本でテロ事件が発生した場合、決定権や責任の所在、管轄争い、保身から来る間違った判断、、、など最善の事、当たり前のことが普通に実行できなくなりそう、、、実際に福島第一がそうだった…ホントこの国の有り方を問うようないい作品でした。面白かったです。
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『情報官邸に達せず』のようなノンフィクションでも、『宣戦布告』のようなフィクションでも、危機管理・治安・安全保障分野では豊富な知識と取材を基に描かれる麻生幾さんの小説。
本作はNHKでのドラマ化を前提に原作小説として書いたもので、その後ドラマがヒットし映画化までされている。私はドラマ・映画を観ていなかったが、かなり興味深く読むことが出来た。
正直な感想は「よくここまで書けたな」というもの。警察というと大半はいわゆる犯罪捜査「刑事部」のイメージがあるが、その陰にテロ対策のために奔走する「警備部」(公安(ハム)や外事(ソトゴト))がいることはあまり知られていない。警視庁SATの存在も今や周知されているが、その運用は機動隊ではなく警備部所掌である。
その内幕を、事実・虚構をうまく織り交ぜながらもここまで描いた点に恐れ入った。
ただ、安全保障や治安維持といった分野があまり得意でない方は、読んでいる最中に混乱して何回か前に戻るかもしれない。
スパイ天国と言われる日本。各国のエスピオナージュが飛び交っている。テロも含めて、実は「今そこにある危機」である。