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少し専門的かもしれないけど、日本で生きる人には間違いなく必読の書。
実はワタクシはファイナンシャルプラニング技能士2級なんつー
微妙な国家資格を持っております。(AFPも持ってましたが失効しました)
でもねー 社会保険は制度が本当に複雑でよー分からんのですよ。
過去の経緯をまるごと引きずって、経過措置とか段階的移行とか考慮し過ぎて
身動き取れなくなって、本当にもうバカじゃねえの?といった感じ。
で、これまで自分の中で素朴な疑問が解決してませんでした。
「自分が積み立てた以上の年金を受給してたら、絶対に破綻すると思うんですけど
なんでそんな事になってるんですか?」
本書を読んでようやく当たり前の事を理解しました。
自分が積み立てた以上の年金を受け取れるのは、1950年代後半生まれぐらいの人まで。
私の世代だと、生涯で約1700万円ほど収支マイナス。
ふむふむナルホド。まあ小学生でも分かる理屈だわな。
あー年金を脱退して個人年金を積み立てたいわー。
厚生年金なので強制加入です。。トホホ Orz
本書を読めば、日本の社会保険制度は完全に破綻しているのが分かる。
制度が複雑すぎ、考えなければならないことが多いので
政治家・行政・経済学者の間での議論が一向に詰まらない。
同じく土俵の上で議論をすることができていない。
このレベルの問題は、最終的には1人の頭で結論を出すべきなんだと思います。
有識者で徹底的に議論をして論点は出し尽くすべきだが
結論を決めるのは1人である必要がある、というか1人でないと結論に至れない。
平成の22年間で15人の首相というのは、私は決して人材の問題だけではないと思います。
決断するべきリーダーの実質的権限が弱すぎる。
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賦課方式から積立方式へ!
政治家等は時間的視野が狭い。
伊丹万作の言葉が印象的だった。
「戦争責任者」より、「だまされていた」で安心していてはいけない。
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