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2011/7/23 Amazonより届く。
2023/11/18〜11/23
日本を代表する商社で部長を務めていた山崎。ちょっとしたミスで上司の機嫌を損ねて左遷人事を突きつけられる。そんな時、大赤字に喘ぐ故郷の緑原町から町長就任を懇願される。いざ町長になってみると、想像以上にひどい状態。黒字転換の起死回生策として、広大な遊休地を利用した終身居住型大型老人施設の建設を図る。
まあ物語なのでうまく行きすぎのところはあるが、増え続ける老人問題、関東への一極集中、地方の衰退など、このような大胆な政策が実現すれば、ある程度解消できるのではないか。非常に優れた問題提起及び解決策の提示である。
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2011/8/1
楡さんの経済小説は夢があって最高です。甘いって感想もあるでしょうが、なかなか思い通りにならない現実の中で、こういう小説を読むのも快感ですねぇ。
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楡さん、最高!!このままビジネス本として、停滞している経済を打破するべく多くの方に読んで頂きたい一冊である。
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姥捨山、介護、老後に対する懸念。
ニュータウンという、現在の姥捨山
いろいろなアイディアは盛り込まれて、確かに現実においても実現可能性がありそうな気はする。
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出世街道を外された総合商社部長の山崎鉄郎は、やけ酒を呷り泥酔。気がついた時には膨大な負債を抱えた故郷緑原町の町長を引き受けることに。だが、就任してわかったことは、想像以上にひどい実情だった。私腹を肥やそうとする町議会のドンや、田舎ゆえの非常識。そんな困難に挫けず鉄郎が採った財政再建の道は、老人向けテーマパークタウンの誘致だったのだが・・・。
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一流商社の部長が、赤字だらけの町の町長になり、財政再建を目指す物語。主要人物のキャラクタも立ち、話の展開も面白く、最後まで一気に読めた。
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お馴染み、大好きな楡さんの小説。
文庫になるまで待ち切れず、図書館で発見して即読破。
今回のストーリーは、商社の部長にまでなった主人公が、
つまらない失敗から子会社に出向になり、
思い切って会社をやめ地元の錆びれた田舎町を再生する物語。
年収2500万円の商社マンから、負債150億円の村長へ。
多大な負債という足枷がある中、主人公は田舎町を
老人が快適に住める住環境(プラチナタウン)へと変貌させてゆく。
著者の再生へのアイデアもさることながら、
個性的な人物設定など読みどころは満載です。
人は、ついつい自分の周りの環境や制約のせいにして、
「もうどうしようもない」と思ってしまいがちですが、
これを読めばブレイクスルーへの足がかりがつかめるかもしれません。
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出世コースから外れた総合商社部長が財政破綻寸前の田舎の町長に転職し、再建するために老人向けパークタウンの誘致を実現する物語。
団塊の世代が老人と呼ばれ始めた今だからこそ読んでほしい作品。
そこそこ文量はあるものの登場人物が魅力的で一気に読破できました。
田舎の典型的な議員や気弱なお人好しな幼馴染。
総合商社の期待のルーキーのぶっ飛んだ性格にも笑います。
田舎という閉鎖空間で培われた数多くの非常識は。
公務員や日本の大企業では同じようなところも多いのではないかと思います。
枠にとらわれずに全力で打開策を練ることの大事さ。
本当に頑張る人は諦めなければ、協力者はきっと現れる。
環境がどんなに悪くても、それを理由にして逃げていては何も変わらない。
落ちることがないからこそ、開き直れば、もう何も怖がる必要などない。
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相変わらず楡さんの小説は面白い。
どこからアイデア(発想)が次々わくのだろう。
ページ数はありますが、一気に読めます。
カマタケを根性焼きで黙らせるあたりは笑える。
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ストーリーは下町ロケットより良く出来ていると思う。
私の読んだ楡作品のビジネスアドベンチャー路線では#1
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小説なので、好き勝手書けるし、
理想を追い求められるし、
まんまとハッピーエンドにもなったけど、
この街みたいなのがホントに実現してけば、
日本の未来って少しは明るいのかなって思う。
むしろこういう街を国が率先して作っていけばいいのに。
年金問題とか、もはや来るとこまで来てるもんね、日本。
夢を与える内容ではあるが、
現実は世知辛い。
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ささいなミスで商社を負われる事となった主人公は、生まれ育った町の町長に就任することになった。
しかし、町は巨額の財政赤字を抱え、ほとんど利用されていない箱物のために余剰な職員まで抱えている。赤字債権団体への転落は目前の状態の中、主人公の打った手段は老人の街の建設だった。
商社に捨てられた主人公が、出身の商社に助けられるといった内容で、本来であれば、横槍が入ったりするのではと考えたり。町立総合病院を抱えているのだが、医師不足であるとか巨額の運営費をどのようにやっていくのかという点には疑問もあるが、ファンタジーとしては面白いかも。
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複合的介護施設の誘致で町おこしー。
こういう仕事も楽しそう☆
プラチナタウンのように、魅力的な老後の生活を提示して、どんどんお金を使ってもらうと、景気がよくなりそうですね。
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順風満帆な商社マンがひょんなことから左遷→ド田舎の借金まみれの町の町長→再建→成功って感じで、読み終わってみるとありきたりなサクセスストーリーではあるが、そう感じさせないのが楡さんの凄いところだと改めて思った。
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たまたまこの前に読んでいた小説に「楡井」って人が出てきた。
で、この作者が「楡」さん。
なんだか偶然のつながりが嬉しくて、ワクワクと読み始めました。(単純!)
大企業の商社部長が突然、倒産寸前の田舎の町長になるお話。
目の付け所が面白かったです。
こうゆう町って日本中、たくさんあるんだろうなー
今回はたまたまいろんなことがトントンと進んでいったけど
現実は難しい・・・。
この続編があってもおもしろいかもです!