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麻見さんの最新作。いかにもこの作家のモチーフらしい作品で安心して読めるのだが、似たような筋書きなので意外性に乏しい。
キャラに文書解読班を設けて新たな捜査の手口を見いだしたかに思えるが、警視庁の刑事物語作りから脱却出来なければ新境地には至らないかな。
およそ警察官とは思えないような女性警部補の推理の面白さは有るので、今後どう成長していくのか楽しみではある。
人間臭さの生活感がにじみ出てくる文章の好意的な作家であり続けて欲しい。
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読んで良かった!めちゃくちゃ面白い。
ほかの刑事ものとは一線を画してる。
シリーズ化できるような構成になっているので続編も楽しみ!
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私は科学捜査系が結構好き。文章心理学っていうのも興味湧いてきた。文字や文章の分析例、もっと知りたい。
鳴海理沙をやや変人みたいに描かれてるけど、そんなにヘンじゃないかった。法医昆虫学の先生みたいに飛び抜けて変わってる人かと思ったら、ぜ〜んぜん普通。
財津係長の作ったチェックリスト(例えばP225~P226)がとても分かりやすかったので、影響されすぎなんだけど私もマネしたくなり、写メっておきました。
掃除屋、有能?あぁ部分的にはそうかもね。だけど仕事がちょっとザツなんじゃない?
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文章心理学、興味を引く。殺人現場に残されたメモ書きやメッセージから事件を紐解いていく展開は、また違った視点で面白い。
鳴海のキャラが最初塔子と少しかぶったけど、まだまだこれからという感じ。鳴海と矢代、いいコンビになりそう。続編ありそうなので、楽しみです。
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警察ミステリ。文書捜査官というジャンルが目新しい感じですが。ちょっとばかりキャラクターのインパクトは薄かったかなあ。
でもストーリーの流れは引きつけられます。なかなか思いもよらない展開で楽しめました。
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新しいシリーズ?警視庁文書捜査班、鳴海理沙警部、31歳165㎝。部下はたった一人で矢代朋彦35歳。
仕事に一生懸命で、真面目で頑固ってところはこれまでのヒロインとなんか似てる。あと、相棒が一見のんびりしてそうな男性というところも。塔子シリーズとかぶってしまうところもあるが、ついつい読んでしまう。私の中では安心の読後感です。
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麻見作品でまた新たな女性主人公。警視庁捜査第一課科学捜査係文書解読班、鳴海理沙警部補。文書心理学を応用して文書解読観点からの捜査に挑む。
机上の捜査が主になると思いきや、意外と現場に足を運んだり、聞き込み捜査に回ったりとアクティブ。まぁ、ある程度現場に踏み込んでいないと、そう簡単に文字の神様は降りて来ないか(笑)文書解読から事件を推理していく過程とか、連続殺人の意外な真相とか、推理モノとしては素直に楽しめた。ただ、分析班シリーズの塔子さんと違って、鳴海のキャラがあんまり好きになれない、、、。変人キャラに設定されてあると思うんだけど、ちょっと中途半端。変人設定ならもっと突き抜けていないと、鼻につくだけ。矢代とのコンビ感は良いから、何とか読めるけど、、、。この著者さんが作ったキャラとしては珍しく私好みじゃなかったなぁ。個人的な好みの問題だけど。文書解読からの捜査方法は面白かったから、シリーズ化されたらまた読むとは思う。掃除屋さんもまた登場してくれると嬉しいかも。
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警視庁捜査第一課文書解読班という架空の組織を舞台にした警察ミステリー。現場に残された文書を手がかりに事件を解決していくというパターンは確かに目新しくて新鮮でした。
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警視庁捜査第一課文書解読班──文章心理学を学び、文書の内容から記述者の生まれや性格などを推理する技術が認められて抜擢された鳴海理沙警部補が、右手首が切断された不可解な殺人事件に挑む。書き下ろし長編。
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シリーズ化するなら無難なデビュー。
しかし、タイトルから連想される文章捜査官独特の特異能力?みたいなものは捜査ではいっさい発揮されていないのが残念でした。
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警視庁捜査第一課科学捜査係文書解読班―仰々しい名前から掛け離れた「資料保管室」という別名を持つ部署に配属された、鳴海理沙と矢代朋彦。
捜査資料の整理と分類に明け暮れる毎日だったが、理沙には、「文章心理学」を応用した文書解読員としての捜査が期待されていた。
そして、杉並区で起きた殺人事件で初の出動命令が下った。
現場で二人を待ち受けていたのは、右手が切断された遺体。
被害者の身元が分かるものは無く、レシートに書かれたメモと不可解なアルファベットのカードが現場に残されていた。
被害者の右手はなぜ切断されていたのか?
そして、メモとカードは何を意味しているのか。
やがて、文書から被害者に辿りついた理沙の閃きが、捜査に突破口をもたらす。
(アマゾンより引用)
何だかしっくりこないというか何というか…
嫌いな感じの話ではなかったけど、人物相関図がちょっとややこしかったりして(´・□・)ア-
でもサクサク読めた( ´ ▽ ` )ノ
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「文書捜査官」という専門は面白いけど、読みながら「?」と思うことしばしば…他の方が言われてたけど「戦力外捜査官」と色々ダブる…☆☆
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文書解読班の主任 鳴海理沙警部補と矢代朋彦巡査部長が殺人事件で残された文書を手掛かりに,犯人のアジトや被害者を特定する話だが,理沙が文書から様々なことを推理する過程が楽しめる.通常の捜査陣との軋轢があったり,理沙たちが犯人のアジトを見つけ出したり,新たな殺人現場を発見したりして,真相を突き止める.理沙の師匠である遠山のサジェスチョンが小粋で素晴らしいところを突いているのが面白かった.
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捜査の前線でバリバリ仕事をしたいと本庁にやって来た巡査部長・矢代、その上司で警部補の鳴海。捜査第一課科学捜査係文書解読班での仕事は、毎日のように、資料の山をひたすら分類すること、やりがいを見いだせず、腐り気味の矢代。しかも上司は年下の女性。
そこにある殺人事件の捜査協力の依頼が来る。張り切る二人。人が書く文書からいろんなことを導き出すというのが鳴海の特技。心理学の観点などから突然ひらめき、そして事件を解決に導いたストーリーが面白かった。
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5月-4。3.5点。
シリーズ第一作。捜査一課の中にある、文書捜査班。
連続殺人発生、英語カードの暗号らしきものが置いてある。
暗号解読、文書解読にと活躍する班員、女性警部補。
意外と面白い。一気読みした。
テイストは少し昆虫捜査官に似ていた。
次作も期待。