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読み、間違えて、購入しました(笑
「姉の婚約者」を「兄の婚約者」だと信じて購入したけっか。まさかのBL。
……えぇえええぇぇぇえ、普通に一般書でこんな作品が発売されてていいのですか!?と悲鳴を。
ストーリー的にはありふれているというかなんというか。
個人的には、そこまで……、かな、という雰囲気です。
文章タッチやどうしていいのかわからない感情に巻き込まれそうになったのを憶えています。
うん、評価が難しい。笑
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ダ・ヴィンチでチラッと目にしてずっと気になっていた文庫。
本屋をはしごして4件目で見つけました。
「姉の婚約者」に恋をして、体の関係を持ってしまった青年のお話です。
BLの括りにしたけど、一応は普通の文学小説だと思います。
でも一般の人が予備知識無しで読んだら吃驚しそうww
表題作である作品と、主人公のその後を書いた書下ろしの二編が収録されています。
全体的に切ない。
幸せな日常(と云ってもかなり後ろ暗い立場なんだけど…)もどこかしら切ない…というか、辛気臭いというか陰気というか。
中盤からラストにかけては読むのがかなりきつかったです。
最終的に主人公は幸せになっているけれど、私は姉の婚約者のその後が気になります。
二人が幸せになれると良かったのにな。
でもそんなまとめ方をしたらそれこそBLですよね。
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★…3.5くらい。非常に読み易かったのですが、なんかちょっと物足りない感じが残った。二人が想いを確認しあって体を重ねるまでの過程がアッサリし過ぎてるように自分は感じました。同性間故の葛藤とか躊躇いなどの描写がもっと読みたかったです。あんなにすぐモーションをかけかけられ なんてあるのかな。
解説の中にもあったように、性別など関係なく人を愛し愛されることのなかにある普遍的なものを表現されたかったのかなぁとは思うのですが…これ、わざわざ男同士にする意味あったのかなぁと。確かに、決して自分が性愛の対象になることはないと分かっていながらゲイの男性を愛してしまい、その前提を分かっていながらやはり自分をそのような対象として愛して欲しい…と葛藤する女性の姿には胸打つものがありました。
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男性同士のLOVEという、なんてゆーか・・って感じの話だったけど、静かな中に「ハマりこんでいく感じ」がしっかり描かれていて良かった。恋人が姉の旦那という設定は、別にそうでなくても良かったのかもしれないけど、姉にバレないようやっていく背徳感がまた、二人を盛り上げる材料になるのかなあとか考えた。まさに、「溺れる」って感じで。文章が、無理してない静かな感じで好き。
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本屋さんのポスターを見て読んでみたくなった本。
普通とは少し違う設定だけど、心がじわっとしました。
人を愛することっていろんなものを乗り越えていくのかな・・なんて。
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帯「祐司が恋に落ちたのは姉の婚約者」
最初帯を見たとき、弟×兄嫁との禁断の恋かと思ったら、まさかの弟×姉婿だったという
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主人公の姉や同級生が結婚する理由が「安心感」を挙げていたが、恋愛と結婚はやはり違うのだろうか、なんて事を今更考えてみたり。
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全体的にヌルい。はしょった展開に思えるし、姉の旦那とデキて離婚に発展した割には、その後穏便に時は過ぎていくし・・・リアリティに欠けるかな。
本編も続編も事のキッカケが不自然に思えるのはナゼ?
恋に発展する瞬間ってこんなもんだっけ。
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完璧にぼーいずらぶなのですが、癖は少ない、と思います。
主人公が姉の夫に一目ぼれって設定的にはベターだけれど、男同士って考えもしなかった。
現実にはこんなきれいにはいかないだろうけど、そんなところがすきでした。
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痛い位切ない恋愛小説が読みたくて手にとった一冊。
号泣まではいかずとも、望み通り(笑)切なさに涙ぐみました。
禁じられた恋に切なくなった一方で、恋心が一瞬で叶ってしまった彼が羨ましくなった。
祐司の恋心に切なくなると同時に祐司を想う香奈に感情移入したり、香奈を縛る祐司の行動に最低って思ったりして、もう感受性アンテナ反応しっぱなし。
好きにならなければ分からなかった…あなたがいなければ今の俺はいない…。傷ついても、また恋がしたくなるのは、そんな理由なのかもしれない。
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BLじゃないかと言われたら微妙…かな。主人公の前に現れる男性が二人ともゲイ或いはバイというところが、BLにありがちなボーイズルールのそれだよね。
話は前編・後編と分かれているのだが、「But Beautiful」の名を冠しているとおり、後味は釈然としないのだが前編の方が「それでも美しい」。文章全体がやわっこくて温かみがあって、上手くまとまっているのでとても読みやすかった。
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主人公がゲイであることを除けば、至って普通の恋愛小説。
「What's new?」の中で、祐司が心の中で佐伯さんに語りかける場面が良かったです。たとえ上手くいかなかった恋でも、時を経て、いつか「あなたがいなかったらきっと」と思うことが出来るなら、それは素敵なことだし、本当の恋だったと言えるのではないでしょうか。
淡々とした文章は読みやすかったけれど、淡々とし過ぎるが故に登場人物たちの心の動きがダイレクトに伝わって来なかった点は残念かな。
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「それって間違ったことだよ。
だけどほんものの恋なんでしょう?」
良かった!
佐伯さんと祐司くんのラブい場面は私まできゅんとなってしまった。
基本的にいい人たちばかりで、私はそういう話が好きです。
幸せになってくれてよかった。
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ダ・ヴィンチMF文庫の懐の深さが分かる一冊。同性愛をテーマにしていますが、"BL小説"ではありません。登場人物の感情が全体的にとても丁寧な筆致で描かれていて、BLに興味のない人でも抵抗なく読める作品だと思います。
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恋をしたのは姉の婚約者。
…というオビの文句に惹かれて買いました。BL好きな方なら、ありがちですが、成就しない恋物語として楽しめると思います。恋愛小説をたくさん読んでいる方には物足りないかも。
行間を空けずにいきなり回想シーンに突入するなど、携帯小説らしい文章のつくりがあるので、紙ベースの小説を好む方には不向き。
ハッピーエンドが好きなら、主人公が成長していく2話目に収録されている話の方が好きになれると思います。