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KINDLE版:有
文字サイズや間隔:読みやすい
イラスト、表、グラフ等:多用(右ページに必ず図解あり)
どんな人向け:
経理スタッフ
株式投資に興味がある人
経営する側だけど決算書のことをあんまりよく知らない人
簿記3級くらいの知識を持っている人
貸借対照表・損益計算書を見たことがあって詳しい見方を知りたい人
感想:
既に使われていない「少数株主」という単語が頻繁に出てくる上に、訂正もなかったので☆4としました。
著者は公認会計士の方で、決算書のプロフェッショナルです。
そんなプロが一生懸命限界まで分かりやすさを追求したのではないかと思われる作り。とにかく図解が豊富で、1つのミニテーマは必ず見開き2ページで終わります。これはかなり読みやすい!
IFRSではない、従来の財務諸表の読み方はこの一冊を読めばだいたいわかります。
ただ、会計の知識ゼロでいきなりこの本を読むとなるとちょっと難しい気がします(税効果やら連結やら出てくるので)。
この本を読みながら、いくつかの異業種の財務諸表を比べると面白いです。
ちなみに誤字を1文字発見。