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読み始めて、久しぶりにワクワクした。知らない世界に連れていってくれる感じ。もう一度読みたい。
ただ最後、少し物足りなかったかな。
H27.6.9~6.11
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田舎じゃないんだから、そんな簡単に探してる人、次から次へと見つからないよ…せっかく面白いのに、全部駆け足で書いたみたいな感じで非常に残念。
もっと掘り下げて書いてくれたら、より面白かったのに。
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読みやすいけど展開が単純すぎて途中から飽きてきた。
主人公の意志もブレているように思えてよくわからなかった。
ただひとつ言えるのは、駅員さんは大変な仕事をしていて日々私たちがお世話になっているのだということ。
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お仕事小説ってジャンルなのかな? 出てくる人たちがとても極端な人ばかりで、最初は何これ?って感じがだんだんとペースにはめられて行き、最終的には感動物でした。ご都合主義って批判はあるでしょうが、小説なんだからいいんじゃないでしょうか。楽しめたし、改めて駅員さんって大変って感心してしまいました。自動改札メーカーが出てきて笑った(特にメーカ名は登場しないが)。
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東京駅に駅員として就職する、若き女性若菜直の物語。
こういう話は嫌いじゃないのですが、
なんか、こんな奇跡が続くのは出来すぎじゃないのかと。
それを差し引いても、ページをめくる手はとまりませんでした。
駅員さんの仕事に頭が下がります。
仕事へのプライド。妥協のないプロの仕事。
事故や天候で遅延しても、
駅員さんに不安をぶつけるのはやめようって思います。
特に直の同僚のゆかぽん、格好良かったです☆
変なことわざのたとえも、ツボでしたし。
東京駅だからこその、さまざまな利用客の物語も
全部全部目が離せませんでした。
直の駅員スピリットが、輝く終わり方が好きです。
この本にも書かれている通り、
どんどん機械化して、人間の駅員さんは削減されていくのでしょうか?
人間だからこその、気遣い、心配り。
ぬくもりがない駅なんて魅力ないと思いますけどね…。
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行き交う人々には物語があって、他の人から見たら私も行き交う人々のひとり。当然なのに、なんだか不可思議。
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東京駅で働くことになった新人の話。鉄分多量。電車の運転手というのは昔も今も鉄な男の子の将来の夢だったりするけれど、運転手も車掌も駅員も、現実はそんな生易しいことではない。おそらくどんな職場でも新人は打ちのめされながら成長する。子どもの頃からなんとなく仕事が見えているように思えている業務だからこそ、ギャップは大きいかも。そしてある目的を持っていた主人公も、揺れ動きながら毎日が戦い!
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「東京駅の駅員さん」。
全く関わったことが無い人などいないのではないだろうか。通勤・通学で、出張で、旅行で、買物で…何らかの形で東京駅を利用したことのある人がほとんどだと思う。
…が。
その「駅員さん」が、どんな日常を過ごしているのか、については、たぶんあまり知られていない、というか、思いを馳せること自体が、きっと、無い。でも、ふと考えてみると、普段の出発・停止等の業務に加え、お客様対応だとかイベントの企画だとか、きっと結構煩雑なお仕事をなされているのだよね。「乗客は我々を人間と思っていない」っていう作中の台詞、そこまで機械みたいに捉えている人は多くはないと思うけど、でも、改めて人として意識することもあまりないように思う。あんなに日常的にお世話になってるのにね。
てなわけで、駅員さんの日常、という、身近にありながら謎のベールに包まれていた世界を、新人職員の側からの視点であれこれ見られるのは新鮮で面白い、東京駅だと思うから尚更。主人公が駅員を目指した動機や設定もまぁまぁ面白いし、エンタメと割り切って作者がさくさく展開していってくれるので、比較的先が分かりやすくて読むのに疲れない。
途中、問題の解決の仕方がなんだか画一的な印象を受けたり、キャラクターと設定との間にズレを感じて妙にそぐわない感じがずっとつきまとったりとかはするのだけど、そういうところはご愛嬌だと思ってざっくり楽しむのが向いていると思う。こういう2時間ドラマとかあってもいいかもなー。
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鉄道員の物語ということで読んでみた。
散りばめられた小ネタには鉄道ファンとしてクスリとするところはあるものの、登場人物が皆さんどうにも負の情念が強すぎて、正直面倒くさい。
主人公のストーリーと、周囲の人物のストーリーとが食い合って、物語の焦点がぼやけてしまっているようで勿体無い。
章立てしているのだから、この章は犬塚、この章は藤原と切り分けたほうが読みやすかったかもしれない。
この辺は、業界モノとしては構造が類似している「ハケンアニメ!」とは違っているところ。
また、主人公のテーマのひとつである再会を始め、イベントがあまりにも偶発的過ぎるというか、脈絡がないというか。
現実において偶然というのは確かに脈絡もなく(あるいはそうと気付かれないように)発生するものではあるけれども、物語においては一つ一つの出来事には意味があり脈絡があって欲しいと願っているので、あまりに突発的な事態は、どうにもご都合主義を感じてしまう。
その世界の理屈でなく、「物語の展開上、この辺にトラブルがあったほうがいいな」みたいな、作者の思惑を感じてしまって萎えるのだ。それが物語の作法であり本質であることは理解しているけど、どうせ騙されるなら気持ちよく騙されたい。
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若菜直は、大学を卒業して駅員として就職した。働くのは東京駅。
社内でもトップで入社したが、総合職ではなく、現場の駅員である。東京駅勤務となった。
同期入社の犬塚、同い年だが先輩の橋口由香子、藤原一成などと同僚として東京駅で働き始める。
直の弟は、病弱だが電車が大好きで、直と電車で出掛けるときはいつも先頭車両から夢中になって見ていたくらい。その弟のことも直に影を落としているようで。
東京駅のなかの仕事や、鉄道員のそれぞれの心情が感じられました。現場の叩き上げで働く側の人、本社の管理職の立場の人。
登場人物たちの成長の物語ですが、鉄道をめぐって、都市の様々な人の問題なども感じられました。
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東京駅でて働き始めた新卒の女性駅員が主人公の小説。多くの人々が行き交う東京駅で、主人公の重要な局面でかかわった人々とのやり取りを中心にストーリーが展開する。駅員の目線、日常業務や苦労などが紹介され面白い。
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東本鉄に入社した若菜直の成長物語。かつての恩人達との再会や同僚との助け合い、死んだ弟への思いなどまとまっていてとってもいい作品でした。
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裏側の話を読んだら現実にも興味がわいてくる不思議。
とりあえず駆け込み乗車はなるべくやめたいと思う。
なるべく。
藤原さんがとてもすき。
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新人駅員・直が主人公。亡き弟の夢を追ってこの世界に。
様々な乗客との対話を通して、駅員としての仕事に向き合う。同期の犬塚や先輩の由香子、藤原、そして駅員のマニュアル化を目論む上司や一癖ある同僚たちに囲まれて成長していく。
私は鉄ではないし、電車もそこまで詳しくない。純粋に駅の仕事を知れて面白いし、通勤のときに、もう少し駅員さんの行動を見てみようかな、と思った。
直と犬塚、対照的な同期二人組が少しずつ距離を縮めていく様も心地いい。直や駅員始め、職業や性別の違う乗客たちそれぞれの心の動きを丁寧に描いている。直の一人称なのに、そう感じる。以前読んだ「あぽやん」を少し思い出したな。
続編あったら是非読みたい。