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登場人物に誰1人魅力がなく内容が薄かったのが残念。
駅員の裏側とかも全然知ることができなかった。
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駅員として東京駅に配属された若菜直はお客様に、幸せな奇跡を起こしたいと願う。
物語では函館まで新幹線が 開通していたりと必ずしも今の東京駅とは異なります。また、現場VS本社と言う構図が、若手の駅員たちの団結力を高めている気もしました。特に、不良駅員の藤原が、主人公の直のことを少しずつ受け入れていくところはホットしました。
替えの効かない人材とは何か。世の中、オートメーション化の影響でひとがいなくなっていく。それも、また現実だと思うと悲しい。
直は、自分の仕事が向いているのかわからないと言う。でも、向いているか、好きになるかは、一生懸命にやった後にわかるような気がしました。中途半端にやったら、中途半端にしか好きになれないし。
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若干冒険活劇的なところもあるけど
駅で繰り返される出来事を考えると、日常でも十分ありうる事件。
日常を粛々と紡ぎだすことの大事さ、大変さが伝わってきます。
駅員という仕事の描写の細かさもすごいけれども
職場の人間関係の描き方は秀逸だと思います。
同い年の先輩で、勉強はできないけれど仕事はできる とか
学歴ばっかり見る上司 とか
一番はやっぱり、松本さん!
読み始めでは、よくいる事なかれ主義上司か~という印象やけど、実は。。
「部下を守ること」を一番に据えてくれる上司って、今なかなかすくないんじゃないでしょうか
「駅員を夢見ることはなかった。それが現実。
でも、私は、今の自分がとても好きだ。それでいい。
現実はいつかきっと、誰かの夢と接続する。」
最後の最後、いい言葉です。
こんな心持で、今日も仕事がんばります。
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http://takotakora.at.webry.info/201505/article_3.html
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読み始めて、久しぶりにワクワクした。知らない世界に連れていってくれる感じ。もう一度読みたい。
ただ最後、少し物足りなかったかな。
H27.6.9~6.11
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田舎じゃないんだから、そんな簡単に探してる人、次から次へと見つからないよ…せっかく面白いのに、全部駆け足で書いたみたいな感じで非常に残念。
もっと掘り下げて書いてくれたら、より面白かったのに。
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読みやすいけど展開が単純すぎて途中から飽きてきた。
主人公の意志もブレているように思えてよくわからなかった。
ただひとつ言えるのは、駅員さんは大変な仕事をしていて日々私たちがお世話になっているのだということ。
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お仕事小説ってジャンルなのかな? 出てくる人たちがとても極端な人ばかりで、最初は何これ?って感じがだんだんとペースにはめられて行き、最終的には感動物でした。ご都合主義って批判はあるでしょうが、小説なんだからいいんじゃないでしょうか。楽しめたし、改めて駅員さんって大変って感心してしまいました。自動改札メーカーが出てきて笑った(特にメーカ名は登場しないが)。
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東京駅に駅員として就職する、若き女性若菜直の物語。
こういう話は嫌いじゃないのですが、
なんか、こんな奇跡が続くのは出来すぎじゃないのかと。
それを差し引いても、ページをめくる手はとまりませんでした。
駅員さんの仕事に頭が下がります。
仕事へのプライド。妥協のないプロの仕事。
事故や天候で遅延しても、
駅員さんに不安をぶつけるのはやめようって思います。
特に直の同僚のゆかぽん、格好良かったです☆
変なことわざのたとえも、ツボでしたし。
東京駅だからこその、さまざまな利用客の物語も
全部全部目が離せませんでした。
直の駅員スピリットが、輝く終わり方が好きです。
この本にも書かれている通り、
どんどん機械化して、人間の駅員さんは削減されていくのでしょうか?
人間だからこその、気遣い、心配り。
ぬくもりがない駅なんて魅力ないと思いますけどね…。
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行き交う人々には物語があって、他の人から見たら私も行き交う人々のひとり。当然なのに、なんだか不可思議。
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東京駅で働くことになった新人の話。鉄分多量。電車の運転手というのは昔も今も鉄な男の子の将来の夢だったりするけれど、運転手も車掌も駅員も、現実はそんな生易しいことではない。おそらくどんな職場でも新人は打ちのめされながら成長する。子どもの頃からなんとなく仕事が見えているように思えている業務だからこそ、ギャップは大きいかも。そしてある目的を持っていた主人公も、揺れ動きながら毎日が戦い!
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「東京駅の駅員さん」。
全く関わったことが無い人などいないのではないだろうか。通勤・通学で、出張で、旅行で、買物で…何らかの形で東京駅を利用したことのある人がほとんどだと思う。
…が。
その「駅員さん」が、どんな日常を過ごしているのか、については、たぶんあまり知られていない、というか、思いを馳せること自体が、きっと、無い。でも、ふと考えてみると、普段の出発・停止等の業務に加え、お客様対応だとかイベントの企画だとか、きっと結構煩雑なお仕事をなされているのだよね。「乗客は我々を人間と思っていない」っていう作中の台詞、そこまで機械みたいに捉えている人は多くはないと思うけど、でも、改めて人として意識することもあまりないように思う。あんなに日常的にお世話になってるのにね。
てなわけで、駅員さんの日常、という、身近にありながら謎のベールに包まれていた世界を、新人職員の側からの視点であれこれ見られるのは新鮮で面白い、東京駅だと思うから尚更。主人公が駅員を目指した動機や設定もまぁまぁ面白いし、エンタメと割り切って作者がさくさく展開していってくれるので、比較的先が分かりやすくて読むのに疲れない。
途中、問題の解決の仕方がなんだか画一的な印象を受けたり、キャラクターと設定との間にズレを感じて妙にそぐわない感じがずっとつきまとったりとかはするのだけど、そういうところはご愛嬌だと思ってざっくり楽しむのが向いていると思う。こういう2時間ドラマとかあってもいいかもなー。
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鉄道員の物語ということで読んでみた。
散りばめられた小ネタには鉄道ファンとしてクスリとするところはあるものの、登場人物が皆さんどうにも負の情念が強すぎて、正直面倒くさい。
主人公のストーリーと、周囲の人物のストーリーとが食い合って、物語の焦点がぼやけてしまっているようで勿体無い。
章立てしているのだから、この章は犬塚、この章は藤原と切り分けたほうが読みやすかったかもしれない。
この辺は、業界モノとしては構造が類似している「ハケンアニメ!」とは違っているところ。
また、主人公のテーマのひとつである再会を始め、イベントがあまりにも偶発的過ぎるというか、脈絡がないというか。
現実において偶然というのは確かに脈絡もなく(あるいはそうと気付かれないように)発生するものではあるけれども、物語においては一つ一つの出来事には意味があり脈絡があって欲しいと願っているので、あまりに突発的な事態は、どうにもご都合主義を感じてしまう。
その世界の理屈でなく、「物語の展開上、この辺にトラブルがあったほうがいいな」みたいな、作者の思惑を感じてしまって萎えるのだ。それが物語の作法であり本質であることは理解しているけど、どうせ騙されるなら気持ちよく騙されたい。
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若菜直は、大学を卒業して駅員として就職した。働くのは東京駅。
社内でもトップで入社したが、総合職ではなく、現場の駅員である。東京駅勤務となった。
同期入社の犬塚、同い年だが先輩の橋口由香子、藤原一成などと同僚として東京駅で働き始める。
直の弟は、病弱だが電車が大好きで、直と電車で出掛けるときはいつも先頭車両から夢中になって見ていたくらい。その弟のことも直に影を落としているようで。
東京駅のなかの仕事や、鉄道員のそれぞれの心情が感じられました。現場の叩き上げで働く側の人、本社の管理職の立場の人。
登場人物たちの成長の物語ですが、鉄道をめぐって、都市の様々な人の問題なども感じられました。
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東京駅でて働き始めた新卒の女性駅員が主人公の小説。多くの人々が行き交う東京駅で、主人公の重要な局面でかかわった人々とのやり取りを中心にストーリーが展開する。駅員の目線、日常業務や苦労などが紹介され面白い。