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BDの特典の描き下ろしだっやつがようやく文庫化。
それとは別に書き下ろし新作も入っていて良い感じ。
BDの特典も早くもなく遅くもなくで良い感じのタイミングだと思います。
某、作品にも見習ってほしい……。
まあ、それはそれとして、内容の方はいつもの妖精さんとのお話に加えて、ラストでちょっとだけ匂わせていた、私と助手さんとのお話もあったりして、これぞロミオの真骨頂ではなかろうかと勝手に思ったりしてる訳ですが。
どれもとても面白く良い作品群でありました。
そして、次はファンタジーを書くとな。そして、もしかしたら人退も書くとな。両方とも実現を期待しています。
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私ちゃんと助手さんの話だけでもニヤニヤできますけれど、最終話(多分特典のやつ)もそれなりに好きですね。
助手さんからの好意はチラ見せしてましたけど、私ちゃんからの好意はそっと見せすぎてほんわりします。
最初から最後まで私ちゃんは私ちゃんか。
かわいいので良いです。
でも、年の差があるはずなので、ときめく部分とかをもっとほのめかしてほしかったかも。
最終巻はもうすっかり面倒見のよい大人の女性ですね。人見知りとかだんだんなくなってはきましたけど、子供の行く末を心配して、物事を教え、導くなんてもう立派な大人の女性です。
たくましさにここまで母性愛がついたら完璧ですー
とっても面白かったな。
時々知らない単語にでくわすのもまた一興でした。
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短編集。複雑な構成やブラックな要素は少なく、気楽に本作の「たのしい」部分を楽しめる。ブラック企業の話は凄いかわいかったな。
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「はたらく妖精さんたちの、べんちゃーびじねす」
暇つぶしに始めた起業。
実際のお金で無く、チョコレートコインを欲する辺りが彼ららしいな。
「はたらく妖精さんたちの、食品玩具」
入れたはずのキャラメルが消えるのは。
誰のものか分からない物が届いた時点で、なんとなく想像はついていたが…。
「過去からのメッセージ」
好き勝手に進む話し合い。
こうなった時、一番損するのは決まってみんなをまとめていた人物なんだよな。
「妖精さんの、ないしょどうぐ『食器伝承』」
次々見つかる切れ味のいい食器。
切れにくくなった食品が切れるまではいいけれど、流石にその下の食器とかまで切れてしまうのは迷惑だな…。
「おふたりさまで、業務活動記録」
視察先で次々出会う知り合いたち。
ただの業務なら人に出会って気にしないだろうから、きっと視察という名の何かだったのだろうな。
「妖精さんの、ないしょどうぐ」
彼らがつくった数々の道具たち。
どれも面白そうな物だが、流石に使用したいとは思わないな…。
「三つの村における需要と供給とそれ以外の何か」
全ての村を回って見た感想は。
お互いにお互いの村を知っているからこそ、ああいう風に利用し合う事ができるんだろうな。
「民族の再発見にまつわる不都合な真相」
族長が隠していた真実。
逆にあれだけの事を長年誰にもバレる事なく、よく隠し通していたな…。
「村起こし成功の影に潜むさして意外でもない真相」
めちゃくちゃなアクションが成立していたのは。
あれだけ破茶滅茶な状態のものを運用しようとする人の気もしれないが、同時にあんな状態のものに乗ろうと思う人の考えも中々だと思った。
「フルーツ、だめ、ぜったい?」
品種改良の末たどり着いた究極の味。
全て思惑通りの完璧な品を作り出すのはとても困難であり、尚且つほぼ無理に近いのではないだろうか。
「君主制度に果たす菓子類の役割」
南北の戦いに終止符をうったのは。
妖精さんの扱い方をあんなに熟知している人間がいたら、今後あの国で何かあったらと少し心配になるな。
「旅の手土産に最適なもの」
進級に必要なのはお菓子作りの腕前。
自主性が身につくのはいい事だが、誰かに教わらなければ流石に一般的な知識をつけていくのは難しいだろうな。
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本編完結後の短編集
でも本編だってこんなものだった気がするけれども
作品全体としての構築でなく
ざらっと投げ出していく姿勢なので
素材はなんでも良いともいえる
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お祖父さんがいい遺したことですしね。
相互理解か。それは一体どこまでの…。
妖精さんの転送装置見て、ポケモンの転送システムを思い出しました。
もちろん同じものが出てくるんだけど、しかし、そこには一度死が挟まれる。
もし死後の世界があったとするなら、そこで一度死んだ私は、私のまま外に出てくるのか、それとも、私自身は死後の世界に行ってしまい、同じだけど違う私が生まれて、そしてまた転送されるたびに、死んだ私が死後の世界に行くのか、など色々考えました。
死後の世界がなかったとするなら、そこで転送された私は無になり、また新たな私が生まれるのかもしれない。
新たな私は記憶も引き継いでいるから、死にすら気づかないけど、元の私はすでに無になっているのかもしれない。
考えこんでしまうのですが、元のお話は超短編でしたよ。
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シリーズ番外編で、短編集です。
時雨沢恵一の「キノの旅」シリーズを思わせるように、主人公の少女が調停官としてさまざまな村を訪れ、妖精にまつわる謎を解き明かしていくというストーリーが多くなっています。「キノの旅」も比較的ブラック・ユーモアが利いた作風でしたが、本書はそこまで批評性は見られず、純粋なパロディといった感じで単純にたのしめる内容だと感じました。
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本編は終わってますが、短編集が出ました。今回は”わたし”が旅に出て、訪れる先の里で妖精さんの起こす様々なトラブルに巻き込まれていきます。いつものとおり妖精さん達との楽しいお話です。?