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冒頭、あまりに荒唐無稽なキャラクター設定…と思った。「登場人物が語る台詞」は相変わらずキラキラしていたけど、キャラに感情移入ができなかった。…が、主人公の1人、利沙が自分の気持ちに気付いたあたりから心臓をギュっと掴まれた。結末に頭を殴られた。 …そんな物語です。
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色々と刺激を受けた。
でも絶対に自分では爆弾は作れない。。
最後、
「あたしは後悔してないよ」
みたいなことを言ったときぞくっとした。
「いけないことしちゃったね」
的な事を言わなかったとこがよかった。
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とにかくよく調べて書かれてあるなー、というのが作者に対する印象
60年代後半の学生デモはやっぱ流行みたいなもんだったんだろうなぁ
そんな流行とは関係なく、自分たちの意思で自分たちのデモを行っていく2人が主人公
なんだけど、うーん、なんだろう
特に感想がないというか想うところがない
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ラストはショッキングな内容。
若者のもやもや、イライラはよく表現できていると思う。
現代の女子高生というよりは、某闘争のようだと思っていたら、
やはりそれに近くしてあるようだ。
エンターテイメントとしては楽しめるが、それだけで後には残らない。
だが内容が強すぎるせいか、夢に出たが(苦笑)
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毎日の生活に息苦しさを感じていた女子高生2人
そんなふたりが組んで最大の無血テロを企てる。
後半テンポよく、ぐいぐい引き込まれて読みました。
ラストがショッキング
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初ヒキタクニオ赤 は 思想的な赤 この世界に存在することに息苦しさや閉塞感と怒りを感じている女子高校生と在日韓国人であるのに日本名を名乗って生活していることに疑問と違和感を持つ女子高校生。二人の爆発的怒りが向かうのは 商業主義そのものとそれに踊らされる現代の人々。その巨大な「敵」と戦うために必要な力と頭脳をそれぞれが有している。高校生 普通に生きていても、どこからか湧き出るもやもやとした不安と、向かうべきところのない怒りに翻弄される年頃。二人が不幸だったのはその行き場のない怒りを静める安心できる「家庭」が無かったこと。二人の取った行動は目的も方法も間違っていたけれど、質屋の伊勢爺と同じように なぜかシンファシィを感じてしまう。それはかつて自分自身もその行き場の無い怒りに身を焦がしたことがあるからだろう…希望のあるラストの救われた。