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帯に引かれた:
physically罪を犯すと罰せられるけれど、
mentally罪を犯しても罰せられなくて良いのか?!
"自分の罪を償おうとエリートからホームレスになった男"ともあるので、もしや、(人が他人を罰するのではなく)自分でそういう罰(道)を選んだだけかもしれない。これだと、私の意図してる"気になる"のベクトルが違う。。。。
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ホームレス探偵は元脳外科。
彼が医者である時に助けた少年真人が殺人鬼なのか?
真人は人の心が泣いているのを感じることが出来る。
悲しい位なら死んだほうがましだ!と考えている・・
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全体を通して、どんよりと暗澹たる空気が流れるような内容・・。
「人の泣き声が聞こえる」という悲しみに囚われた少年と、人生に絶望したホームレスの男。
連続殺人事件から絡み合った糸がほどかれ、2人の過去がしだいに明らかになる。
面白い・・というよりも、虚構とはいえ悲しい人生だよな・・と小説の主人公に同情。
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「人の肉体を殺したら罰せられるのに、人の心を殺しても罰せられないのですか?」
この言葉にひかれて読んでみました。
話の前半で犯人がよめてしまったので
時間をかけてもしょうがないと一日で読み上げた本です。
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内容(「BOOK」データベースより)
36歳の医師・日高は子供の病死と妻の自殺で絶望し、ホームレスになった。流れ着いた郊外の街で、社会的弱者を狙った連続殺人事件が起き、日高はある刑事の依頼で「探偵」となる。やがて彼は、かつて自分が命を救った15歳の少年が犯人ではないかと疑い始めるが…。絶望を抱えて生きる二人の魂が救われることはあるのか?感動の長篇ミステリ。
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肉体を傷つけたら罰せられるけれど
こころを傷つけても罰を受けることは少ない
ミステリーということだけど、その枠をこえて
読みやすく、考えさせられる作品
夢屋にて購入。
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ホームレスに陥った元脳外科医のストーリーです。
推理が面白い作品でした。
「人の肉体を殺したら罰せられるけれども、人の心を殺しても罰せられないんだとしたら、あまりにも不公平です」
というフレーズが印象的でした。
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「人の肉体を殺したら罰せられるのに、人の心を殺しても罰せられないのですか?」
子供を病気で亡くし、妻には自殺され、全てに絶望した医師・日高はホームレスに…
いやぁ〜〜暗いっす!(__:)
「心に沁みるミステリー」なんて文庫の帯に書いてあったので、つい手を出してしまいましたが…
正直、暗すぎて読むのを放り出そうかと
ホームレスとなった主人公・日高が連続殺人事件の真相を探るために警察から探偵の様な事をさせられる
ミステリーとしても、いまいち中身が無く、なんだかなぁ〜〜です。
自分的には、ペケです(+。+)
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主人公は元医者のホームレス!そして探偵!!探してみたらホームレス探偵って他にもあるみたいですが、うちには初めてだったんで、新鮮な気持ちで読みました!!とことん自虐的な主人公と、若くして哲学的なものの見方をする大人びた少年との組み合わせが、本当に面白かったです。全体的に暗いし、推理理小説によくある爽快感はないけれど、人間の生き方に焦点を当てているところ、けっこうツボでした。
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ミステリーというよりヒューマンちっく…?と思ったらやっぱりミステリー。基本は魂の救済どうのな感じなんで、まあああいう終わり方でいいのかもしれませんが物理的根本的解決に全くなってないような。
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これまたお父さんにオススメされた本。
でも…なんか…展開読めたし
最後は思ったほど盛り上がらないし。
犯人があの少年だったらもうちょっとおもしろかったかも。
ホームレスが主人公って設定は、非日常的で◎だった。
登場人物が多くて名前忘れまくったな〜〜
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主人公日高は医者という職業、幼い息子、妻を一気に失い、ホームレスとなって、学生時代に誘拐事件に遭遇した光市に住み着く。そこで出会うかつての人々、彼らとともに巻き込まれる複数の事件。
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償い。
タイトルが素晴らしい。
最後は泣いた。
電車でこっそり泣いた。
人の肉体を殺したら罰せられるのに、
人の心を殺しても罰せられないのですか?
これが全てを物語ってる。
償い。
何が正義なんやろうね。
誰にも解らんはずよな。
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設定だけ見ると今はやりのお涙ちょうだい話かと思えます。その方が逆に読みやすいかと読み始めてみたら、そんなことを感じさせない作品で驚きました。名前すら捨てて目の前の生活しか考えず、でも本人は自覚もないだろうけど安易に死のうとはしていない。その姿勢が同情を誘うことなく好感すらもてる日高を作り出してます。償いの重さではなく厳しさを感じられるという点で面白い作品でした。
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「人の肉体を殺したら罰せられるけれど、人の心を殺しても罰せられないのだとしたらあまりに不公平です。他者の心を傷つけた者は、どうやって裁かれるべきなのだろう」このように文中で語られています。ふーん??