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父は同じで母は違う男5人女1人の中学生から30歳までの6人兄弟が暮らす藤川家。そこに父の隠し子?の十遠という妹がやってきて・・・
兄、四寿雄の「遺言代行業」の仕事と、十遠と七重の関係が中心の話。よくできる七重の複雑な心境は読んでいけば、納得と思ったが最初の心情に関しては、うーん?と思うところもありました。
異母兄弟の話は結構ありますが、この話は一部を除き終始暖かい関係というのが書かれていて癒し系だなぁという感想です。そんな家族だからこそ「遺言代行業」なんて仕事もできるのかなぁと思いました
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兄弟が多くて名前が混乱したけど(笑)、読みやすかった。自分が遺言を残す時には、わかりやすい言葉にしようと思った。
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ドラマになりそうなキャラ設定と話。結構好きなんだなーこういうタイプの家族小説。家族になるには、思ってることとか全て吐き出して、ぶつかることも大切で…でも結局、ぶつかった傷を癒してくれるのもまた家族なんだよなーって思ってしまった。七重を守ろうとする八重、九重…ステキだったなー。
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異母兄妹弟たちが集まる藤川家の話。藤川家族のことを、遺言を代行する仕事を通じてときほぐしていく。
2015/5/13
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母親の違う6人の兄弟が一緒に暮らす藤川家族。
そのなかに新たにもう一人妹が加わることに。
長男のお仕事、遺言代行サービスの話と共に、兄弟それぞれの個性や想いが交錯する、悩ましくも心暖まる話の数々です。
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最初に登場人物の多さに戸惑ったものの、あっというまに馴染んで誰が誰か判断つくように!さすが響野さんです。
期待したほどではなかったにせよ、よみやすくて面白い内容(遺言代行)でした。
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藤川家がまず変わっている。しかも大人数。そして、遺言代行業の四寿雄の仕事を家族みんなでお手伝い。そこに現れた父親の隠し子らしい少女。みんなの感情が渦巻く物語。ほっこりとよくまとまっているが、みんなのキャラを活かしきれずもったいない感じ。でも続編があるのかも。
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響野さんはお久しぶり、でしたが読みごたえがありました。
ライトな物語ですが、素直に受け入れられない存在に対するドロドロした感情など、リアルな心情はちゃんと描かれていて、好みな作風。
今回はあまり描かれなかった兄弟達の過去や想いも読んでみたい。
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成人しているのから、義務教育までいる兄弟だけが住む家。
そこに新たな異母妹がやってきた。
連続短編集で、大黒柱たる長男の本業は
ほぼ儲からないという、遺言代行。
それに翻弄されていく下5人と、新人妹1人。
しかしこの新人妹が、健気そうに見えてすごい。
ここまででないと、世の中渡っていけない?
そもそもこの時点で斜めに見てるのが…。
まぁ将来有望かもしれませんけど。
新人妹の性格はともかく、何がいけないのか。
同族嫌悪なのか、引っかかっているのはなんなのか。
唯一の女だからこそ気が付いているのか、と思ったら
そうでもなくて良かったのですが、新人妹は
ちょっと爪が甘いかも?
新人妹の母親が、がっちり怖いです。
とはいえ、悲劇のヒロインになりたいなら
こんなものかも知れません。
被害にあう子供が、すごいとばっちりですけど。
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男五人女一人、中学生から三十路までの六人兄弟が暮らす藤川家。異母兄弟に新たな家族が一人加わる。
長兄が営む遺言代行業を通し描かれる便利屋的な家族もの。
この手の家族ものは小路幸也氏の方が遥かに上手いな。
面白くもなくつまらなくもなく、可もなく不可もなくといったところか。
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名前が覚えにくいのは仕方ないとして、、十遠の性格の悪さにイライラしたり、内容がそう深くないので読みにくく思ってしまった。遺言代行?のほうにもっと内容の重きを置いてほしい。でないと全然内容が頭に入らない。シリーズで続いてるみたいだけど、これから面白くなるのかな。だんだんいろいろ分かっていって、団結も強くなるのかな。
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築50年の元診療所で暮らす6人の兄弟。
滅多に帰宅しない、自然写真家でロマンス詩人の藤川三理の子供たち。
長男の四寿雄、30歳。
イケメン弁護士の五武、27歳。
ひきこもりの浪人生、六郎、19歳。
紅一点の七重と三つ子の八重、九重は中学3年生。
そんな異母兄弟の藤川家に、突然、母親を亡くした7歳の女の子、十遠が現れる。
四寿雄は秘密の遺言を依頼人の死後に代行する「遺言代行」が本業で、やっかいごとの多い代行に兄弟は毎度駆り出され。
68歳の鎌倉マダムが初恋の人に残したメッセージ。
病死した5歳の娘が飼うのを望んでいた猫の行方。
四寿雄のセンパイの突然の死と彼の亡くした娘への謝罪の謎。
ネットカフェ難民の彼が残したブイヤベースのお礼の相手。
代行の仕事を解決しつつ、深まっていく七重の十遠への不信感と、明かされる兄弟たちの家族への想い。
「なんとなくお互いに察して、ギリギリのところですれ違えればいいのに」
それがなかなか難しい。
いろんな母親が出てくるので、自分はどうだろうかとヒヤリとしたり。
読みながらデジャヴ…と思ったら、ちょっとファミリー(漫画の)みたいなんだな。懐かしい。
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なんでこの商売を始めたのか、もっとそのあたりを掘り下げたらグッとくるかも。
最後の方の七八九の連携のとこは、イイ。
あと、名前についての質問と答えも、曖昧になったワケもなるほど、そうか、と。