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【所感】
資料作成の極意なんて会社では教えてくれない、という人には極上の内容です。すぐ真似できる即効性のある先人の知恵が満載です。誰かの長年の研究とその成果をわずか1300円程度で一日二日で手に入れられてしまう、『本』としての本質を持っている秀逸な書籍です。
【学び】
■資料作成のコツ:
・ストーリーチャートを作る
★5項目(目的、対象者、メッセージ、ストーリー、媒体)
★ラフイメージを書いて承認取ってから実作制に入る
★ストーリーチャート:
現状説明→問題提起→具体的施策→効果予測(状況→意図→行動→成果)
■洗練された資料フォーマット
★Word:1枚縦36行、横40文字、タイトルは12pt,本文10.5pt、ともにMS明朝
ヘッダー上から15mm,下から17.5mm
見出しは■、小見出し●、一枚か二枚におさまる
★PPT:とにかく四角で囲う。左右上下揃える。余白上は中央から7.8cm、下は8.6cm、左右は中央から12cm、タイトル、本文フォントはHGP創英角ゴシックUB、HG創英角ゴシックUB、数値はArialかTahoma.大きさはタイトルが23pt以上、本文は20pt以上(教室で最後尾がギリギリ見える)。※強調したいときは40pt以上、広い教室は50だと確実に見える)10以下はNG.
→手順前後 ⇒変化前後 ー継続、順接 …一時的、集合
単純比率→円グラフ、比率の変化→積み上げ棒グラフ、時間軸→折れ線グラフ、時間的繋がりなし→棒グラフ
右回り→ポジティブサイクル
左回り→ネガティブサイクル
とことんカタカナを日本語に直すと圧倒的にわかりやすい。改行にもとことんこだわる。単語で切れさせない。
★資料は、『メッセージ型』『完結型』の2つ
■プレゼン:与えられた時間±1分で終える。
①大枠を9割で話せるようにする。
②中枠、プレゼン内容を3つにわけ、4割、3割、2割で話す。言っちゃう。あと核心を最初に。あとになるほど聴衆は飽きる。あとになるほど短いまとまりになると人は最後まで聞ける。
③1枚pptあたり3分とする。
④3分の1は書いてない補足をいれる。
■文章:
漢字は28% FAL(Fact Action Logic) Logic はMECEか。因果と相関は混同してないか。
感じたことと主張を一致させる必要はない。
★ほう、こと、という、は極力使わない。と思う、も使わない。主語を近くに置く。受け身にしない。私に課されたミッションは→私のミッションは。
■交渉:
30分に10個の質問
利点より相手の利益にフォーカス
5W2H
深くなりたいならとにかく3回会え
■講演:
感動、気付き(発見)、楽しみ、知識、実利の5テーマのいずれかで作る
実は講演者はたいしたこといってない。見せ方。
ほとんどのことはひとつかふたつのメッセージを伝えるための前座でしかない。
★とことん、声の大小、高低、速遅をおおげさなくらい使い分ける。タイミングは適当でいい。
★視線は遠くからジグザグに見やる。
★スクリーン右からスタートして課題提起→左に移動してスクリーンに結論出す。人は左から右に目が進むのを利用した構成。
★内容は絞り、表現は分か���やすく、かつ過激にする
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新聞広告で気になり図書館で借りた。打合せを録音し、資料を定規で測り、プレゼンの発表時間を計測し、仕事を分解して細部まで徹底的にこだわった著者。タイトル通りの話ではないが面白かった。
●資料を聞く側と説明する側。内容に精通×経験値豊富は、行動の喚起。内容に無知×経験値豊富は、解決策の伝達。内容に精通×仮設段階は課題確認。内容に無知×仮設段階は課題創出。
●ワード。1枚縦36行。横40文字。タイトルのフォントサイズ12。本文のサイズ10.5。タイトルのフォント、本文フォントともにMS明朝。ヘッダー上から15ミリ。フッター下から17.5ミリ。見出しは中見出し■、小見出しは●。
●パワーポイント。余白は上は中心から7.8センチ。下は中心から8.6センチ。左右は中心から12センチ。タイトル、本文のフォント名はHGP創英角ゴシックUB、数値はarialかtahoma。タイトルが23。本文は20。白をバックに黒で結論。内容は濃い青。
●メッセージ型は考え方、思想、戦略、概念を伝える。完結型資料は細かなデータやグラフなどを伝えたいときに使う。
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坂口孝則さんはたまにテレビで見かけた人ではあるがあまり気にしたことはなかった。今回たまたま彼の本を読んでみたところ、論理的で実証されたことを根拠とした説明はとても勉強になった。
会社で日々の業務および、コンサルティングの受注フロー、お客様とのリレーション作り、施策そのものを構築していくうえで、役立てていきたい。
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重要なことは、聴衆が面白いと思うであろう、さらに自分が説明した部分を最初にもってくることだ。1部で「当プロジェクト開始の経緯」だとか「会社案内」を長々と話し、後半部で徐々に核心に入るプレゼンテーションのやり方はそもそも間違っている。人間は、面白い話し→つまらない話し、ならばまだ耐えられる。しかし、つまらない話し→面白い話し、は耐えられずに途中で寝てしまうか、退屈になって集中できないのだ。(p.50)
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全体的に見て、、非常に現場に即した細かい内容。太極というよりプレゼン者の参考資料。とはいえ、プレゼンの型については役に立つ。型の一覧をダウンロードできるようにしてくれるとよかった。
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実践したい!
150字で資料なんて無理!と思っていたが、そういうことではない。目的は資料作成時間を最小限にした上で、わかりやすい資料をつくること。
コツは、良いなと思った資料の特徴を真似すること。
一文を短く
ブロックは極力四角で囲うこと
位置を揃えること
内容については、
5つのボックスに整理
ストーリーチャート作成
ラフイメージの3ステップ
で、やり直しを省くこと!特に正式に提出する企画書などはこれで上位承認をもらっておくことだな!
実践するぞ!
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・〜こと、〜ほう、〜というはできるだけ使わない。
・思いますは避ける
・受け身はやめる
参考になった。