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傷病兵の世話をするコラリー・ベイ。彼女を誘拐しようとする一味を撃退した傷病兵バルベス大尉の率いる一団。バルベス大尉の部下ヤボンの活躍。銀行の頭取エサレ・ベイの屋敷に侵入したバルベス大尉。何者かに拘束されていたエサレ・ベイ。殺害された死体となった発見されたエサレ・ベイ。最初はコラリーを守るように行動していた秘書のシメオン老人の豹変。バルベス大尉とコラリーの親たちの関係。エサレ・ベイが奪ったフランスの軍資金三億フラン。エサレ・ベイが殺害したバルベスとコラリーの親たち。監禁されたバルベスとコラリーが見たバルベスの父親の残した手記。二人を救ったドン・ルイス・ペレナン。シメオン老人に誘拐されたコラリー。バシュロウ老人が語るシメオン老人の正体。
2010年3月5日購入
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懐かしシリーズ。
これも少年探偵団と同時期に買ってもらって読んでいたなぁ。
今読むとそうでもないが、
当時この入替り設定は全く気がつかなかった。
このシリーズを読むまで、
ルパンと聞くと三世のイメージだったのだが、
こっちの初代もカッコいい。
さらに、ルパン三世が本当に孫の設定であるのを
知ったのはさらにその後であった。
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第一次世界大戦で右足を失ったベルバル大尉は、父の墓で、自分と美しい看護婦・コラリーにまつわる深い謎と不思議な運命を知る。やがて二人は、ルパンと敵国ドイツのスパイが「黄金三角」という言葉と、十億ドルもの金貨をめぐっての命がけの戦いに翻弄されていく・・・。
【解説/米澤穂信】
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タイトルからして一攫千金的内容だったに違いないが、子供の頃は金銭欲がそれほど、というか全く未発達で、あまり面白いとは思わなかった。今読むとウハウハな話かもしれず、なんとも惜しい事をした。
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少年探偵団シリーズの文庫復刻版が昨年終わったと思っていたら、今度は怪盗ルパン全集の文庫復刻版がが出てたとは!
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初めは、ルパンはいつ出てくるの?
と思って読み進めていたけれど、
謎だらけ、どんでん返しの展開に
翻弄される…
そして最後は鮮やかなラスト!
これこそルパン!