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やっと出ました、「ゼノサイド」の続編。待つこと六年半。あまりに間が開いてしまったので、「エンダーのゲーム」から読み直す破目になった、
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題名は違うしシリーズとは書いてありませんが、「エンダーのゲーム」「死者の代弁者(上・下)」「ゼノサイド(上・下)」「エンダーの子どもたち(上・下)」とつながる一連の作品です。少なくとも「ゼノサイド」から読まないと話がつながりません。連作であることがわかる題名にしてくれればいいのにね。間がかなりあいてるけど、あとから出る方にわかる題名つけてくれればいいのに、と思いました。
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エンダーマニアには涙ものの作品
表紙 7点加藤 直之 田中 一江訳
展開 7点1996年著作
文章 8点
内容 760点
合計 782点
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エンダーの物語終章と「エンダーのゲーム」新訳版解説で知り、読みました。しかしながら先に刊行された「ゼノサイド」との連作であることを本書「エンダーの子どもたち」の解説で知りました。「ゼノサイド」未読のためか、最初の数章では人物設定が分からず、非現実な摩訶不思議物語なのかと読み進めてしまいました。
摩訶不思議かどうかはさておいて、「エンダーのゲーム」と異なった読後感になるのは、その続編「死者の代弁者」で予測されたことのように思います。物語としての面白さよりも作者の思い描くテーマを映すキャンバスとして話は紡がれ、登場人物は饒舌で理屈っぽくあるように感じました。
しかし、「エンダー」がその後どうなったか気になる読み手には一読おすすめできる本です。