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工学部教授の実態を教えてくれる。学校も教授も一流二流があること。なので、ノーベル賞の中村さんは米国に逃れたんだ。教授連は、思いもほか真剣に学部生を気にかけてるものだと感じた。2015.1.12
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5年前に購入して読み切れていなかった。
大学の中の話がヒラノ教授の体験談を踏まえ、読みやすく書かれていた。そうか、エンジニアにはエンジニアのルールがあるんだな。
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シリーズものの他の作品と重複は多いですが、やはり面白いです。
特に工学部10か条と優秀な学生の話は感心することしきりで楽しかったです。
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工学部の教授職の実情を面白おかしく赤裸々に綴った本書。
かなりマニアックな分野の話なのだが、著者の語り口調の上手さ面白さにより、最後まで飽きずに読めてしまう。
教授も大変なのですねえ。
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普段なかなかお話を聞くことのない理系学部の教授の本音がわかる。こんなことをやってるのね〜、と気楽に読んでいたら最後に考えさせられる話が。研究費の広範な分野への薄い投資でリスク分散、研究者へ短期成果要求の危険性。この意見は今まで何度か目にしてきたけれど、改めてその重要性を認識しました。日本の政治家はこの問題の重要性をよく考えて欲しい。
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工学部の教授らしく荒削りな文章だが、その分理系らしくて面白く臨場感が溢れる。工学部の七箇条のうち、約束を守ると拙速を旨とすることは心に刻みたい。本書を読んでいると二流の教授のような印象を受けるが、三流の研究者モドキであった筆者でも知っている傑出したエンジニアである。
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東大卒業後、筑波、東工大、中央大学にて工学部教授として歩んできた敏腕エンジニアが語る、理工学部の実態の話。
かくいう私も大学院までは工学部学生として励んで来ましたが、正直博士課程とその後はどんな感じなのか全く知らなかったので、いい勉強になりました。
ただ後半は昔は良かった的な話が多いし、ちょっと微妙でした。
もしアカデミックの世界で生きていきたいと思うなら読むによい本だと思います。
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非常に面白かった。
理系というか工学系のある意味 ピュアで頑固一徹な、そして素直でお人よしなエピソードが満載で、共感する点がタップリでした。
生徒から学生に変化する大学は、自ら学びたいという点と、教官の研究を進めたいという点が、トレードオフの関係ですが、既に社会の縮図が出来ていて痛快です。
エンジニアという職業に身を置く自分の環境を客観視することもでき、いろいろな気づきをもらいました。
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既読だが文庫化に伴い、再購入。私の恩師N教授も、指導の場では必ず「納期に間に合わせることが最も大事である」と繰返しおっしゃっていた。まったく別の大学と時代なのに。
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東工大と言う日本の頂点層に君臨する学府の人間模様 面白く読みました。妥協を知らない数学者 期限を守る工学部 言い得て妙 スッキリ愉快な文章にテンポ良く読める作品です