投稿元:
レビューを見る
とても厚い本でした。途中、2つの時間軸で構成される。現代と、イーディの若かりし頃と、話が進む。またイーディがかっこいい。痛快な活躍ぶり。現代でもだけど語りっぷりが面白いのです。命は永遠ではないのはわかってるけど無くなったのはショックでした。
あとジョーの父親と祖父との関係が泣かせる。影で支えるって美徳だ。自分なんていいことをしたら認めてもらわずには言われないような気がする。マシューは息子として、父親として偉大だった!
投稿元:
レビューを見る
いやー長かった。1冊の本にこんだけかかったの久しぶりやわ。本の重み(内容じゃなくて重量)で腕つりそうになるし、肩凝るし…。
話の筋は単純な冒険活劇勧善懲悪もん。地味な時計職人が巻き込まれていく全世界崩壊的悪巧みを防ぐために獅子奮迅の大活躍。
それだけの話にどれだけ盛るんやと…スチームパンクありゴシックありホラーありスパイ小説あり拷問あり格闘あり銃撃戦ありエッチあり百合ありショタあり…
バラエティとかてんこ盛りとか既存の言葉では言い表せんくらいに盛りに盛って、あちこち破たんしまくってそれでもとりあえず、力技で全伏線回収してる(と思うが数えきれんので分からん)
ほんで、これが大事なんだけど、最高にオモロい。書き込みが多すぎて読みづらいくせにオモロい。なんだこのパワー、なんだこの密度、小説家ってのは血筋で強くなったりするのか(作者はジョン・ル・カレの息子)。
ハーカウェイ、見逃せない小説家、遅まきながら発見したぞ!しかし、これよりスゲ―小説書かれたとして、俺の体力がもつのか
投稿元:
レビューを見る
厚い・・700ページ上下2段組 読了するかな?
刊行当時はポケミス最長項数だったと思います。現在はグランジェ,ジャン=クリストフ の''死者の国''が770ページです。
読みにくい、欧米人の言い回しなのか軽い冗談を挟んでいるのか何を意図しているのか判らない遣り取りが多い、脈絡なく話題が変化し本筋との関係性も不明。疲れた。挫折しました。
投稿元:
レビューを見る
大物ギャングを父に持つ機械職人が、からくり仕掛けの本を修理すると、それが世界を破滅させる最終兵器だった…というスチームパンク冒険活劇。
英国風ユーモア(?)満載の文章だが、読みにくくはない。長いけれどスイスイ読める。
「こういう効力の最終兵器で世界は破滅するかなあ?」という疑問もあるが、ストーリーは賑やかで楽しめた。