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この著者の、人を見る目の確かさが好きだな。悪人じゃないんだけど、ちょっと小狡い人、調子のいい人、こういう人いるよね?と思わせるディテールの積み重ねがうまい。
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『これは経費で落ちません!』シリーズ番外編。
てゆーか、こっちの方が刊行が古いので、多分元はこっちが本編、な気がする。
森若さんの話にも出てきた、ゆいみ、美月の他、名前だけ出てきた円城格馬も登場。
そして“画策女”の有本マリナがいい仕事してました(笑)。
格馬と美月の仲を邪魔したはずが、二組のカップルを誕生させてしまうっていうね。
森若さんの話に比べて恋愛要素強めかな。
美月の恋も気になるし、ゆいみの目から見た森若さんも読んでみたいので、こっちの続きも出してほしい。
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『経費で落ちません』シリーズのスピンオフ作品。森若さんは登場していなかったが、キャラが良い方に立っていて面白い。入浴剤開発室を舞台にしたお仕事小説。受付のゆいみと由香、開発の美月、社長の御曹司の格馬たちのキャラクターが立っていて、また引き立て役にもやなっているのが良かった。好きなことを仕事にしていて、人間模様などにハラハラしてしまうこともあったり、葛藤などもあったりしたが、イキイキとした表情が伝わって面白い。旅行では一悶着ありそうだったが、なんとか良い方向に楽しめ、由香の婚約などハッピーエンドが良かった。
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ゆいみとの初対面シーンの強気すぎる美月や癖の強い格馬が最初は馴染まなかったけれど、読み進めるうちふたりの不器用でカクカクしたキャラクターが可愛く思えた。取り繕わないで柔らかくしないで自分をそのまま出しちゃうんだなあと微笑ましくなる。終盤のゆいみと高志のまとめ方や美月と格馬のシーンに着いていけなかったことが残念。一〜二話の恋愛じゃなくてお仕事小説の部分の方が好ましかった。ゆいみのキャラクターのせいか多少チャラチャラしているような雰囲気もあったけれど、お風呂がすきってことに対して素直で良かった。
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ストーリーのテクニックがありそう。
入浴剤の開発に絡むコメというのは、不思議な世界だけれども結構きちんと取材したという感じもある。
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本作は経理課の森若さんシリーズのスピンオフ作品。
研究室の鏡さん&受付嬢の砂川さんを軸にした物語です。
森若さんシリーズと同様、とても読みやすかったのですが内容としてはまぁありがちな恋愛小説かなぁという印象が強め。
美男美女の恋愛をゲスるわけではないけど、何事もなくハッピーエンドで締めくくられるのはあんまり面白みを感じなかった。
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森若さんからのこちら。かなり女子女子した話だったけど、こちらの方が明るくてその辺は良かった。秘書がこの後ああなってしまうんだなぁと思いながら読んでしまった。元サヤには戻らないほうがいい気がするなというのが私の意見ですかね。お風呂に入りたがらない明確な理由があるのかと思いきやそれは特にないのね、と少し拍子抜けした。
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『これは経費で落ちません』に少しだけ出てくる天天コーポレーション研究所がメインのお話。
研究所の様子や美月の恋愛事情が描かれていて、面白かった。
これもシリーズ化してほしい。
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「これは経費〜」の姉妹編。あっちはシリーズになったけど、これは先に出たのに一冊だけなんだ。入浴剤開発に励む研究員美月、受付のゆいみ、営業部課長格馬三人の視点で進む。美月は優秀だけど人との付き合い方がわからない天才肌な子。最近よくみる設定。格馬を巡る三角関係になるのかと思ったら、早い段階でゆいみの中で格馬御曹司だけどなんか残念な感じと語られてその可能性がなくなる。美月のその後は「これは〜」でたまに出てくるけど、ちゃんと読みたい。
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森若さんでたまに出てくる美月さんの話。こっちが先なんだね。森若さんが出てくるのかと思ったら全然存在もなかった(-_-;)。あとから考え付いたのか。空気読めない恋愛未経験者の不器用な恋愛の話なんだけど、読みやすかったのでまぁいいかなと。バスクリンも化学なんだねぇ(-_-;)。
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森若さんからの天天コーポレーションシリーズを読みたくて購入。やっぱりこの会社はおもしろい。キレイなのに恋心には鈍感、研究熱心な美月。都会のOLに疲れた派遣社員のゆいみ。お風呂好きという接点でつながるのがいい。美月の淡い恋に注目っ。
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キャラクターがあいまいで、今一つ物語に入り込めなかった。全く関係のない話なら、普通なのだけど、視点が違うだけで、同時進行の物語なのだから同期の森若さんが、会話さえ出てこないのは、少々不自然な気がした。
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『これは経費で~』のドラマから一式そろえて読み始め。
当初はこの『風呂ソムリエ』は存在を知らず購入しなかったが,書籍の番号3-1からするに,本書が一番最初なので本書から読むことにした。
温泉好きの受付ゆいみと研究員美月を主の登場人物として恋愛模様が描かれてます。本書ではまだ森若さんは出てこず。読み進めやすい感じがした。
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森若さんは出て来ないので、森若さんシリーズを読んでからだとサイドストーリーのように思ってしまうが、本書が天天コーポレーションが舞台となる最初の作品。
森若さんと同期入社の美月さんと創業者二代目の専務とのなれ初めがよく分かるし、くせ者キャラクターである有本マリナがくせ者ぶりの片鱗をみせる。
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これは経費で落ちませんのサブストーリーで読みやすい
美月と格馬の不器用でウブな同士の恋愛について、受付嬢のゆいみを間に挟んで展開する
美月は"美人でスタイルもいいが入浴剤開発一筋で男慣れしていない"、格馬は"イケメンエリート御曹司だがお風呂への情熱が強く女慣れしていない"という狙いすぎな二人だが、(二人よりは)一般的なゆいみの恋愛が合間合間に挟まれるので、読み手を置き去りにせず読み終えられだと思う