紙の本
中国の古くから続く組織団体を巻き込んで・・・。
2001/04/10 22:01
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投稿者:kaede - この投稿者のレビュー一覧を見る
ヤクザの遠峰に香港へと拉致された光一は、広大な屋敷から出ることも叶わぬ籠の鳥のような生活を強いられる日々が続いていたが、どういうわけか、突然家庭教師としてやってきたエリックとの外出も認めてくれるようになる。
だが、それはやがて中国の古くから続く組織団体を巻き込んでの大騒動へと発展していく。何度も窮地に立たされる光一と遠峰。そしてそんな中、光一は、自分がどうしていきたいのか、道を見つけていく。
あいかわらず見えにくい遠峰の本心に、最初はどうなることかと思ったが、やはり光一を、ただ籠の鳥のようにしたいわけではなかったとわかってホッとした。
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1巻ではただ翻弄されてフラフラしてただけの受け子ですが、
2巻では自我をもってしっかりと自分の道を見つけています。
その決めた道がいいか悪いかはおいといて……。
(最初はやっぱり流されてますが、まあ途中から…ね)
ラストシーンはかなりジーンときました。
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【あらすじ】 ヤクザの遠峰に香港へと拉致された光一―。広大な屋敷から出ることも叶わぬ、籠の鳥のような生活を強いられる日々…。そんなある日のこと、遠峰は光一のもとに語学の家庭教師としてひとりの若い中国人を連れてくる。爽やかで快活なその青年、エリックとの出会いは、鬱々としていた光一の心を少しずつ明るくしていくのだったが…。息もつかせぬジェットコースターハードラブ香港編!待望の書き下ろしにて、ついに登場。
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その美貌が男達の欲情を煽る、光一は遠峰に香港に連れてこられ軟禁状態で生活していた。鬱々としている光一をみかねたのか語学の家庭教師・エリックが屋敷を訪ねる生活になり。
自分の意思以外で不本意な生活をしてしまう流され受けがその中から自分で決められる事を見つけてラストでした。
BLらしく有り得ない展開ですが、BLですからね(笑)
拉致されて数年、結局光一の実家は光一を心配してないのか、とか、そもそも遠峰はそんなに光一の事を大事に思っているなら他にも方法はあっただろう、とか、このあとはどうなるのか、とか突っ込みどころは満載ですが、まぁ、とにかくBLだということで(笑)
それにしても、快楽に弱い身体の光一はしまくってましたね(笑)
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1,2と読み進めて、なんだかなぁと感じていたのですが、
最後の場面でディケンズの『クリスマスキャロル』を思い出させる鮮やかさ!
イラストも人物設定もあまり好みではありませんが、
最後の場面だけで手元に置くことにしました。