電子書籍
芝野さんが主役
2015/08/13 01:21
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投稿者:paguapgu - この投稿者のレビュー一覧を見る
大好きなハゲタカシリーズのスピンオフ作品。芝野さんが主役の話で、本シリーズの話に比べれば地味だけど、壮大な企業買収の話よりも人物にスポットを当てたこのような展開も良いなと思った。
ただ残念なのはレッドゾーン、グリードの中の芝野さんの話に肉付けした内容なのでその2作品から抜粋された文章が結構な割合を占めること。もう少し肉付け部分を広げて欲しかったとは思いますが、全体的には面白かったです。
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真山仁の新作。
今回は外伝ということで、ターンアラウンド・マネジャーの芝野健夫が主人公。いつも通り展開は早く、仕事に燃える男たちは熱い。今回は特に、中小企業を舞台にしており、大阪という舞台と相まって人間臭さがいい雰囲気を出している。終末にかけて、若干話ができすぎじゃないか、という感もあるが、真山作品の中でも久々に痛快に読み終えた一冊なので、高評価。
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まあ真山仁が書きたいのはこういうことなんだろうな、という感じ。もっとすっきりスリルサスペンスクライシスカタルシスみたいなのが読みたいのだが…
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ハゲタカシリーズの外伝、主人公は芝野の再生先の中小企業の話ですが、モノづくりの内容が結構面白い、自分が今考えている今後の製造会社の姿が、同じベクトルだったのに驚きました。真山氏もけっこう取材をして書かれたのではないかと思われます。
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ハゲタカシリーズのスピンオフ。今回は、町工場に真面目な芝野が専務としてつかえる。博士の遺産により町工場を立て直す事にした芝野だが、ことごとく周りから邪魔をされる。色々と人の繋がりがとても大切で、最後は鷲津が助ける事になる。とても面白かった٩(๑❛ᴗ❛๑)۶
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2007~2008年の大阪の町工場の話。
特許を狙う買収ファンドが、町工場の経営者を追い詰めて行く。
それを防衛する男。
買収が必ずしも悪いことではないと思うのですが、買収側は悪者に書かれちゃってますね。
買収の手段に、債券を買い集めの手法があるんですね。
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ハゲタカシリーズの外伝
ターンアラウンドマネージャー・芝野が東大阪の中小メーカー再建に死力を尽くす物語。
母・浅子と長男・朝人、次男・望で繰り広げられる下りは、ベタですが感動しました
あと、桶本さんと田丸くん、芝野さんと望くんの両師弟コンビ(というかがんばるジュニア世代)は、つい応援したくなりました
マジテックの結末は、気分爽快!とはなりませんでしたが、それがリアルなのかもしれない、と感じました。
頭脳戦・心理戦っぽい要素は少なかったですが、ハゲタカ”浪花節編”といったところでしょうか。
これはこれで面白かったです
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『ハゲタカ』シリーズの3、4作目の裏側で、
TAMの芝野健夫は、何をしていたのか…??
そこんとこを描いたアナザーストーリーです。
期待を裏切らず面白かったですよ! ただ…。
ぶっちゃけ、個人的には、
NHKドラマ版の、芝野と鷲津の関係の方が、
ドラマチックで、しっくりと感じてもおり…。
なので、本作品はねぇ…。
芝野は、鷲津とは対極的な立ち位置ながらも、
資本主義の原理の下に、ハゲタカが一目置く、
プロフェッショナルなTAMだと思ぅので…、
本作品には、わずかな違和感も感じたかも…。
もちろん、1本の作品として満足しましたよ!
あとは…、この流れで…、
芝野には、GCのTAMとして、再び、
リーマンショック後のハードな世界で、
活躍して欲しぃな~と…。
来る本編新作も、とても期待しております!!
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2015/8/1読了。
日本を底で支えている中小企業が抱える問題をテーマにしており、ハゲタカシリーズの中では読みやすい方に位置するのでないか。
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ハゲタカの外伝。柴野さんの再就職先でのマジテックを巡る物語。 創業者は鷲津にも出資をしていた発明家であるが、中小なので、狙われやすい。最後は結局米軍事産業に特許が狙われ、解散まで追い込まれるが、一矢報いて新しい会社をまた興す。 そんなことがものがりとして綴られており、結構あっという間に読み終えた。読書後は爽快。良い。
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経済小説は真山仁先生と池井戸潤先生が今の旬でしょう。池井戸先生が銀行サイドから描くのと、ファンド側から描くのが真山先生。面白いぞ
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2015年8月12日
仕事に一生懸命取り組むのは当たり前。
その先に何をみいだすのか。
自分は一体どこを目指しているのか。
上司にめっちゃ怒られた夜、そんなことを思う。
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20150911 ターンアラウンドの芝野氏が主人公のハゲタカ外伝。ちょっと内容が薄く、棚ぼた系の島耕作の話に似ている。情が深いとその分軋轢が生じたらその溝も深いと言う言葉が刺さった。
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「ハゲタカ外伝 スパイラル」読了 ★4つ
相当久々の小説読了。
ドラマでは柴田恭兵がやっている柴野が主人公のサイドストーリー。読んでいないが、前著「グリード」と期間を同じくする物語らしい。
鷲頭は、ほとんど登場しないんですが、おいしいところ持っていくな~(^^)
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#読了。天才発明家の藤村が亡くなった後、専務としてマジテックを支えることを決意した芝野。後継者問題からリーマンショック余波による買収劇などにどう対峙するのか・・・芝野の人間臭さ、そして対称的に描かれる鷲津の人間臭さがよかった。