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アンガーマネジメントの方法について、図解付きで平易な言葉で説明してくれる本。
怒りにみられる4つの特徴では、『怒り』という感情は、そもそもなんなのか、どんな性質があるのかを説明してくれる。どれも心当たりのあるものばかりである。怒っている時に感じていることを言語化してくれると、頭の中が整理しやすくなる。
次にコミュニケーションの3つのタイプについて述べられている。自分がどのタイプに当てはまるか考えながら読むとおもしろい。
最後に怒りを感じた時の11の方法として、7つの対処法と4つの体質改善の方法を教えてくれる。
私はもともと身内に対して感情的になりやすいことを自覚している。他人に対しては比較的冷静でいられるが、身内に対しては些細なことでも気になってしまう。
それも怒りの性質だと分かったので、自分が人と違うのではなく、むしろみんなと同じなんだと思って安心してしまった。
対処方法はなかなか身に付いていないが、時々見返して努力していこうと思う。