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正座待機していた、三月えみサン2冊目のコミックス。
面白かったしすごく読み応えあったけど、萌えが消化しきれずツラい(泣) もっと…もっと2人のLOVEをください…(`;ω;´)
中学校時代の同級生が、不穏な再会を果たす。
板橋は若くして継いだ、商店街の洋服店店主として。
品川は商店街住民の立ち退きを要請する、大手建設会社の社員として。
足立はヤクザに拾われ、商店街の地上げに加担する組員として。
じゅ、純愛~~~っ(ノ_<。)
図体も態度もデカくなったヤクザの足立が、ずっとずっと板橋を想って生きてきたこと。中学の家庭科で板橋に作って貰った大きなパジャマを、身体が追い越して着られなくなった今でも大事に持っていること。
家庭が貧しくて中学の途中で夜逃げして、そこから坂道を転げ堕ちるように裏の世界の住人になってしまった足立。拾ってくれたヤクザの三宅もカッコいい男だけど、板橋にスーツ仕立てて貰った足立がめちゃめちゃ似合っていて萌えた…はぁ、眼福(*/ω\*)
正直、かなり後半まで地上げ・立ち退き問題でハラハラさせられるので『大丈夫かな?私ちゃんと萌えられるかな?』と心配で仕方なかったのだけど(笑) 怒涛の展開を上手く収め、尚且つ足立と板橋をくっつけ、しっかり切なさと萌えを供給してくれた三月さんの力量は素晴らしかった!ラストとカバー下(必見!)は泣ける(涙)
ただね、板橋が足立にほだされたのが本当に『ほだされた!!』って感じで。なんかワタクシ、足立の力業でグイグイ引っ張って板橋が拐われた感が拭えないんですよ(笑) いやそりゃ~あそこまで大型犬に一途になつかれたら、ほだされちゃうよ?わかるよ?でも見守る側の気持ちとしたら、ドラマチックなラストも素敵だけど、もっと甘さというか、安心感が湧くところまで見届けたかったかな…(気分は親戚のおばちゃん)
珍しくアニメイト限定ペーパー付を買い、その後の2人を垣間見れて救われた気持ちが半端なかった(笑) 歳取ると心配性でダメねぇ( ̄^ ̄)
でもまた、墨田も含めて4人で再会するお話とか読みたいです。彼らはまだまだ若くて、明るい未来があるのだから。いままで日陰を歩いてきた足立も板橋に手を引かれて幸せになって欲しいと、切に願わずにいられませんでした。
…良かったね、足立…(涙)
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初読み作家さん。絵柄が躍動的できれいです。下町を舞台にした、893と仕立て屋の話。土地開発と893絡みの地上げ実態や、幼馴染み同士のかたい友情も交えて描かれていて単なる再会愛ものではない、とても味のあるストーリーになっていました。
幼馴染みとの約束…というのはツボです。そしてそれぞれ大人になって昔とは変わってしまった関係がまた切なさを倍増させます。
板橋と足立以外にも品川や板橋、墨田と、とても個性的なキャラが登場していて、もっと彼らのことも知りたくなりました。特に三宅は最後まで本心がつかめず気になる人物でしたね~
どんなに変わってしまっても、中学の頃の想いと約束を忘れていなかった足立の一途さにぐっときました。
コワモテが赤面するのに萌えます。
商店街の今後とともに足立と板橋がどうなるのか、ハードでドラマティックな展開になっていて、ドキドキしながら引き込まれました。
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読み応えのある話だった。1話の段階で板橋のお相手は品川だと思ってたから、まさかの足立でびっくりした。表紙見ろってね。しかしこの足立、超一途で泣かせやがる。告白の上プロポーズみたいなこと言っちゃう中学生足立かわいいし、自分のことで精一杯だったろうに板橋が作ったパジャマ大切にしてずっと板橋のこと想ってた足立なんて健気なの(;_;)
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落としどころはどこだろう?と思いながら読んだ。 そう来たか!
長い間には気持も変わる。もう子供じゃないのだから。
ところで、三宅さん 「そこは もっとこう、、、なんて言うの?」って何なんでしょう? カバー下が面白い!
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スーツ物と聞いて。
予想していたCPじゃなくて、最初、おぉおおん??ってなりながら読んでました。
ラストにかけてボロ泣しながら読みました。
足立が良い男過ぎて辛い。
なんというか、全部持って行かれた感じ。
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スーツ、ヤクザ、幼馴染、いろんな要素の美味しいところが詰め込まれた作品で読み応えがありました。
話の根幹がテーラーとして働く青年なのでヤクザという単語の部分に関しては殺伐とした血みどろな感じを求める方には物足りないレベルの盛り込みかもしれません。
しかし話の内容は割と真面目でBL漫画としてだけでなく普通に面白いです、都市開発に地域ぐるみで反対する主人公や建設会社側の幼馴染、そしてこれまた幼馴染ですが不動産関係者を名乗るヤクザの男の舎弟・・・この3人が中心で彼らの三角関係が面白いです。
ヤクザもの好きな方には中途半端な盛り込みとさっき言いましたが、同じくスーツフェチの人にしてみてもまだまだ要素的に物足りないスーツ分かもしれませんが、個人的にはいろいろな要素がバランスよく入っていてスッキリ読めて良かったです。
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BL抜きにしても面白い作品!地元商店街の仕立屋。土地開発計画で再会した同級生。地上げ屋のヤクザ。恋愛にしても土地開発にしても先の読めない展開でドキドキ。カップリングからして先が読めなかったし!終わりかたもとても良かったー!あぁ本当に良い!スーツ姿も格好いいしね!大満足です
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読ませる系BLで、とてもおもしろいです。消えるかもしれない商店街、友情、恋、ヤクザ、義理などなど、見どころ沢山の一冊で、何度も読んでいます。
個人的には、三月えみ先生の、顔と頭をガッと掴んでするキスシーンのファンなので本作も萌えました♡
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友人から「表紙を見ずに読んで!」と借りたため、途中からカプを見失い大混乱。えっ絶対当て馬だと思ってたのに!?しかもヤクザだし信じていいの!?と終盤まで心を乱されまくり、最終ページまで読んで足立…一途で一本筋が通って良い奴…と本を閉じたあと表紙絵を見てあーー納得……!という素晴らしい読書体験でした。
話の内容もそれぞれの背景、思惑や生きて来た重みがちゃんと乗っていて絡み合って成立していて、情報量の多さに作者の筆力の高さを感じました。他の作品も絶対読みたい。
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面白かったのですが、一巻にやや話を詰め込み過ぎかなと思いました。もう少し長いか、どこかのエピソードを省略するなどすれば格人の思考の流れなどがしっかり読み取れたのではないかと思います。