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確かに本邦初、しかし、ロックの定義がイマイチ。宇多田ヒカルやperfumeを入れるところにやや著者の妥協が見える。歌謡曲やポップスで類書がどんどん出れば面白いのに。
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1970年代以降の様々なジャンルの音楽が紹介されており、新たな発見や深い見識が得られる。
後半では日本の戦後の音楽史が(多少批判的に)欧米の音楽との比較で語られ、そちらも面白く読めた。
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そもそも客観的なロックベスト100など、あまり意味がない。専門家数十人のアンケートをとればその数だけベスト100があるわけで、一人の業界人が「これがベストだ」といっても単なる参考程度と言えるだろう。そういうツッコミを承知で書かれた本だと認識して読んでみたが、やはり個人的嗜好があるように見える。年代的に自分と同学年の著者は同調できるところもあった。1位はっぴいえんど、2位RC、3位ブルーハーツ、4位YMOは妥当とも思えるが、100位以内に細野氏がからんでいるものが多いのは興味深い。
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前半はランキング、後半は著者の視点からの日本のロック史という内容。
はっぴいえんどの影響が、少なくとも筆者にとっては非常に大きいことが読み取れる。オウム事件に対するポップ音楽のスタンスなど、違和感を感じる論考もあるが、基本的には楽しめた。
著者はJポップという言葉に強い違和感を持っているようだが、これには同意。
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一部で書かれている順位よりも二部の世相をからめた歴史の考察が興味深かった。(特に「最初の失敗」やはっぴいえんどの歌詞の解説、アイドルシステムの分析)