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圧倒的カリスマでシーンを牽引するMC漢が初めて語る「ヒップホップ哲学」と、それを裏切るシーンの恐るべき現実。男はいま何を夢みているのか——全ヒップホップ・ファン必読の書!
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面白かった。BOSSとの邂逅やストリート事情、お金のことなどある程度耳にしてはいたけどそういったことも改めて読むと面白かった。時代時代、色々なことがあったんだなぁ、面白いなぁと思いながら結局1日で読み終えた。
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MC漢の自伝。最もリアルという言葉が似合う日本人はMC漢なのではないだろうか。ヒップホップを知っている人なら尚の事、知らなくてもストリートの話しに引きこまれていくはず。読んで良かった!
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30代半ば、信用失墜の人生の氷河期を抜け、ヒップホップのビジネスを立ち上げ、生きる決意を表明した本。まじ最高。
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MSCが「西武新宿線中井に邸宅持つオカルト集団」だった時代の話がヤバすぎる。漢やMSCが沈黙してた頃にネットで流れてた噂の真偽も漢の口から聞けて良かった。
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編集の人の仕事のせいもあるのかもしれないけど、言葉選びがいいです。
ボリューム感があって自伝として普通に面白いし、描写が上手いのか、その時の緊張感や興奮がよく伝わってきます。
個人的にはMSCのリーダーとしての漢さんを知らなかったから、背負ってる感じがかっこよかったです。
通そうとしてる筋も一貫してる。
BOSSとかanarchyとのエピソードも面白かった。
どこまで本当かわからないけど、こういう世界もあるんだなと思いました。
それは行き過ぎでしょっていう哲学もあったけど。
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2017.6.19
ロックバンドやパンクバンドのヒストリー本、アーティストの伝記のようなものは沢山読んできたが、ヒップホップは初めてで、ストリートでの話とか不良っぽい話とか大変面白く読んだ。パンクの人にも共通するけど、ラップ、ヒップホップの人も第一線で活躍してる人は超が付くほど真面目である。
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まず感想としてはめちゃ面白かった。
漢を知ったのはダンジョンだったので、最初の印象はコワモテなキャラ重視のラッパーで、フリースタイルの技術はそこまでかなと思ってたけど、キャラは作ってるわけではなくリアルに醸成されたモノだとわかったし、リアルしかラップしないというルールと、とぢらかというと技術的にうんぬんというより、芸術的なタイプなのがそう見えていたんだと理解できた。
そして、やっぱり信念が固い人は強いなとまた思わされた。
カッコつけたがりなんだけど、それをあるあるネタのように心境を正直に書いてたりしてるのが面白い。
登場人物については注釈で丁寧に説明が書かれていますが、かなり多く複雑に絡みあっているので、よくドラマとかであるヒップホップ関係者の相関図があるとわかりやすいし更に面白く読めそう。
何者でも無いけれど自分も自伝書きたくなった。
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r2.1.9文庫で再読。
初読時よりこの人やべえやつだな。。。と引く意味でも感心する意味でも思った。
面白かった。強面の印象の強い著者がそこまでアウトローな少年時代を過ごしたわけではないというのは意外だったし、後半の所属会社との確執の話は非常にリアルだった。そういう社長、小さい芸能系の会社にいるいる。著者の主張を全面的に信頼するわけではないが、非は会社側にあることは明らかなのではないか、
縦と横の間の、人間関係の斜めのつながりという発想は面白い。現場のリアルを見つめる観察眼と内省的な部分が結合している感じ。
そう、そういう現場とか内面といった部分は非常に強いのだけど、大したこと言ってないリリックを社会派と自画自賛しているところだけは萎えた。狐火、ブルーハーブ、とかは確かにここ数年になってから社会派のリリックを紡いでいるが、ジブラもケーダブも宇多丸も、著者より余程鋭い社会的なメッセージを先行的に発している。そこはどう捉えているのか?著者が社会をどう斬るのか、お仕着せの言葉でなく煮込んだ末に出てくるものを見てみたくなる。
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ヒップ・ホップの世界には一般世界とは異なるヒップ・ホップのルールがあり、たとえばラップバトルで「刺す」と言ったら本当に実行しないとフェイクとされてしまうため、本当に刺さなければならないなどあまりに実直すぎるルールであった。ハードコアの人たちが「菜食主義」と言ったら本当に肉類を口にしなくなるような、音楽には人を生真面目にさせるものが時折ある。そのルールに従っていれば観葉植物などによるストリートビジネスも現行法とは関係なくOKなようだった。
日本版『ストレイ・アウタ・コンプトン』みたいな映画にして欲しい内容だった。今もビジネスに携わっている人がいるだろうに話して大丈夫なのか心配になった。
以前、ZEEBRAさんがドラゴン・アッシュの古谷さんをディスった際に「かわいそうだなあ」と思ったものだが、それはヒップ・ホップの世界ではありであったことが、なんとなく分かった。
先日まで3年間借りていた高田馬場のアパートの近くにこのような物騒な世界が展開していたとはと驚いた。
宇多丸さんやダースレイダーさんといった男の墓場プロの人が登場するのだが、オレが知っているのとは違うどんな顔でMC漢さんと接しているのだろう。LL COOL J太郎を久しぶりに聴きたくなった。
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19780607 佐藤B作の息子 高田馬場四丁目 公文式 早稲田通り サモハンキンポー ユンピョウ 九龍城 北新宿四丁目 くびき顎城村 長岡市 素性 詮索 都営住宅 公務員住宅 貧富の差は露骨だった 西戸山公園 手配師 おたき小滝橋通り 新宿区立戸塚第三小学校 新宿のゲトー感 新大久保の変化 石原慎太郎の浄化作戦 西武新宿線沿いのグラフィティも一気に消された 人種密集地区 新宿区立西戸山中学 端から相手に勝てる見込みがないムードが漂う 仲違いや軋轢 中野三中 中野区の堀越学園 アメフト面白い? 明治通り沿いの現在オリンピックが入っているマンションに引っ越している 梵字ぼんじ 不動明王の文言 お笑い芸人の春日も東京オールスターの一期生だと言っていたから俺と同じチームだったらしい 吼えた 鈴木亜久里 チョコレート 観葉植物 戸塚警察署 字が怒っている 俺らはよりオリジナルなMS思想と独自のルールを必要としていた 『犬、走る』 崔洋一 アムステルダム 2003年B-Boy-Park 外人21瞑想 プロップスも得られる そこにある「何か」を具体的に直接歌うのがラップという表現だ 俺が巻くのはポリスとガンジャだけだぜ 邂逅 かしこ畏まります だいぶギャップ系なんですね でもそのディスの対象は漢だけは当てはまらない 敬う ナナメ社会論 措いておこう お前の股座 忌野清志郎 過激で下品な表現を愛の表現として成立させている そういう逆説的な表現でエンターテイメントできるのがヒップホップの面白さだ 組織の秩序は瓦解してしまう 空気入れ さながら井戸端会議で噂を広める"ミスター主婦"だ 新宿・西早稲田の鎖グループの事務所もそういう賑やかなヒップホップ・コミュニティにする為に作った 俺は代弁者じゃなくて、当事者だ。今再び確信を持って言える…新宿スタイルはリアルな歌しか歌わねえ。
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凄かった。
その一言に尽きる。
と言うか、これ大丈夫なの?と心配になるような話が満載。
ストリートビジネスって何よ?
この本の中でもちょっと書いてあるけど、漢という人は、自分がヒップホップの世界でどいうポジションか、どういう役回りかっていうことを、よく理解してる人なんだと思う。
「リアル」であることへのこだわりも面白い。
本書の中でも書かれているDABOとのビーフも最高。一方でネットのインタビューなどでは、「DA.YO.NE」や「今夜はブギー・バック」への評価を口にしていたりもする。確かにあの世界観の方が、あれを聴いてた頃の僕にとってはリアルだった。
刺激的な一冊。
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MSCで一番好きなアルバム「MATADOR」が「アトトビ系」だと定義されていたことに手を打って納得した。
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この7月に再び大麻取締法違反(所持)の疑いで逮捕された新宿のラッパー、漢 a.k.a. GAMI(カン・エーケーエー・ガミ)の自叙伝。
なかなか面白く読んだ。
この本読んで、つくづく思ったのは…
音楽制作の元手としてストリート・ビジネスが必要。そんな生活をずっーと続けていたわけなので、大麻から足を洗うのは無理なんだろうな。釈放されても、また手を出すんだろうな…
ということ。
合法化の話はさておき…
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おい!編集ちゃんとまとめて!読みづらい。
感想はメモへ。頭悪そうな人の印象が強まった。ヒップホップ全体のシーンの話を聞けるかと思ったら、ただの麻薬密輸成功体験とリアルさを求めたDQN話であった。一番笑ったのが、本家のアメリカ黒人ラッパーが日本の縦社会ラッパーみてドン引きしてた話と