紙の本
情景がいい
2021/04/13 20:33
2人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:さやや - この投稿者のレビュー一覧を見る
作者の近年の作品は全て読んでしまったので、コバルト文庫時代のものにも手を出してみた。設定人物とともによくある少女小説という印象は否めないが、ちょっとした情景描写がいいとおもう。ご都合主義ではない所も好感が持てた。
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下鴨アンティークが面白かったので買ってみましたが(表紙も可愛かった)、コバルト文庫はコバルトでした。敵方や王太子サイドも突っ込んだらもっと面白かったかな。
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人嫌いの旦那様×めげない若奥様の新婚ラブ。歳の差十歳♥
領地をとりあげられて、愛人になるしかないジゼルの前に現れたのは、人嫌いで”刺公爵”と呼ばれる青年公爵・バートラム。突然の結婚話に戸惑うジゼルだったが、したたかな彼女は、領地を取り戻すために彼と仲良くすることに決めたけれど…
人嫌いの彼となんとかして接点をもとうと、奮闘するヒロインという構図。”賭けをしましょう”という副題は、日常の細々とした部分で彼との接点を持つために使われる程度なので、勝負師的な話ではない。
展開は王道だが、キャラの掛け合いが楽しく、作品全体のふわりとした雰囲気は良いです。前半はシリアスだが、後半に王子が登場した辺りからコミカル。
コバルトらしい乙女ノベルとして楽しめた。
http://books117117.blog110.fc2.com/blog-entry-4724.html
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人嫌いの旦那様と自身の願いのため彼に好かれたい没落令嬢の年の差新婚ラブ。人嫌いでジゼルとは関わろうとしないバートラムと接点を作るためジゼルは賭けを提案する。ジゼルにすっかり棘を抜かれて甘くなった薔薇公爵バートラムとジゼルの甘々な空気がなかなか良かったです。腹黒で寂しがり屋な王太子が出てきてから物語にメリハリが出た気がします。後半からの黒幕との対決は若干、駆け足だった気がしますけど、概ね楽しく読めました。
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途中までは普通だったけど棘公爵がトゲを抜かれてから甘~っ!バートラムとジゼルがお互い惹かれあう様になるまでが早かったように思うけど、まあいいでしょう。なかなかいい性格の王太子のエピソードも読んでみたいものです。
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失脚した父が亡くなり、商人の愛人として
引き取られる日にやってきたのは
人嫌いと有名な公爵だった。
王道というか、ツンデレというか…。
デレ具合いにうっかり、にやにやしてしまいます。
旦那様と同じように、親の名誉を復活させられるのか。
が、目的ではありますが、その間
いちゃつき具合が加速していく(笑)
王太子も面白いですし…いや、人の上に立つ者ですから
きっとこれが標準?
個人的には爺コンビの掛け合いが好きですw
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主人公ジゼルの強かさと小娘らしい傲慢さ、情の厚さがとてもよく描かれていて面白かった。人嫌いのくせに懐が深くて優しいバートラム様が素敵だしバートラムの前ではただ可愛いジゼルがほんと可愛い。
可憐だけど強かなジゼルと気難しいバートラムという関係性がひと目でわかる香魚子さんの表紙絵も素敵。
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父が亡くなり、老人の妻になるところを借金のカタに公爵バートラムの妻になったジゼル。
最初はジゼルの父との約束だからと妻にしたあとは放置してるバートラムでしたけど、だんだんジゼルに惹かれてて、お互いに気持ちを伝えたあとは、甘々全開に。バートラムってこんな人でしたっけ?っていうくらいです。