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個性的な登場人物たちと、ありふれた日常の中にある物語。
ただ、有海さんについて謎がとても残る一冊。
今後彼はどのようにこの物語に登場するのか気になる存在でもある。
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人妻に恋する男子大学生と白い犬を連れた謎の人妻。この子がひとのしあわせを祈れる子でよかった。「明日も明後日もその次の日も、特別な日」って考え方素敵。毎日が記念日なんだもんな。それにしても春近、いろいろ汚し過ぎじゃないか?
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う~んなかなか面白い。なんとも言い難い面白さ。
切ないような微笑ましいような悲しいような淋しいような。
これもシリーズ物として続きそうですな。
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【そうか、シリーズだったか】
これを一番に読めば良かったな。アクの強い作品の後だったので、ちょっと読むのが辛かった。
結果的に野﨑まど、西尾維新、森博嗣、野村美月の順だったかな。僕は。
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日常の話だけど、なんだか不思議。
そういう雰囲気の本だった。
犬の有海さんを「夫」というひまりさん。
なんだかまだわからない秘密がありそう。
秘密も気になりつつ、ほんわかした空気に癒された本だった。
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ブクログの献本で頂きました。ありがとうございます。
大学生の春近くんは、1人暮らしを始めて慣れないころに、人妻で夫は学術調査で犬とふたり暮らしのひまりさんと出会って、少し逞しくなる、というお話です。
志村貴子さんの装画が、これ以外にないというくらいのピッタリの絵柄で、この作品の雰囲気を見事に表しています。
日常の謎ときと聞いていたので、もっと厳密、鮮やかなモノを想像していたら、ちょっとした賢く優しいお姉さんならば、簡単に解けるようなゆるゆるのものでした。
タイガ文庫の想定読者は、多分相当若い人たちを充てていると思うんだけど、この水準でいいのかな?と思ってしまいました。
2015年11月14日読了
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野村美月さんのタイガでの作品。
主人公→片思い→人妻⇔相思相愛⇔犬(元人間?)。
人獣ポイント高し。
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春近とひまりさんのなんとも言えない甘酸っぱい距離感がすごく心地よい。
また、似た悩みを持つ者同士である春近と巴崎が恋愛感情なしで仲良くなっていく様も面白かった。
文章が綺麗なのでサクサク読めて、読後感も爽やかな者でした。
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ブクログの献本企画でいただきました。ありがとうございました。(そして公開が遅くなってすみません。)
http://info.booklog.jp/?eid=813
とある街に越してきた男の子が「ひまり」さんという人妻に出会うところから物語が始まる日常系のお話。
淡々と進むほんわか話で、楽しく読めました。ありがとうございました。
(以上、ブログ全文です。)
ブログはこちら。
http://blog.livedoor.jp/oda1979/archives/4991435.html
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この度ブクログの献本で戴きました、ありがとうございます。遅くなりました。
東京の端晴追町で起こる、日常のささやかな謎がベースとなる物語。主人公の木村晴近が、大学二年生から一人暮らしを始めた晴追町で、新たな出会いを重ねていくほんわかストーリー。
キャラクターがとても個性的だが、それに重ねるように晴追町がとても魅力的に映る。「古いけど新しい町」、そんな良い町があるなら住みたいなぁ、と思ってしまう。
登場人物一人ひとりの思いがずっしりと詰まっていて、どの人も深い思いがにじみ出ているから、とても暖かい気持ちになる。特にひまりさんが晴追町と旦那さんについて語る場面は、読んでいるこちらが幸せな気分になってしまうほどだ。
個人的には巴崎と春近の関係はとても微笑ましくて、巴崎の辛いようで、でも切なる願いはぜひとも叶えて欲しいと思う。
最初から最後まで綺麗に人の暖かさに包まれている作品だった。とろとろプリンの意味すら深く感じられた。
以下余談、後付けで出て来たという春近だが、冒頭の一節を除いて、春近の一人称のほうがすっきりする気がした。また彼が周囲からの「スかしている」と見える感じがわからず、最初から優しい少年にしか見えなかった。
この度は良い出会いをありがとうございました。続刊があれば楽しみにしています。
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ブクログさんにプレゼントしていただきました初めて読むジャンルかも。軽いですねえ。こういう作品を入り口にして、たくさんの人が小説に親しんでくれたらな、と思います。
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百年分の幸福。
それは、人の一生分をたやすく満たすほどの圧倒的な幸福だ。だから恋人たちは寄り添い、唇をあわせるのだ。百年分の幸せをこの瞬間享受するために。
恋は、いつか壊れるかもしれない。
情熱は、いつか冷めるかもしれない。
それでも、この五月二十三日のキスの日に寄り添いたい人。
百の言葉を尽くすより、たった一度のキスで伝わることがある。
(P.213)
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僕が出逢った人妻は、謎と笑顔が似合う人でした。「文学少女」シリーズの著者が描く、優しい町の幸せと不思議。
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どんな条件だから人を好きになるのか…じゃなく。
好きな人だから愛するのだな…って思う、ふんわりしたファンタジー。
人妻のひまりさんと大学生の春近は理解しあってるけど結ばれません。でもそれは春近が学生だからじゃなくて、ひまりさんの旦那様とひまりさんが愛し合ってるから。
じゃあ…ここに描かれる、成就しにくいカップルのような恋をしてしまったら、さらっと綺麗に諦められるのかな。
春近の、あなたの幸せを祈ります。
って言葉は、ひまりさんより似合う相手が未来に
出てくるから…そう思うとちょっと胸が痛いです。
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ひまりさんの人のよさにほっこり。春近くんの真っ直ぐさも眩しい。それにしても有海さん、一体何者なんだ!?まだまだ謎がたくさん隠れていそうで、物足りない。