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新建築方式の大聖堂ついに献堂。そして、あっちもこっちも一件落着。カンタベリー寺院の事件も見事にリンク。
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やめられないとまらない。
大河ドラマみたいだ。
アタマの中でキャスティングしながら読めばさらに良し。
この本の悪影響としては、続いて読む本が限りなくツマラナイものに感じられてしまうってコトです。
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上・中・下の三部作で、合計1800ページにも及び壮大な物語。
物語自体も40年以上の年月を書き上げている。
ひたすら大聖堂を立てたい側とそれを阻止しようとする側のヒューマンドラマ。
登場人物が魅力的な人物で、グイグイ物語に引き込まれてノンストップ。
1週間で読みきりました。
典型的な勧善懲悪の物語ですが、俗人的な修道僧などが出てきてくどくない。
さらに、ロマネスクからゴシックへ建築スタイルが移り行く時代の流れも知ることができる。
ヨーロッパに行く前に読んでおけばよかった・・、と思わされた一冊でした。
ホント、お薦めの一冊。
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超大作!いつもはこれくらいの大作で名前が外人だと忘れてしまうのだけど、分かりやすくてスイスイ読める。しかも魅力ある人物ばかりで楽しく読めた。お勧め!!
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人の強さ。キリスト教の説教臭い感じがしなくもないが、それ以上に泥臭く全力を尽くす登場人物たちに真摯な姿勢を思い出させてもらう感じがした。神がすべてを見ていてくれる。この前提で最高に元気をもらえる小説だと思う。私がイメージするキリスト世界の美そのものなエンディング。(070202)
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ついに大聖堂が完成する
しかし問題はまだまだ残っていた・・
激動の51年間に幕が下ります
傑作です、こんな綿密な話は滅多に無い
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2009年5月23日読了。
長かった。
色々な人生が錯綜してて面白かったです。
中世キリスト教徒の世界観というかものの考え方が面白い。
どんなに悪逆非道な事をおこなっても、教会から赦免がもらえればオッケー、天国に行けます・・・みたいな。
最後はハッピーエンドではあるのだけど、ちょっとご都合主義的だったかな。
でも、あの時代の歴史にちょっと興味わきました。
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少し前に続編が出たらしく本屋で平積みにされておりました。興味はあったんですがなんせ分厚い上・中・下巻だしなあ〜と購入までにいたらなかったのですが少し前に古本屋で発見。これはと思い買おうとしたら上・中巻のみ。…まあ下巻は面白かったら買いましょう、ととりあえず2冊だけ買って帰りました。
この間旅行に行った際、読み始めようかな〜と上巻を持って出かけたら… なんと!カバーは上巻。中身は中巻。
…あの時家に帰って中が2冊だったらどうしようと本当に思いましたよ…
本に全然関係のないことばかり書きましたが感想は本当に面白かったです。
読みだすまでに少し時間がかかったのですが読み始めたら早かったですね〜 一日一冊ペースでぐんぐんと。なんせ登場人物が個性豊かで面白い。そんな登場人物達に襲いかかる災難と策略の数々。…悪い人は最後まで悪い人で…ある意味安心出来るんですよね。あ、またこの人出てきたから何か悪いことが起きるな、みたいな。
でもきっと最後はハッピーエンドだろうと信じて読んでおりました。
登場人物は作者のつくったキャラクターでしょうが実際大聖堂が建てられるまでに色々な物語があったのだろうなあ、と思います。
自分もイギリスに行った時にカテドラルを拝見させていただきそのあまりの荘厳さと優美さに圧倒された思い出があります。DCのキャシードラルも素晴らしかったですがイギリス旅行の際は合唱団と一緒に行ったこともあり、聖堂で合唱させていただいたことはものすごく良い体験をさせていただいたな、と思います。はい。
外観も圧倒されますが中に入るとステンドグラスの美しさに日頃信仰心なぞほとんどない自分も何か恐れ多いものを感じる気がしました。こんな大きな、雄大なものを作らせる信仰心ってすごいものだな、と素直に関心した覚えがあります。この話を読んでそんな感覚をつらつらと思いだしました。
お話の軸は宗教や信仰よりもいかに大聖堂の建立が困難だったか、ということとその時代に生きた人々の物語なのでキリスト教やイギリスの歴史に興味のない方でも楽しめると思います。(かくいう私もあまり…興味はなかったです、ハイ)
次のシリーズも買おうかなあ…と考えております。
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ジャックの父親が殺された理由が、いよいよ明らかになる。そこには英国史もちょっぴり絡んでくる。上・中・下とも厚めの本だけれど、ぐいぐいと引き込まれて読み進んでしまう力のある作品だった。外国で何気なく見ていた大聖堂だけれど、今後はじっくりとアーチや彫刻、柱がどこへつながってるかなどを観察して楽しめそう。ロマネスク建築からゴシック建築への変化の過程も、少し知ることができた気がする。
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「大聖堂」完結です。
すべてが、おさまるところにおさまっていく様の気持ちいいこと。
そして、それでも、これでもかこれでもかと続けていく力強さ。
まさに、小説。
物語の魔法が味わえます。
養老 孟司の解説以外、すべてが素晴らしいです。
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読了~・・・バタリ。
堅牢な小説の最後はとても軽やかに締めくくられていました。
「オヤ?」と思いつつ、あとがきで作者が残したかったのはハコモノではなく消えてく側のものだと納得することができました。
形のないものを納める場所だからこそ、堅牢なつくりが必要なのだな~と。
しかしカタカナの名前は覚えにくい・・・そこがネックだな
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大聖堂読み終わりました~
読み応えがありました
最後は一気に昨日の夜中1時までかかって読み切り
イングランドを舞台にしたお話
大聖堂の建築と権力を手に入れるために…
建築職人と伯爵・修道院長・司祭の奮起が描かれた
超大作の作品です
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小さなブロックが積み上がって大きな建物が出来上がる。
それと同じで、小さな要素が積み上がって大きな物語が織り上げられる。
そんな感じ。
無駄な登場人物、無駄なエピソードがない。
ただ、あまりにも偏執狂的にサディスティックな登場人物とかは「なんでこんな人格なんだよ?治らないのか?」と思ったりもするんだが。
分厚いこともあり、読後は達成感。
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3冊目になるとちょっとダレるけど、そんでもやっぱり面白い。悪は苦しんで死ねと思ったけど、あっさりした最後で、こちらとしてはちと物足りない。まぁ皆さん幸せになってよかったよかった。
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めくるめく展開で、本当におもしろい徹夜保証付きの作品。
人の持つすべての欲望がここにあるのでは?
主人公の冷静な頭脳と情熱と折れない心は読む人の心に響き
私も頑張ろうという気持ちになります。
ラブシーンがちょっと下品なのが残念なところ。
なので、☆は4つ。