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「M・エンデ+J・クロウリー+宮崎駿を連想させる圧倒的筆力!」
↑これ帯の宣伝文句ね。
大ファンタジー帝国ですょ、壮大な設定ですょ。
そら巻末に事典も載る筈ですとも。必要だってば。
実際まだ上巻しか読んでないから、どう結末を迎えるかはまだわからない。
でもなんか、、、シュール。
なかなか主人公に感情移入出来ないんだよなぁ。
読んでる間ずっと感じてた違和感はそこなのかも。
もろファンタジーな設定なのに、結構救われない場面とか多くて辛い。
もーちょっと夢見させてくれよ〜ってカンジ。
でも挿絵は素晴らしいです。
ちょっと印象派ちっくなカラーの挿絵につられて買ったようなものです。
ただ下巻を買うかはビミョウ。。
ぃゃ、多分買わない。
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正直言って、ハリーポッターはるかに面白い。スタジオジブリでアニメ化して欲しい作品。何度読んでも、面白い!!
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何年か前、どこかの書評で「和製ファンタジーの大傑作!」と絶賛されていたのを見て、いつか読みたいなぁと思いつつ忘れていまして。最近友人がこれを読んでいたのを見て思い出し、彼女もまた絶賛していたので、じゃあ是非とも読んでみようと購入を決意。
ゆっくり読もうと思っていたのに止まらず、電車移動&待ち合わせ時間を使って上下巻一気に読み終えてしまいました。いやー、ほんと面白かった! 人目がないところで読んでたらきっと号泣してた(笑)
貧しい町で暮らしている身寄りのないペチカという女の子のところに、フィツという妖精が現れるのが物語のはじまり。フィツには地上で最初に出会った人間を調査しなくてはならないという任務があったので、ペチカに付きまとうのですけど、彼が目にするのは人間の汚いところばかり。ペチカは街の人々に辛くあたられたりいじめられたりしているし、ペチカ自身もそんな中で生きぬくために他人を押しのけることをもいとわない。誰も信じられないペチカの姿が序盤は痛々しくてしかたないのですよ。
やがて事件がおきてペチカは町を出ざるを得なくなり、逃げるように旅をはじめることになります。そうしていろんな人と会ったりフィツの真の目的が明らかになったり大変な事件が起きたりしつつ話は進んで行きます。
ネタバレになっちゃうので詳しくは言及しませんが、私は馬車のおばあちゃんのエピソードに(心の中で)号泣しちまいましたよ。最後のほうでペチカがおばあちゃんと再会できた時には、もうほんと心から「良かった……!」と喜んでしまいました。上巻で、いなくなったペチカを必死で探すおばあちゃんの描写が切なくてたまらなかったので……
後半に出てくる人たちにも感動させられましたが、ちょっと人間関係が「魔女の宅急便」みたいだなーなんて思っちゃいました(笑)。オルレア夫妻がオソノさん&旦那さんでヤヤさんはウルスラ……(笑)
(読書日:2004/4/1)
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もうこれを超える西洋ファンタジーには出合うことはないと思う。最初は主人公に感情移入できないが、読み進めていくうちについつい応援してしまう。大切な何かに気づかされた一冊。
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(ネタバレあり)上下巻合わせて、1000ページ弱ある長編です。童話といっても、メルヘンチックなお話ではありません。世界滅亡が関係してくるお話ですから、色々と考えさせられる内容です。ペチカのいる世界の設定も、すごーく細かくてびっくりです。これは・・・自宅で読んだ方がいいかもしれませんね〜。泣けるからです。私が泣いた箇所はいくつかありますが、特に「パーパスでオルレアさん達が出てくるあたり」。嬉し泣きです。物語が進むにつれて、ペチカは大人になってゆきます。年齢だけじゃなく、心も成長していく過程が、読んでて微笑ましかったです。成長していくのは、ペチカだけじゃないんですよ〜。挿絵もついてるし、地図や詳しい説明もついてて面白いですよ〜。ハリポタもいいけど、童話物語の方が読んでて色んな気持ちにさせられました。作中に出てくる「朝はまだ世界の裏側にあった」って言葉が何か・・・好き。
(2005/2*)
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「アンティアーロ・アンティラーゼ」覚えてしまった言葉。最初は少しも感情移入できなかった。でも、どんどん読みは加速していった。人は変われる。2度は読まない。でもそれがいい。
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評判が軒並み良く、また粗筋を拝見しても私好みの内容なので、とても気になっている一冊です。いずれ是非読みたいです。
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図書館で借りて、おもしろかったので文庫も買ってしまった。
向山貴彦といえばビックファットキャットの世界一簡単な英語の本。
ウチにあって読んだけどやっぱ勉強系は…挫折。でもわかりやすい。
あ、童話物語に話を戻さねば。
最初の方はほんとに主人公の少女がかわいそうで挫折しかけた。
でもだんだんその少女に友達が増えてきて報われてきたなぁ、と。(?)
最後はホント泣ける。感動モノ。
でも妖精がでてきてちょっとファンタジー。
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永遠の世界から地上世界へやってきた妖精フィツ。
フィツは9日間地上世界で一人の人間の行動を観察し、地上世界が滅びるべきかを判断するためにやってきたのだった。しかし、フィツが見つけた人間はきわめて性格の悪い女の子、ペチカだった…。
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潔いほど報われない展開に引き込まれずにはいられない。ピンチの時には上手いこと助けが入るなんてファンタジー目じゃない。国内で一番好きなファンタジー。
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面白そう。
ファンタジー系は好きなのさ。
現実じゃない世界に連れて行ってくれるから引き込まれるからね!!
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とても素晴らしい物語。はじめからさいごまで、全く飽きることがなかった。
大きなお話はまだ始まったばかりなのです。
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序盤、主人公の女の子のすさみっぷりがすごい。妖精をモップで叩き落し、子猫をけりで吹っ飛ばす。ほんとは心の優しい子なのに現実は過酷です。テーマは「信じること」でしょうか。これがなかなか難しい。クライマックスで泣かされました。
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綺麗ごとだけじゃない。人間羨んだり、妬んだりしながら、それでも1人じゃ生きられないんだと強く感じる物語です。
世界は滅ぶべきなのか、妖精フィツはその答えを得るために初めに会った人間を9日間観察して判断する使命を果たしに来ました。
その初めて会った少女がペチカ。しかし、その少女は、かなりひねくれた性格をした少女でした。それには訳があって、ペチカは両親を亡くし、よそ者だと村人たちにイジメ抜かれていてたのです。毎日の食事もままならず、生きるのが精一杯。
妖精と居るこ所を村の者に見られ、ペチカの家に火をつけられ、監禁されそうになります。妖精は不吉なものとされていて、ペチカは災いを呼ぶものと見られてしまったのです。ペチカの運命は一体…。
ペチカの身の上が心配で一気に読み上げてしまいました。涙なしでは読めませんでした(T_T)
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今思うと数年前、この本が文庫として出たばかりの頃に本屋で見かけていた。たまたま探し物をしている時に見つけたのだが、やけに分厚い上・下巻だったことと、なんとなく明るいとは言えない表紙絵を覚えている。その当時、ファンタジー方面の本から遠のいていたわたしであったが、タイトルに不思議と惹きつけられて手にした記憶があるのだ。だから、この表紙をネットで見たときに「あれ、どこかで見たことが…」と、デジャ・ヴのようなものを感じた。まさか、この本を読むことになるとは…と奇妙な縁を感じたのである。読後の今は「なぜあの時買わなかったのだろう」と後悔しきりである。でも、まだ読むべきときではなかったのかもしれない。そして数年後にまた再会した事を思うと、必ず読む運命にあった本とも言えるのではないだろうか。大げさかもしれないけれど。【感想は下巻の方に】