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図書館で借りて、おもしろかったので文庫も買ってしまった。
向山貴彦といえばビックファットキャットの世界一簡単な英語の本。
ウチにあって読んだけどやっぱ勉強系は…挫折。でもわかりやすい。
あ、童話物語に話を戻さねば。
最初の方はほんとに主人公の少女がかわいそうで挫折しかけた。
でもだんだんその少女に友達が増えてきて報われてきたなぁ、と。(?)
最後はホント泣ける。感動モノ。
でも妖精がでてきてちょっとファンタジー。
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永遠の世界から地上世界へやってきた妖精フィツ。
フィツは9日間地上世界で一人の人間の行動を観察し、地上世界が滅びるべきかを判断するためにやってきたのだった。しかし、フィツが見つけた人間はきわめて性格の悪い女の子、ペチカだった…。
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潔いほど報われない展開に引き込まれずにはいられない。ピンチの時には上手いこと助けが入るなんてファンタジー目じゃない。国内で一番好きなファンタジー。
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面白そう。
ファンタジー系は好きなのさ。
現実じゃない世界に連れて行ってくれるから引き込まれるからね!!
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とても素晴らしい物語。はじめからさいごまで、全く飽きることがなかった。
大きなお話はまだ始まったばかりなのです。
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序盤、主人公の女の子のすさみっぷりがすごい。妖精をモップで叩き落し、子猫をけりで吹っ飛ばす。ほんとは心の優しい子なのに現実は過酷です。テーマは「信じること」でしょうか。これがなかなか難しい。クライマックスで泣かされました。
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綺麗ごとだけじゃない。人間羨んだり、妬んだりしながら、それでも1人じゃ生きられないんだと強く感じる物語です。
世界は滅ぶべきなのか、妖精フィツはその答えを得るために初めに会った人間を9日間観察して判断する使命を果たしに来ました。
その初めて会った少女がペチカ。しかし、その少女は、かなりひねくれた性格をした少女でした。それには訳があって、ペチカは両親を亡くし、よそ者だと村人たちにイジメ抜かれていてたのです。毎日の食事もままならず、生きるのが精一杯。
妖精と居るこ所を村の者に見られ、ペチカの家に火をつけられ、監禁されそうになります。妖精は不吉なものとされていて、ペチカは災いを呼ぶものと見られてしまったのです。ペチカの運命は一体…。
ペチカの身の上が心配で一気に読み上げてしまいました。涙なしでは読めませんでした(T_T)
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今思うと数年前、この本が文庫として出たばかりの頃に本屋で見かけていた。たまたま探し物をしている時に見つけたのだが、やけに分厚い上・下巻だったことと、なんとなく明るいとは言えない表紙絵を覚えている。その当時、ファンタジー方面の本から遠のいていたわたしであったが、タイトルに不思議と惹きつけられて手にした記憶があるのだ。だから、この表紙をネットで見たときに「あれ、どこかで見たことが…」と、デジャ・ヴのようなものを感じた。まさか、この本を読むことになるとは…と奇妙な縁を感じたのである。読後の今は「なぜあの時買わなかったのだろう」と後悔しきりである。でも、まだ読むべきときではなかったのかもしれない。そして数年後にまた再会した事を思うと、必ず読む運命にあった本とも言えるのではないだろうか。大げさかもしれないけれど。【感想は下巻の方に】
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主人公の貧しさとどうしようもなさにドキドキした。そしてその小さな残虐性にゾクゾクした。かすかな希望は無惨に打ち捨てられる。そして主人公はそんな世間に復讐するかのように小さな悪事を当然のように行う。◆その架空のリアルにしっかりと心を掴まれ、一気に読み倒す。よもやここまで面白いとは思わなかった。どうしようもないのに、かすかに希望が感じられるのだ。そして、貧しさの描写の巧みさから、希望がけして薄くないだろうことが予測できるのだ。
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感動と違う悲しみ。
ペチカの痛みや悲しみを感じられる。
生きるとは何か?死ぬということはどういうことなのか。
それを考えさせてくれる本です。
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最初はペチカが憎々しくてたまらないけどもだんだん愛しくなってくる。それだけいい子に成長していく。ペチカは生きることに必死。凄く分厚いくせに上下続くけど数回読んだ。とても大きくていいお話。
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主人公ペチカはこころのひねくれた女の子。平気で盗む、嘘をつく・・・いきていくために。
それが、妖精フィツと出会うことで、旅をすることで、徐々に変わっていくのです。最後は少し切ないかな?
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辛い境遇のせいで性格が著しくひねくれた少女の話。最初は主人公とは思えないことをしでかすので、別の意味でハラハラします。
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何故かすごい強烈に印象に残る話。母上に聞いてもそうだったようで。彼らがすごく生々しく、生きているように感じられるからなのかな…。
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どっぷりとファンタジーに浸かれる物語。世界観が広く、苦しくても貧しくても、力強く生きていくペチカに惹かれます。上巻では読者側がどきりとしてしまうような少し残酷な部分もあるけど、いつの間にかのめり込んでしまう冒険ファンタジー。