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歯科医が謎を解くミステリ、って本邦初ですよね。
確かに歯型を元に被害者の性別や年齢を割り出したり、個人を特定したり、ってことはよく聞くけれど、それ以外にこんなにもたくさんの謎が歯で解けるなんて!
現役歯科医の七尾さんだから描けたミステリなのだけど、美形ナイスバディの女性歯科医とか、ビジュアル的にも魅力的ですね。ドラマ化するなら誰に演じてもらいましょうかね、などと考えるのも楽しかったです。
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表参道にある歯医者さん。そこで、様々な事件が勃発するミステリー。女優の歯にICチップを入れるのを発見するとか、普通では考えられないとこが面白い。院長を始め、美人歯科医や、歯科衛生士がいて、こんな歯医者があったら行ってみたい(笑)
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本業だけあって歯科治療の詳細が興味深い。普通の歯医者さんでも生活習慣とかわかっちゃうんだろうな。謎解きは探偵役がダブるというか助手に考えさせる必要あるのかな?
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【収録作品】追われる女優/密室の心療内科医/推理する女性歯科医
*ヒロインがただの興味本位で謎を解くわけではないので、嫌味なく読める。歯科の豆知識もあり面白い。
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七尾与史作品初読み。
坂木司氏の「シンデレラ・ティース」を思い出せるミステリー。
事件の性質の割に軽い感じでサクサク読めました。
二話目ではちょっと(゚Д゚)ハァ?ってなる部分があったのは内緒のお話(笑)
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怪しい患者達と最先端の歯医者さんの内部リアルさイケメン先生さすがです❗️
原作七尾良夫先生の謎解きリリコも気になります。
もっといろんな展開できそうだし続くといいな。
口の中見たら全て見通せるとしたら歯医者さん行くのちょっと怖いかもです。
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「死亡フラグが立ちした」と同じ作家のミステリー作品。
作家本人が現役歯科医ということで期待して読んだのだが、評価としてはまあまあ。
連作3編になっているのだが前半2編はなんだかあっさりしすぎてこれで終わり?って感じ。
だが最後の3編目はなかなか読み応えもあり、満足感があった。
なんとなく作品の出来にムラがありそうなので、まだ好きな作家とまではいかないけど、読みやすいのでもう少し他の作品も読んでみようかな。
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知的美人な歯科医。
作者本人が、主人公では、、、、。
本職である歯科医で、隅々に、治療の仕方なども、描がれているが、デンタルクリニックを、ミステリーに結び付けている所は、少し、無理がある所もある。
この本は、3話からなるが、
症例A:追われる女優――奥歯にICチップを入れ込むなんて、昔の007の秘密兵器みたい。
症例B:密室の診療内科医――今流行りのドローンでの犯行。
症例C:推理する女性歯科医――歯科医 この葉の父親の死も、女優の死も解決できるが、古谷陽炎が、助けてくれて、めでたしめでたし。。。
法歯学――最近BSテレビで、BONESやCSI科学班で、歯型から、身元や年齢を見つけ出していたのを放映していた。
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歯科医院を舞台にした連作ミステリ。ミステリとしてはもちろん、歯医者さんに関するあれやこれやも分かります。歯医者さんはあまり好きではないのだけれど(好きな人もいないよなあ)。こんなところがあったら行ってみたいかも?
最初の謎はあまりにシンプルだったので、この調子だとあまり面白くないかと思いましたが。それは杞憂で、あとの話になると事件もスケールアップしてぐんぐん面白くなってきました。歯科医ならではの目の付け所にも納得。そしてあの人やあの人の正体に驚いたりも。テンポよく軽く読めるミステリでした。
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歯科助手時代を思い出す。
なつかしす!
しかしこの病院衛生士五人もいるのに、歯科助手程度の仕事しかさせず
客を延々待たせるため、
女好きの男性客しかいない。
あまり信用出来ない歯医者です。
しかし最後の作品はチーズと紅茶に無理矢理過ぎて爆、
二本目もわざわざの旅行者がたまたまいた医師と同じエリアに住んでて同じ歯科医に通う設定に爆。
トリック思いついた!よーし、
動機後付けて〜、後は適当に♪感が丸見えすぎて逆に凄い。
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表参道ヒルズのすぐ近くにある錦織デンタルオフィスは、
錦織早苗院長以下、スタッフは全員女性という歯科医院。
場所柄、芸能人やセレブ患者も多く、街の雰囲気とともに華やぎに満ちている。
院長以外のもう一人のドクター、月城この葉はもの静かな知的美人。
長い黒髪とFカップの胸、歯科医師としての腕に優れ、彼女目当てに通う男性患者も多いのだ。
だがこの葉は明晰な頭脳をもって、患者をはじめ、様々な人間関係に隠された真実をつかむ、名探偵としての顔も有しているのだ。
錦織デンタルオフィスの歯科衛生士・高橋彩女はそんなこの葉に憧れつつ、期せずして助手的な役割をつとめている。
たとえば、以下のように三つの独立した事件に――。
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なんともゴージャスな歯科医院が舞台である。スタッフ全員が美形の女性で、プロ意識が強く、技術も一流なのである。なんだかんだと理由をつけて男性患者が予約を取りたがる気持ちはよくわかる。男性でなくともお世話になりたくなる歯科医院である。そんな歯科医院の個室で交わされる会話や、受付で得られる情報から、患者の抱える謎を解き明かしてしまう名探偵のような存在なのもまた、美人歯科医・この葉と歯科衛生士・彩女のコンビなのである。しかも、この葉は、自らの父の死に疑問を抱き、その謎を何とか解きたいという思いをずっと抱え続けているのだった。ゴージャスな気分と、見事な推理、そして歯科治療の裏側もちょっぴり覗けて、いろいろ愉しめる一冊である。
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最良の治療をするには、患者の歯や状況からあらゆる事を読み取る洞察力が大切。
洞察力に優れたFカップの美人歯科医師が、治療にやってきた患者の歯を見て、その人たちにまつわる事件を解決していく。
歯科医師の名探偵ぶりに感嘆。歯にフォーカスしたミステリーが新鮮だった。
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名推理のドクターであるこの葉の自然体な魅力が素敵。でも宝塚出身女優を思わせると冒頭で語られた院長の早苗とイメージがごっちゃになったりした。舞台となる錦織デンタルオフィスの様子が、行ったことのある歯科を連想してとてもリアルに感じられた。はじめは登場人物が多くて把握するのが大変だったけれど、読み進めるうち気にならなくなった。主要登場人物紹介にいるもののあまり書かれなかった人物たちにも、最終的にはせっかくだしもう少し深入りしても良かったなあ。作中で度々名前が登場するドラマ「謎解きリリコ」が気になる。。
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毎度のごとく、ドラマ化されるの念頭に置いたようなストーリー。勝手にキャスティング想像したくなる。
歯をテーマにしたミステリとしては普通かもだけど、キャラには好感持てる。こんな完璧な歯医者さんいたらすごいな。
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読み進むほどに謎が謎を呼び、辺りはクエスチョンマークだらけ。ひっかけありトラップありで困惑の極みに達した読者を融通無碍の手ほどきで導いてくれるのが洞察に優れ頭脳明晰な歯科医の女先生。舌を巻くばかりであったが、終章では思いもかけない波乱も。何でもないようなことが串刺しで見事に刺さっていく。圧巻のラストは巻く舌もなかった。