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生きる苦しみに耐えられなくなった人が出家してサンガに入り、修行生活という新たな生きがいを得て人生をリセットする。これが仏教の基本構造。
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文中より
お金のあるなしを幸福の基準にしている自分の価値観を変えることができるかどうかという問題を「人生のリセット」という意味での出家こそが解決策として、効力を発揮する
自分の人生の目標を、今までとは全く違うものに変えてしまいたい。価値観をもう一度リセットしてみたい
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日々是修行、犀の角たち、に続いて読みましたが、ほぼ重複してたので、特に新しい発見はありませんでした。
タイトルが出家的人生のすすめとありますが仏教徒として出家するのではなく、何をするにあたっても出家的精神で一生懸命(自分の生き方を自分の努力で作っていこう)という主張には共感できます。
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出家的人生≒真理探究的人生とし、科学者やニートもその範疇であると。ニートは不本意ながらそうなっている人も多数いるので混同するのはどうかと思うが。
社会は出家者を支える寛容さが必要だし、出家者の方も謙虚さ(俗世的利益を求めない)が必要であると。
即効性を求めるのではなく多様性を認める事により「情けは人の為ならず」とななり、結果社会全体がよくなっていくとの理屈には賛同したいのだが、出家者のフリをしている人も多数いるので、無駄の排除の検証は必要なんだろうな。
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出家的人生、なるほど。
前職の時は、ある意味近いものだったかもしれません。
こういう生き方もありますね。
大学の存在意義も、こういうところにあるという考え方にも、納得。
大学があることで、十八歳になって社会人の条件をすべてクリアした若者が、その段階で一旦立ち止まり、自分が一番望んでいる生き方とはどのようなものか、という問題をじっくり考えるための期間が保証されるのです。
だからこそ大学には、特定の専門科目だけでなく、哲学とか宗教とか、あるいは世界の様々な言語とか、とにかく目いっぱいいろいろな知識を学生に与えるための場が用意されているのです。最良の人生を選び取るための材料を提供してくれる場です。なにもそれを全部マスターして物知り博士になりなさい、という意味ではありません。人生の方向を決めるための判断材料をできるだけ豊富に提供して、間違いのない人生選びをしてもらいたいという思いなのです。
ー 152ページ
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仏教に興味を持つ人の多くは悩んでいる人だと思います。そして、やりたい事だけをしたい、というより殆どが、現状がイヤだけどやりたい事も見つからない、と言う人でしょう。
そんな人たちでも出家的人生は可能でしょうか❓この本を読んだら、ぼんやりと可能性を感じました。
サラリーマン生活に疑問を覚え、複業の小さな会社ビズフォリオを始めました。ビズフォリオがサンガのような存在になってくれたら良いのになあ、と思っています。『自分の頭で考えなさい』と仏陀は言いました。この先、出家的複業生活を模索していきます❗️
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自分がやりたい事をやりたくて転職したはずなのに、結局自分の意思に反してやらなきゃ行けない事が出てくる。
いっそ会社を辞めて自分の好きな勉強や仕事だけやって過ごせたらとも思うが、金銭欲と言う煩悩がどうしても消せず、実行に移せない。
今年は、哲学の勉強とボランティアでの税務支援を実行し、出家的生活に少しずつ近づいていきたい。