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みんなの評価4.3
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評価内訳
2015/01/08 20:39
投稿元:
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まず、なのりさんの挿絵じゃ無いのに驚きました!ひばりちゃんが幼い雰囲気に。久堂先生の怪しい大人の魅力は引き継がれ…私の中では、まぁ、慣れれば大丈夫かも。(^^;; 今回は三作品掲載されてて、女学生探偵らしい学園ミステリーで安心して読めました。最終話の幼い頃のひばりちゃんが可愛い!!周囲の大人に気を使う大人しい、ひばりちゃん。当時、大学生だった久堂先生との出会いで、自分の強気な面も、さらけ出せるほど成長していくんですね。(そりゃ、先生に初恋しても不思議じゃないよね) だけど先生は、ひばりちゃんに異性としての魅力は少なくとも「今は」感じて無いだろうなぁ。むしろ父親のような保護者的な感じ? 「もっと、ひばりちゃんが大人の女性に成長してくれれば二人の関係も変化するのかなぁ」と勝手に妄想しております。(^-^)
2021/04/28 23:56
前作、前々作に引き続き、満足感たっぷりの内容でした。短編+中編集になっているので、ハラハラする場面の多い「推理作家は夜走る」から、ほのぼのとした「雪宿りの作法」まで、幅広い魅力に溢れていると思います。 題にもなっている「アルラウネの独白」は、主人公花本ひばりが通う高校の演劇部で起こる事件が描かれています。謎に立ち向かっていくひばりに、さりげなくヒントを出す推理作家・久堂蓮真先生がまた素敵です。「これは何かのヒントだな!」とまでは思うのですが、結局自分で解き明かすまでには至りませんでした。そして、解決する場面まで読み進めた時にも、出されていたヒントが思わぬ形で利用されていて、度々驚かされました。まさに、ギリギリ手の届かない難易度の謎だと思います。 いやー、解きたかった。